R-GUNパワード参戦! SRX最強の必殺技、天上天下一撃必殺砲もついに実装!!【スパロボDDコラム#93】

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 バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『スーパーロボット大戦DD』の第93回コラムをお届けします。

新ユニットとしてR-GUNパワードが参戦! そのルーツに迫る!!

 6月28日から開催中の第15回制圧戦“デッド・エンド・シュート”の報酬として、SRXチームのリーダーであるヴィレッタ・バディムと、その愛機であるR-GUNパワードが実装されました!

R-GUNパワード&SSR ハイ・ツインランチャー


【ユニットデータ】R-GUNパワード

【ユニットパーツデータ】ハイ・ツインランチャー



性能情報

R-GUNパワード

攻撃&命中タイプ、通常攻撃:射程3のビーム

SSR ハイ・ツインランチャー

 攻撃&命中タイプのMAP兵器以外の最大射程が1増加し(効果は重複しない。効果の最も高いもののみ有効)、攻撃力・防御力・照準値が12(14.5)%増加する。R-GUNパワード装備時、戦闘回数に応じて攻撃力・防御力・照準値が3.4(4.4)%増加する(最大17(22)%)。自分の攻撃が命中する毎に攻撃力・照準値が2.2(3.2)%増加する(最大11(16)%)

 『スーパーロボット大戦OG』シリーズでのヴィレッタの正体は、SRXチームの前リーダーであるイングラム・プリスケンと同じく、ゼ・バルマリィ帝国が生み出したハイブリッド・ヒューマン、バルシェムシリーズのひとり。密接なつながりを持つイングラムと、R-GUNパワードの前身であるR-GUNは、すでに『スパロボDD』にも実装されていますね。

 ヴィレッタの初登場は『スーパーロボット大戦』シリーズではなく、1999年発売の『スーパーヒーロー作戦』。ゲーム開始時に男主人公を選ぶとイングラム、女主人公を選ぶとヴィレッタを操ってストーリーを進めていくことになります。この時はヴィレッタ・バディムではなく、ヴィレッタ・プリスケンという名前で、イングラムとほぼ同一の設定でした。

 『スーパロボット大戦α』以降、姓になった“バディム”というのは、『スーパーヒーロー作戦』に登場する敵組織の名前で、『α』や『OG』シリーズでも設定上は、同名の組織が過去に存在していたことになっています。

 愛機・R-GUNパワード、およびその前身であるR-GUNも初出は『スーパーヒーロー作戦』で、ヴィレッタ(もしくはイングラム)が乗る主人公機でした。当初は、新西暦195年に月のマオ・インダストリーで発見されたパーツから復元された出自不明の機体で“アールガン”と呼ばれていましたが、後に新西暦155年ごろに開発された、対怪獣用一撃必殺型パーソナルトルーパー・SRXのオプション兵器“R-GUN”が原型であることが判明。

 以降はプラスパーツを装着し、SRXとの連携が可能な“R-GUNパワード”として、ヴィレッタ(イングラム)とともに地球を脅かす敵たちと戦いました。『スパロボDD』に実装されている、SSR必殺技“ハイ・ツインランチャー”やSR必殺技“スラッシュ・ブーメラン”、R必殺技“ツイン・マグナライフル”は、一部名前が異なるものの、いずれも『スーパーヒーロー作戦』から使われ続けている武装です。

 冒頭でも触れましたが、後にリリースされた『スーパーロボット大戦α』や『スーパーロボット大戦OG』シリーズなどでは、R-GUNはヴィレッタともども『スーパーヒーロー作戦』から設定が一部変更されています。今回のコラムでは、ヴィレッタとR-GUNパワードのルーツをご紹介ということで、最新の設定については『スパロボDD』ゲーム内の解説をご参照ください(笑)。

 なお、R-GUNパワードにとって1つ目のSSR必殺技パーツである“ハイ・ツインランチャー”の戦闘デモは、『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』以降の演出をベースに、大幅アレンジを加えたもの。ツイン・マグナライフルでのけん制や、トドメのポーズなどが追加されています。

 また、今回はR-GUNパワードの頭部バイザーからツインアイが光る演出も盛り込まれています。バイザーの奥にツインアイが隠されている設定は、バイザーが黒かった『スーパーヒーロー作戦』の頃からずっとあり、これまでの『スパロボ』シリーズの戦闘デモでも何度か再現されてきました(『スーパーロボット大戦α』や『スーパーロボット大戦α外伝』では終始ツインアイ状態)。

 今年、SMP[SHOKUGAN MODELING PROJECT]のアイテムとして発売されたR-GUNのプラキットでも、オプションパーツによりツインアイタイプとバイザータイプを選んで組み立てることができるようになっています。

天上天下一撃必殺砲、ついに実装! ダイターン3にも原作再現度MAXなコミカル必殺技が追加!

