『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 オーバーブースト』稼働! 初日プレイで見えた6つの注目ポイント

あんまさ
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 バンダイナムコアミューズメントより、6月28日より全国のゲームセンターで稼働を開始した『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 オーバーブースト(以下、オーバーブースト)』。こちらの新機体を含めた体験レポートや、前作からの変更点を踏まえ、6つの注目ポイントに分けて紹介していきます。

注目ポイント① 「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」と「機動戦士ガンダム 水星の魔女」が『エクストリームバーサス』シリーズに新規参戦!

 まずはプレイヤーからガンダムファンまでが注目する新要素、「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」からアースリィガンダム、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」からガンダム・エアリアルが初登場! 稼動初日ということで、その特徴を簡単に紹介していきます。

アースリィガンダム コスト:2500

■参戦作品:「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」
■パイロット:ヒロト

 コアガンダムに搭載されたプラネッツシステムにより、各種サポートメカとドッキングして形態を変更できるガンプラ。本作では、“アースリィガンダム”で出撃し、特殊射撃で“ジュピターヴガンダム”に換装可能。通常時はこの2形態のどちらかで戦闘を行います。

  • ▲チャージ射撃で一時的にヴィートルーガンダムとなり、ホバー走行を行いながら、強力な射撃を敵機に浴びせます。
  • ▲チャージ格闘を使用すると、一時的に近接格闘戦に特化した“マーズフォーガンダム”になり、スラッシュブレイドをはじめとする様々な近接武器で戦います。

 アースリィガンダムとジュピターヴガンダムの2形態の使い分けに加え、チャージ射撃とチャージ格闘の一時的な換装中のみ使用可能なアクションを覚えないといけないため、すぐにこの機体を使いこなすのはなかなかに難しいと感じました。

 ただ、『オーバーブースト』初参戦機体にふさわしい多彩な攻撃手段、各換装形態のアクションのカッコよさなどが相まって、やりこんでみたいと感じさせる機体です。

ガンダム・エアリアル コスト:2000

■参戦作品:「機動戦士ガンダム 水星の魔女」
■パイロット:スレッタ・マーキュリー

 現在放映中であり、7月2日に最終回を迎える「機動戦士ガンダム 水星の魔女」より、ガンダム・エアリアルが登場! 各アクションや格闘コンボ中の動きは、原作ファンが嬉しくなる再現が多く見られました。

 個人的には、『エクストリームバーサス』シリーズでは恒例である、原作を越えたパイロットたちとスレッタとの掛け合いが収録されているのかも気になるところです。

  • ▲ガンビットを用いる兵装を使うと、エアリアルの胸部や背部などにあるシェルユニットが赤く発光する演出が見られます。

 武装は万能機とも言える使いやすいものが揃い、『エクストリームバーサス』シリーズではお馴染みの“降りテク(アメキャン)”もありつつ、戦いの基本を学べるように配慮されているような機体といった印象です。『エクストリームバーサス』シリーズを初めて触れる方でも、使いやすく調整されているのではないのかなと感じました。

  • ▲ニュートラルのサブ射撃で行う“ガンビット【オールレンジ攻撃】”。敵機にガンビットがまとわりつき、自機がダウンしなければ複数のガンビットからビームが自動発射! ガンビットを飛ばすだけでも敵機は回避行動を強いられるので、エアリアルならではの強みを感じます。
  • ▲特殊射撃で行う“ビームライフル【ロングバレル(構え撃ち)】”。こちらはビームの太さと弾速が優秀なので、迎撃手段や敵機の着地を狙うのにも活躍してくれます。サブ射撃を使用していない時は、ガンビットが前方の射撃を防いでくれることもありました。
  • ▲そのほかの注目要素として、バトルBGMにYOASOBIさんの「祝福」が新規で収録! エアリアル以外の機体を使っているときにも「祝福」を聞きたいときは、“ガンダムVS.モバイル”に登録して有料会員となり、ゲームプレイで獲得するGPを使ってショップからBGMを購入し、カスタマイズの対戦BGMで設定しましょう。

注目ポイント② 既存機体150機以上のアップデート

 本作では、“ガンダム”シリーズの多数の作品から、220機以上の多彩な機体が参戦! 前作『クロスブースト』に参戦した機体が使えるのはもちろんのこと、そのうち150機以上は、新規武装の追加やコマンド変更などのリニューアルがされています。また、シリーズアップデート恒例のコスト自体が変更された機体は以下の3機です。

  • ▲シャイニングガンダム:コスト2500→コスト2000
  • ▲ガンダムX:コスト2500→コスト2000
  • ▲ガンダムAGE-2 ダークハウンド:コスト2500→コスト3000

 例えば自分が前作でよく使っていた“ガンダムAGE-1 フルグランサ”ですが、チャージ射撃が前作のチャージ格闘の照射に変化されるといったコマンド変更が多数。ほかにも、前作の特殊射撃で行った一斉射撃がレバー後入れサブ射撃に変更、サブ射撃のミサイルランチャーから射撃派生の追加など、変更点が多くて稼動初日は使い慣れた機体でも混乱してしまうほど……。

