『FF6』このセーブ、上書きすべきか…その判断が裏目に出て、シャドウとシドの生存、水のハーモニー、すべて逃した話【メモリの無駄づかい】
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三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。
何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。
そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回は、SFCで発売された『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズ6作目、『ファイナルファンタジーVI』について紹介します!!
『ファイナルファンタジーVI』とは
本作は人気RPGシリーズの6作目、SFCで発売された最後の『FF』となります。当時かなり高額だったので、そのぶんを取り戻すべく、遊び倒そうとしたものです。
物語性を重視したゲーム構成で、いわゆる現代まで続く『FF』らしさは、この作品から始まったのではないかと、個人的に思っています。
そんな作品で一番の思い出は、セーブデータのやりくり。3つしかセーブを残せなかったので、どこのデータを残しておくかに悩みながらプレイしていました。
セーブの残し方に失敗して……
本作の登場時には、まだネットなどはなかったので、“取り返しのつかない要素”の情報は、周囲の噂話などで聞くことが普通で、自分はちょっと遅れて知ることが多かったのです。
取り逃しは嫌な性分で、当時は何か取り返しのつかない要素が判明するとやり直していたのです。
本作では、大陸崩壊前にモーグリの水のハーモニーを覚えてないとあとで習得できなくなる、魔大陸でシャドウを助けないと仲間に合流しない、シドに与えた魚によって生死が決まる、などがありましたが、その情報を聞くたび、毎回狙ったかのように“直後”のセーブデータしか残っていなかったのです。
そのたびにオープニングからやりなおしていたら、いつまで経っても終わりません。もう“知らなかった”ことにして進めるしかなく、かなりモヤモヤした状態でクリアすることになりました。
当時のゲームは、取り返しのつかない要素が多かったのものありますけどね。すぐに2周目でリベンジしようと思ったのですが……。
結局、それが実現するのに30年以上かかったのでした(下のピクセルマスター版『FF6』のレビュー記事を参照)。
というわけで、昔はセーブできる数が少なくて困ったというお話でした。そのぶん、最近のゲームはいいですね!
ちなみに最新作『FF16』は、セーブヶ所50個に加えて、オートセーブが10個! なんとも便利な世の中になったものです。
最新作でもセーブデータで失敗!?
まったくの余談ですが、『FF16』で、確認のため以前のデータをロードしなくてはならないことがあったのですが、現状手動セーブはしてないけど、10個もオートセーブがあるので、それで戻ればいいやと、以前の手動データをロード。
そのロードしたあとのプレイでもオートセーブされることを忘れてて、10個のオートセーブがすべて書き換えられてしまったという失敗をしました。
いつの世になっても、セーブのトラブルは尽きないものです(自分だけ?)。
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