 イベント“鋼人の魂、我とあり”の開催にともない、R-GUNパワード/ヴィレッタ・バディムとSRX/リュウセイ・ダテ、どちらでも発動可能なSSR必殺技パーツ“天上天下一撃必殺砲”と、ダイターン3/破嵐万丈専用のSSR必殺技パーツ“ダイターン・コンビネーション”が実装されました!

SSR 天上天下一撃必殺砲

【ユニットパーツデータ】天上天下一撃必殺砲



天上天下一撃必殺砲評価(SS)

 SRX、R-GUNパワードの共用パーツとなります。攻撃力・防御力・照準値が無条件で強化され、気力上昇でさらに攻撃力・防御力・照準値が増加。そして必殺技スロット1に装備している必殺技の必要アクション数が1減少する効果までが共通の効果となります。

 個別の効果の詳細はながくなるので、wikiをご確認いただければと思いますが、主な効果はSRXが射程や必殺威力が上昇と火力系、R-GUNパワードは周囲へバフとさらにシュウセイへのバフ、そして精神回復とサポ―ト系が主になっています。

 特殊スキルは、やはりスピード強化に加え、重複可能な気力上昇効果のあるリュウセイを優先させたいですね。ヴィレッタは攻撃力・照準値、HPの増加なので、あるに越したことはないですが、リュウセイより優先度はグッと下がります。

 “天上天下一撃必殺砲”は、R-GUNパワードにとっては“ハイ・ツインランチャー”の直後に実装された2つ目のSSR必殺技パーツ、SRXにとっては待望の3つ目となるSSR必殺技パーツです。

 先述した通り、R-GUNパワードの初登場は『スーパーヒーロー作戦』。同機がハイパー・トロニウム・バスターキャノン(HTBキャノン)としての機能を発揮するメタルジェノサイダーモード(銃形態)へと変形し、SRXとドッキングして放たれる合体攻撃“天上天下一撃必殺砲”もまた、『スーパーヒーロー作戦』で初登場した必殺技です。HTBキャノンに汎用性を持たせるべく、パーソナルトルーパー形態への変形機構を追加した機体がR-GUNであるとされており、メタルジェノサイダーモードこそがR-GUNパワードの本来の姿であると言えるでしょう。

 一方、SRXは1996年発売の『新スーパーロボット大戦』が初出で、『スーパーヒーロー作戦』では2度目の登場。『スパロボDD』での“天上天下一撃必殺砲”は、SRXとR-GUNパワードどちらでも発動可能ですが、『スーパーヒーロー作戦』ではSRXからのみ使える必殺技となっていました(R-GUNパワードは単体で放つHTBキャノンを使用可能)。

 以降『スパロボ』シリーズでのSRX登場時には、概ねこの“天上天下一撃必殺砲”が、SRX(およびR-GUNパワード)最強の必殺技となっています。ただし、2021年発売の『スーパーロボット大戦30』にはR-GUNパワードが登場しなかったため、“天上天下一撃必殺砲”の代わりに、SRXの内蔵火器を一斉発射する“SRXフルバースト”が、“天上天下念動爆砕剣”をしのぐ威力の最強必殺技として実装されていました。『スパロボDD』で、SRXの必殺技が新たに実装されることがあるとすれば、この“SRXフルバースト”が有力候補ですね。

 さて『スパロボDD』での“天上天下一撃必殺砲”の戦闘デモ演出は、『第2次スーパーロボット大戦OG』以降のものをベースにしていますが、過去のどの作品よりもR-GUNパワードのメタルジェノサイダーモードへの変形→SRXへの装着が詳細に描かれています。そのR-GUNパワードの変形シークエンスや、砲撃時に現れる照準などは、アニメ『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』第16話『オンリー・ワン・クラッシュ』に登場したカットが出典元です。