 もちろん前作と同様に動かせる機体もあれば、武装やシステムの変更によって使用感がまったく変わってしまった機体も存在するので、プレイヤーは一度CPU戦などで愛機の武装を確認しておいたほうがいいかもしれません。

  • ▲EXバースト中限定、特殊格闘で“ガンダムAGE-FX FXバーストモード 呼出”が1回だけ使用可能に! ほかにも“百式”や“ライトニングガンダムフルバーニアン”など、EXバースト中限定のアシストが追加されている機体があるようです。

注目ポイント③ 新EXバースト“バーティカルバースト”の追加

 前作は5種類から選べた“EXバースト”が、『オーバーブースト』では4種類に変更! モビリティバーストとレイジングバーストが削除され、新たに“バーティカルバースト”が追加されました。

 バーティカルバーストは、発動中に機動力が上昇するほか、ニュートラルでジャンプボタンを2回押すと急降下。ある程度の高さであればそのまま着地をするため、いわゆる“降りテク”の1つとして使えそうです。

 過去シリーズにはない新要素のため、実際に使ってみると使いどころがまだわからず、誤操作で急降下が発動してしまうことも! 操作難易度が上がるのはもちろんのこと、どういったタイミングで発動するのが適切かまだ未知数のため、今後どのような使いどころが確立されていくのか注目したいところです。

  • ▲僚機がEXバーストを発動すると、そのEXバーストに応じて自機がパワーアップする要素も追加されています。効果中は、僚機のEXバーストに対応した色のオーラを自機もまとうようです(画像の僚機はファイティングバースト発動中)。

 各EXバースト発動中の僚機のパワーアップ効果は、下記のようになっています。

バーティカルバースト発動中:僚機の機動力が上昇!
カバーリングバースト発動中:僚機のEXゲージが上昇!
シューティングバースト発動中:僚機の射撃攻撃与ダメージアップ!
ファイティングバースト発動中:僚機の格闘与ダメージがパワーアップ!

注目ポイント④ 1クレジットで勝敗に関係なく2戦プレイできる“2戦コース”の追加

 ソロ出撃とチーム出撃は、前作までのプラスコインモードが削除された代わりに、勝敗に関係なく必ず2戦プレイができる“2戦コース”が追加! こちらのモードを選択すると、対戦2戦でゲーム終了(CPU戦の敗北も1戦にカウント)となります。

 「出先で少し時間を潰したい」「あともう1回やりたいけど、連勝すると時間的にまずい」なんてときにオススメのコースです。ノーマルコースを選んだ場合は、従来通り敗北か最大10連勝でゲーム終了となります。

 フリーマッチは過去の戦績に関係なく、無条件でマッチングするモードです。カード使用時に戦績は保存されませんが、“機体熟練度”“ナビ熟練度”“プレイヤーレベルのポイント”といったものは保存されます。戦績を気にせず、何かしら1つの目標を達成させたいときなどは、フリーマッチでやり込むのもよさそうです。

注目ポイント⑤ オンライン対戦モードが刷新され、新たに“クラスマッチ”が追加

 前作のシーズン制のランクシステムとは打って変わり、プレイヤーごとに“Pilot”“Valiant”“Ace”の3つのクラスに分かれた“クラスマッチ”に変更。クラスマッチの対戦内容に応じて“クラスレート”が変動し、ゲーム側が指定した特定日になると、クラスレートに応じてクラスの入れ替わりが発生します。クラスマッチに参加するには、“ガンダムVS.モバイル”の会員登録が必要です。

  • ▲クラスマッチでは、基本的に同一クラス内でのみマッチングする仕様のようです。

注目ポイント⑥ 店内プレイヤーと2人でトレーニングが可能に!

 店内のプレイヤーとトレーニングモードで1対1の対戦ができるようになりました。トレーニングモードを選択後、またはトレーニングモード中にバトルシチュエーションを設定できます。

 使用用途としてはさまざまな検証のほか、知人や友人とのガチバトル! ほかにも、これから『オーバーブースト』を始めるプレイヤーを誘うとき、操作を教える場としても活用できると思います。

  • ▲ライブモニターのリプレイ機能にも新要素が追加。一時停止機能やEXバースト発動タイミングがわかるタイムラインが表示できるようになっています。

 その他、マッチングタイプからステージ選択までの間、一度だけゲームモード選択まで戻れる“選択やり直し機能”の実装。対戦中にスタートボタンを長押しすることで、僚機からの通信メッセージを遮断する“通信メッセージのミュート機能”の追加など、前作からの変更点は多数! シリーズを経験したことがあるプレイヤーであれば、その変化を実際に体験してみてほしいですね。

 『エクストリームバーサス』シリーズは対戦だけでなく、原作の枠を越えたセリフの掛け合いを探すのも、注目してほしいポイントの1つです。「水星の魔女」からガンダムファンになった人も、ガンダムファンだけどまだ『エクストリームバーサス』シリーズをプレイしてこなかった人も、多くの人が同じスタートラインに立つ稼動タイミングの今は、店舗に足を運んで『オーバーブースト』に挑戦してみる絶好のチャンス! この機会にぜひチェックしてみてください。

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