スーファミ版『ミニ四駆』で藤吉や黒沢を相手にハマった人、挙手!【メモリの無駄づかい:ミニ四駆シャイニングスコーピオン レッツ&ゴー!!】
- 文
- うま
- 公開日時
三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。
何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。
そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回は、SFC(スーパーファミコン)の『ミニ四駆シャイニングスコーピオン レッツ&ゴー!!』についてご紹介。
『ミニ四駆シャイニングスコーピオン レッツ&ゴー!!』とは
本作は、人気アニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!(以下、レッツ&ゴー)』の世界を舞台に、ミニ四駆のレースが楽しめるシミュレーションゲームです。
実際のミニ四駆同様、ボディやシャーシ、タイヤやホイールなどのパーツを自由に組み替えて、さまざまな大会に参加していくことになります。
当時筆者は、ミニ四駆のコースを設置していた隣町のおもちゃ屋さんが閉店して、渋谷の東急百貨店の屋上のサーキットまで1時間かけて通っていた時期でした。そのため、ゲームとはいえ自宅で手軽にミニ四駆が楽しめるとあって、喜び勇んで買ったものです。
ちなみに本作の限定版には、実際のミニ四駆に装着できるシャイニングスコーピオンのパールホワイトボディが付属していたので、これを目当てに買ったという方も多いのでは?
リアルすぎるシミュレーターにハマりました(ダブルミーニング)
そんな本作は、『レッツ&ゴー』の世界が舞台となっていますが、マンガやアニメでおなじみの必殺技とかはなく、本格的なミニ四駆シミュレーターゲームなのです。
とにかく、ミニ四駆で一番大事なセッティングの部分がよくできていて、同じパーツでも消耗具合によって性能が変わったりと、本格的すぎなのです! パーツは20%ほど消耗したぐらいを目安に、大会に合わせてピークを調節するのが大事なんですよね。
みなさんも実際のミニ四駆で、シャーシとかを改造してモーターを回すだけの台を作って調整とかしましたよね? ただパーツを組み合わせるだけではなく、そういった細かいマシンセッティングができるのも本作ならではの魅力でしょう。
ちなみに本作には、隠しパラメーターで主人公の熟練度のようなものがあって、これを上げることでマシンの性能をアップできました。この数値を上げるため、延々とメンテナンスをした記憶があります。マシンのメンテナンスの重要さも教わりましたね!
しかし、この熟練度、ゲーム内で解説がほとんどなかった覚えが。また、速そうなパーツを選んでも実際に走らせたら遅くて、試行錯誤してセッティングのコツを理解するまでが大変でした。
しかも、レースに勝てないとパーツが消耗しすぎて性能が落ちて、さらに勝てなくなるんですよね。セッティングを変えるために新しいパーツを手に入れようとしても、レースに勝てないからパーツ交換に必要なポイントが稼げなくて、さらにハマってしまう子どもが多かったと聞きます。
自分はすでに社会人だったのでなんとかクリアできましたが、1度ハマった覚えが。藤吉とか黒沢の強さを、身をもって知りました。
とはいえ、一度ゲームの仕組みを理解できたら、リアルなミニ四駆のレースが楽しめる名作なのは間違いありません。子どものころに難しくてクリアできなかったという人も、大人になってから挑めばもっともっと楽しめますよ!
ちなみに今はスマホアプリ『ミニ四駆 超速グランプリ』でもミニ四駆を楽しめます。気になる方はぜひ!
こんな思い出(メモリの無駄づかい)もいかが?
-
- ゲーム
【スーパーロボット大戦Z】『スパロボ』は見てないアニメがあっても十分楽しめることを理解した作品【メモリの無駄づかい】
-
- ゲーム
- PC・ゲーム
【ドラゴンスレイヤー】記念すべき『英雄伝説』最初の名作RPG。てれってってってれれ~♪ バトルのイントロが今でも頭から離れない【メモリの無駄づかい】
-
- ゲーム
SFC『バハムートラグーン』乙女なおじいさんセンダックなど個性が強いキャラが多すぎ。そして今でもヨヨは許せない【メモリの無駄づかい】
-
- アニメ・漫画
- グッズ
【転身だァァッ】『五星戦隊ダイレンジャー』手元を見ずにオーラチェンジャーで転身しようと頑張った思い出【メモリの無駄づかい】
-
- ゲーム
『XI[sai]』で雑誌のランキングに応募した25年前。3分間のタイムリミテッドで杉山流や6の目アドリブを覚えた思い出【メモリの無駄づかい】
(C)こしたてつひろ・小学館・テレビ東京
(C)タミヤ
(C)1996 ASCII Corp.
ミニ四駆は田宮模型の登録商標です。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります