ニューレイズナーが参戦する“3章Part5”開放! スコープドッグ、ウイングゼロにも新必殺技が!!【スパロボDDコラム#92】

電撃オンライン
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 バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦DD』の第92回コラムをお届けします。

生まれ変わった蒼き流星! ニューレイズナー参戦!!

 6月20日にメインワールド“3章Part5”が開放され、新機体として『蒼き流星SPTレイズナー』から、ニューレイズナー/アルバトロ・ナル・エイジ・アスカが追加参戦を果たしました!

ニューレイズナー&SSR シューティングスター・フォールダウン


【ユニットデータ】ニューレイズナー

【ユニットパーツデータ】シューティングスター・フォールダウン



ニューレイズナー&シューティングスター・フォールダウンの評価(S)

 ニューレイズナーはバランスタイプ、通常攻撃が射程3のビームで登場。シューティングスター・フォールダウンの性能は、ニューレイズナーが装備すれば条件なしで最大射程・移動力+1、攻撃力・照準値・運動性が上がり、気力が10上昇する毎に攻撃力・照準値・運動性がさらに強化されます。

 加えて、ビーム・打撃・実弾属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量の増加効果と、気力130以上のとき全ての攻撃の与ダメージ・命中率・回避率が増加します。性能としては、ここのところの一般的な数値+付属効果に仕上がっていますね。ただ必殺技の属性のバラつきは気になるところ。ブレイカーとして幅広くカバーできるともいえますが、器用貧乏になりがちな感も……。次の必殺パーツに注目したいですね。

 ニューレイズナーは、原作『蒼き流星SPTレイズナー』TVアニメ版第37話にてル・カインが乗るザカールのV-MAX レッドパワーの前に大破したレイズナーに代わって開発されたSPT。作中では“強化型レイズナー”とも呼ばれていますが、レイズナーを地球の技術によって再現した別の機体であり、両機が並び立つシーンも存在しています。

 その初登場は、なんと最終回である第38話。第37話から第38話の間には、ある程度の時間経過があり、エイジたちを取り巻く状況は大きく変化しています。そのひとつが、ニューレイズナー(強化型レイズナー)の登場なんですね。

 そのため、TVシリーズでのニューレイズナーの活躍シーンはごくわずか。グラドスのソロムコ部隊をV-MAXで一掃したのと、ザカールと再戦を演じ互いのV-MAXで激突し合ったのみで、どちらも戦いの詳細は描かれていませんでした。

 ニューレイズナーの本格的な活躍を見られるのは、物語の真の結末を描くOVA『蒼き流星SPTレイズナー ACT-III刻印2000』。地球人によるレイズナーの修復を拒むAI“フォロン”を、新たな身体であるニューレイズナーに移るよう、エイジが説得する場面から同作はスタートします。

 ニューレイズナーは地球製のSPTとしては初の機体。グラドスの反体制派の協力を受け、グラドス製SPTであるレイズナーを参考に開発されていますが、グラドスの技術を再現できたのは約80%程度で、残り20%には地球の技術が使われています。

 とはいえ、部分的には地球の技術のほうが優秀だったこともあり、総合性能では参考元であるレイズナーを凌ぐ機体として仕上がりました。見た目としては、胸部に制動用スラスターが増設されているのが大きな特徴で、ほかにもレイズナーとは細部が異なっています。

 ニューレイズナー1つ目のSSR必殺技パーツ“シューティングスター・フォールダウン”の戦闘デモ演出は、第26話でレイズナーが、海中から飛び立った後にターミネーターポリスと交戦した際のアクションを再現したもの。作中では、第25話から第26話の間に3年もの歳月が流れており、エイジが長い眠りから覚めたことを鮮烈に印象づける一戦となりましたが、ニューレイズナーではなく原型機であるレイズナーでの大立ち回りでした。

 なお『スパロボDD』では、上述の原作第26話に相当する展開において、エイジがニューレイズナーに乗って現れるというアレンジが加えられています。原作と比べると、かなり早めの登場ですね。

 さらに、ニューレイズナーも新たな別機体ではなく、ジョン・ギルバート博士によって修復されたレイズナーという設定に変更されています。ギルバート博士は、原作でもニューレイズナーや地球製の量産SPT・ドールの開発に携わった、反グラドスを掲げる地球解放戦線機構の中心人物のひとりです。

 スーパーバイザーの寺田貴信さんいわく、これらのアレンジには理由があるとのこと。その理由が明かされるには“さまざまな承認が必要”とのことですが、いつかその時が来ることに期待しましょう!

 “シューティングスター・フォールダウン”がピックアップ排出される4ステップアップガシャは、7月15日までの開催となっています!!

 ここからは“3章Part5”の展開をスクリーンショットでチラ見せ!










キリコとヒイロ、戦場を駆け抜ける兵士たちにも新たな力が!

 また、イベント“炎の匂い、傷付いた翼”の開催にともない、スコープドッグRSC/キリコ・キュービィとウイングガンダムゼロ/ヒイロ・ユイには、新たなSSR必殺技パーツが実装! 両機ともに4つ目のSSR必殺技パーツとなっています!!

