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『幻日のヨハネ』2話感想。チカやダイヤ、リコなどAqoursのメンバーが続々登場! 丁寧な脚本に『ラブライブ!サンシャイン!!』ファンの自分もにんまり

カワチ
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 アニメ『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』の第2話“わたしのおしごと”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』第2話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

コミック版とのつながりにもニヤリ

 『ラブライブ!サンシャイン!!』のスピンオフ作品でおなじみのキャラクターたちをモチーフにしているものの、設定が異なる別人として描かれるファンタジー作品『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』。

 第1話は夢を追いかけて“トカイ”に出た主人公のヨハネが故郷の“ヌマヅ”に呼び戻される展開が描かれました。ヌマヅに流れる穏やかな空気が苦手だったヨハネですが、ハナマルとの再会で大事なことを思い出し、“魔法の杖”を手に入れることができたという内容でした。

 今回の第2話は希望に向かうストーリーになるかと思いきや、ヨハネがなにも答えてくれない杖に落胆。ふたたびヌマヅを発とうとする展開からスタート。

 ライラプスにお金が無いことを突っ込まれたヨハネは占い屋をはじめることを思いつきます。じつはヨハネが占い屋をやるのはコミック版『幻日のヨハネ -Unpolarized Reflexion-』と同じ。筆者はアニメがはじまる前にコミック版も予習しておきましたが、1話の段階でまったく違うストーリーだったので、てっきり異なる展開を描くのかと思っていましたが、しっかりつながってくれてうれしかったです。

 占い屋を開業したものの、依頼に来たのはボールを無くして困っている子どもたちだけ。子どもたちを追い払い、ヒマをしているヨハネのもとにハナマルがやってきて、村を案内されることに。

 ここからは旅館の看板娘をしているチカや執務長官をしているダイヤなど、『ラブライブ!サンシャイン!!』でヨハネと同じAqours(アクア)のメンバーだったキャラクターが続々と登場。ヨハネはハナマル以外とは面識が無かったようで、新鮮なやり取りも必見です。

 とくにダイヤは『ラブライブ!サンシャイン!!』の初期には厳しい側面も見せるキャラクターでしたが、スクールアイドルの存在しない『幻日のヨハネ』では敵対する理由もないので異なる第一印象を受けます。真面目な部分が際立つ彼女もいいですね。ただ、いつかは彼女の名セリフである「ブッブーですわ!」も聴いてみたい(笑)

 また、執務室ではダイヤの妹であるルビィも少しだけ登場。本作では彼女が小さい妖精姿で登場することは事前情報で明かされていましたが、実際にその姿を観るとインパクトがあります(笑)。

 なお、『ラブライブ!サンシャイン!!』で実家が温泉旅館だったチカは、本作でも老舗旅館の看板娘に。釘宮理恵さんの演じる母親や、阿澄佳奈さん、伊藤かな恵さんの演じる姉たちもしっかり登場。家族の仲の良さを感じられてよかったです。

 村の案内が終わったあと、ハナマルの仕事に付き添っていたヨハネ。彼女の日銭の少なさに驚いて口に出してしまい、傷つけてしまいます。ハナマルの「お仕事はお金だけじゃないズラよ」のセリフが悲しそうでしたね……。

 ハナマルを傷つけてしまい、自宅の占い屋で落ち込んでいるヨハネのもとに動物学者のリコが登場。『ラブライブ!サンシャイン!!』では小型犬すら怖がるほどの犬恐怖症だった彼女が動物学者になっているのはギャップがあっておもしろかったです。動物を怖がらないリコがなんだか新鮮!

 珍しい狼獣のライラプスに興奮し、専門の機関に申請すれば莫大な研究費が落ちるというリコに、ヨハネはライラプスは家族だからお金に変えられないと訴えます。その自分が発した言葉で彼女は本当に大事なものに気が付くわけですね。うーん、よくできたうまいストーリー。スピンオフ作品ですが、ひとつのアニメ作品としても素晴らしいです。

 終盤には正体がバレバレのような気もする謎のキャラクターたちも登場。いったい、誰が登場したのかはぜひアニメでチェックしてみて欲しいです。

 また、今回はエンディングムービーも初披露されましたが、さすが『ラブライブ!』シリーズだけあって気合い入りまくりでしたね。オープニングも好きですが、エンディングもお気に入りになりました。ぜひ動いている姿を観てみてください!

 キャラクターも一気に登場して盛り上がった2話ですが、カナンやマリなどまだ登場していない人物もいるので続きが楽しみ。早く観たいです!


カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。



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