 さらに『スパロボDD』では、エネルギー充填時にHTBキャノンの一部(R-GUNパワードの脚部)が展開し、R-GUNパワードの股間部に相当するメタルジェノサイダー(重金属粒子ビーム)発射口から、エネルギーが砲身へと送り込まれていくのが見えるという新たなギミックも盛り込まれています。

SSR ダイターン・コンビネーション

【ユニットパーツデータ】ダイターン・コンビネーション



ダイターン・コンビネーションの評価(S)

 無条件で攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値がさらに強化されます。気力130以上のときには、全ての攻撃の与ダメージと命中率が増加。

 そしてMサイズ以下の敵ユニットとの戦闘時、攻撃力・防御力が増加します。シンプルではありますが、最近の追加パーツの最低限程度の性能は持っているのかなというところ。特殊オーブに重複はなしですが、気力上限アップの効果ももらいましたし。ダイターンが使いやすくなったのは間違いないですね。

 ダイターン3の4つ目となるSSR必殺技パーツ“ダイターン・コンビネーション”は、ダイターン3の武装の大部分を駆使した連続攻撃です。ダイターン・ジャベリン、ダイターン・ファン、ダイターン・ザンバーを次々と投擲し、ダイターン・ミサイルを連続発射。さらに、ダイターン・キャノン、ビッグウェッブを放ち、ダイターン・ハンマーで押しつぶされた敵を、ダイターン・ザンバーにより脳天唐竹割りで両断します。う~ん、こうやって書き出してみても、ダイターンが誇る必殺武器のオンパレードですね。

 さまざまな武器が飛び出す“ダイターン・コンビネーション”ですが、戦闘デモの演出は原作『無敵鋼人ダイターン3』第37話『華麗なるかな二流』において、メガボーグ・キドガーと対峙した際の連続攻撃がモチーフ。一連の攻撃の前にダイターン3のボディがキラキラと輝いたり、戻ってきたビッグウェッブを身をかがめて避けたり、ハンマーを相手の頭上に放り投げて「上だよ上」と指さして警告したりと、コミカルな仕草を含め、作中の完全再現と言える内容となっています。

 メガボーグ・キドガーは、“超一流”であることを志す、破嵐万丈のかつての友人・木戸川がメガノイドのコマンダー・キドガーになり、さらに巨大化した姿。『スパロボ』シリーズでは『第2次スーパーロボット大戦α』に登場したことがあるので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

 万丈に勝つため、その身をメガノイドに変えながらも、他のメガノイドに人質に取られたレイカやビューティらを救うべく尽力した紳士的な心の持ち主で、作中数少ないダイターン3と戦って生還したコマンダーでもあります。

 実はメガボーグ・キドガーに対しては、“ダイターン・コンビネーション”の大部分が有効打になったわけではなく、ジャベリンからキャノンまでの攻撃は機敏な動きで避けられてしまっています。また、ザンバーによる両断も回避されています。命中したのはブーメランのように戻ってくるビッグウェッブや、上から落ちてくるハンマーなど、不意を打つような攻撃ばかりであり、万丈に及ばぬ“二流”と言えども、キドガーは十分に高い実力を持っていたことがうかがえます。

 この攻撃が実装されたということは、もしかすると近々『スパロボDD』にもキドガーが登場し、ダイターン3と対決するのかもしれませんね!

 “天上天下一撃必殺砲”と“ダイターン・コンビネーション”がピックアップ排出される4ステップアップガシャは7月15日(13:59)までの開催。特に“天上天下一撃必殺砲”は期間限定排出となっていますので、新ユニットのR-GUNパワードを第一線で使っていきたい方や、すでにSRXを主力に据えている方はお見逃しなく!!

 最後になりますが、7月16日には『生スパロボチャンネル(アプリ版)』の配信が決定! これまでのことを考えると、番組内で『スパロボDD』の重大情報が公開されるのではないでしょうか? また、翌17日にはJAM Projectによる『スパロボDD』新主題歌『ワンチャンス!』の配信リリースも控えています! 来たる4周年に向けて、超加速していく『スパロボDD』から目が離せませんね!!





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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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