SSR ラビット・コンバット

【ユニットパーツデータ】ラビット・コンバット



ラビット・コンバット評価(S)

 攻撃力・照準値・運動性が無条件で強化され、気力上昇でさらに攻撃力・照準値・運動性が増加。そして気力120以上のとき、全ての攻撃の与ダメージ増加、実弾属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量の増加効果があります。

 戦闘を行う敵ユニットが4マス以上離れているとき、戦闘時のみ敵ユニットの照準値・運動性のデバフもついています。やや物足りない感はありますが、スコープドッグは実弾属性の必殺が多いので、実弾属性のブレイカーとしての出番はあるかなと。気力の上限を上げることができるので、特殊スキルはレベル5以上にはしておきたいですね。

 “ラビット・コンバット”は、スコープドッグRSCの4つ目のSSR必殺技パーツ。原作TVアニメ『装甲騎兵ボトムズ』の第11話で、キリコがプロトワン(フィアナ)と接触すべく、ウドを牛耳る治安警察の包囲網を突破するために使われた戦法を再現した戦闘デモになっています。

 あらかじめミッションディスクに行動を記録しておいた無人のスコープドッグを放ち、そちらに敵の攻撃が集中しているところを、背後からキリコが乗るスコープドッグRSCで一網打尽にするというオトリ戦法です。前話である第10話では、キリコが吸血部隊として敵味方から恐れられるレッドショルダーの一員であることが判明しており、その面目躍如ともいうべき周到な戦いぶりでした。

 オトリになったスコープドッグはラビットと呼ばれており、これが“ラビット・コンバット”の名前の由来となっています。スコープドッグは、背面に装着するミッションパックにより、さまざまな用途に合わせてカスタマイズできる機種ですが、このラビットはミッションパックなしで手にヘヴィマシンガン一丁を持っただけのプレーンな仕様。ミッションディスクに記録された決まった動きをするだけなので、治安警察の装甲車ガーシムによって、あっという間に破壊されてしまいました。

 状況や乗り手の力量によっては装甲車相手にすら遅れをとるあたりに、ATという兵器の脆弱さ、ひいてはATパイロットを“ボトムズ(最低野郎)”たらしめている理由を見てとれますね。

 なおミッションディスクは本来、機体のオプション装備変更などに伴う重量バランスや出力変更など、多様な局面に対応するための補正プログラムを記録したもので、自動操縦は応用的な使用法です。後にはキリコが、対PS(パーフェクトソルジャー)に特化したミッションディスクを作成したりもしています。

 一方、キリコが乗ったRSC(レッドショルダーカスタム)は、ショルダーミサイルポッド、ガトリングガン、ハンディソリッドシューター、2連SSMランチャーなどの火器を満載した重装備機。レッドショルダーで使われているスコープドッグの装備構成(のひとつ)を再現したものではありますが、同部隊のスコープドッグは部品から厳選されチューニングを施されたものなので、キリコたちがバトリング用のATから独自に組み上げた本機は基本性能から異なっており、より厳密にはレッドショルダー風カスタムとでも呼ぶのが適当でしょう。

 ちなみに、シリーズ屈指の人気を誇るスコープドッグRSCですが、TVシリーズでの使用は第11話の一度きり。それも途中でコンプレッサーが破損したため、乗り捨てられてしまっています。TVシリーズから約30年後を舞台としたOVA『装甲騎兵ボトムズ 幻影篇』には、本機を再現したスコープドッグ レッドショルダースペシャルが登場しています。

SSR ツインバスターライフル連射

【ユニットパーツデータ】ツインバスターライフル連射



ツインバスターライフル連射の評価(S)

 無条件で攻撃力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・照準値がさらに、そしてツインバスターライフル連射の必殺技威力も強化されます。気力130以上のときには、全ての攻撃の与ダメージと命中率が増加。

 そしてツインバスターライフル連射命中時、装備中の使用回数が消費されている精神コマンドの中からランダムで1枠の使用回数を回復します。トップクラスで、間違いなし! というほどではありませんが、使いやすい性能になっていると思います。攻撃役のほか、精神回復があるので脱力などのサポート役もでき便利に活躍してくれるでしょう。

 “ツインバスターライフル連射”の戦闘デモにおけるウイングガンダムゼロは、原作OVA『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』第3話の冒頭に登場した、惑星間航行用ブースターを装着した姿で登場。これが同作で初めて、ウイングガンダムゼロが姿を表した瞬間となります。

 ヒイロは高速で飛来する同機に、速度を合わせたシャトルから飛び移る(!)ことで搭乗。ブースターを切り離して地球へと向かい、大気圏直前で待ち構えていた五飛のアルトロンガンダムと交戦します。五飛との戦いではビームサーベルとマシンキャノンだけで戦っていたため、ツインバスターライフルは使っていません。

 その後、マリーメイア軍が占拠した地球圏統一国家大統領府の核シェルターを攻撃するためにツインバスターライフルが使われていますが、2丁を連結した状態での砲撃であり、分割して両手に1丁ずつ持った状態では登場していません。

 ところで、ウイングガンダムゼロが羽ばたく際に現れる純白の鳥の羽根。あれが何なのかご存知でしょうか? 実は、ウイングガンダムゼロの翼用パーツの一部なのです。

 翼用パーツは、ナノ単位で制御された、鳥の羽根の形状を模した大小の自己相似形構造の集合体(フラクタルフェザーレイヤーストラクチャー=自己相似形状羽根積層構造)となっており、自由落下などの無重量環境下では、自らの基礎構造を再構成しようとするため、熱や衝撃、放熱のために剥落した微小なパーツが、小さな羽が舞っているように見えるのです。

 なお、剥落した羽根が形状を保っているのはわずか数秒で、すぐにガンダニュウムの粒子となって崩壊してしまうのだそう。

 “ラビット・コンバット”と“ツインバスターライフル連射”がピックアップ排出される4ステップアップガシャは、6月30日(13:59)までの開催。どちらも恒常のレアガシャにも追加済みですが、スコープドッグRSCとウイングガンダムゼロを使っている方は、この機会をお見逃しなく!!

 ……といったところで、今回の『スパロボDD』コラムはここまで! 暑くなってきましたので、皆様も熱中症に気をつけてお過ごしください!!





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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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