【レビュー】最新ゲーミングスマホ“ROG Phone 7”で『原神』『FGO』はどのくらい快適にプレイできる?

Ak
公開日時
最終更新

 ASUSのゲーミングブランドRepublic of Gamers(ROG)より新発売されるゲーミングスマートフォン“ROG Phone 7”シリーズのレビュー記事をお届けします。

インパクト大の箱は開封時も大興奮! 冷却、サウンド強化、コントローラーとして使えるクーラーも付属

 まずは開封から…ですが、箱の時点でインパクトがすごい!

 まるで基地のような近未来感あふれるデザインです。箱自体は軽いですが、けっこうしっかりした作りで高級感があります。


 箱を開くと、蓋の部分が伸びます。まるで滑走路のよう! マグネット式なので、一度開封しても簡単に蓋をすることができます。

 開封するとこんな感じ。カッコいいロゴの書かれたケースには、スマホカバーやピンが封入されています。

 ケースの下にはスマホ本体がお目見え!


 さらにスマホ本体の下にはバッテリー、ケーブル類を入れるケース、そして強力なサブウーファーを搭載したアクセサリ“AeroActive Cooler 7”が封入されています。


 このアクセサリは、要するにスマホ本体を冷却するクーラーですね。ウーファーも搭載しており、より迫力のあるサウンドが楽しめるようになるほか、ボタンが4個あってそれぞれに操作を割り当てられます。

 機能性にも優れる“AeroActive Cooler 7”ですが、デザインも近未来的。装着時の「ヒューン」みたいな音もSFチックでカッコいい! 意味もなく再起動したくなります(笑)。

 内容物はこんな感じ。箱が大きいのはデザインを重視したというのも理由としてありそうですが、主にクーラーが封入されているからですね。

外付けクーラーは握り心地がいい! ボタン割り振りでゲームプレイに便利

 本商品の最大の特徴でもあるアクセサリ“AeroActive Cooler 7”。

 “ROG Phone 7”の専用アクセサリとなっており、がっちりとフィットします。装着すると少々見た目はゴツくなりますが、手に馴染む形をしているので手に持っても邪魔にならなく、重量も軽いです。ただしサイズは大きいので、場合によってはスマホスタンドに置きながらプレイすると快適かも?

 もちろん、クーラーを装着しなくてもスマホは問題なく起動します。スマホ本体の冷却機能も優秀なので、ほとんどのゲームであれば発熱も気にせずにプレイ可能。ゲーム内設定で高画質設定にして長時間プレイしない限りは、装着しなくても大丈夫です。

 ただしクーラーはコントローラーのようにも使用できるので、ゲームによってはかなり快適にプレイできるようになります。物理ボタンが4個搭載されており、主に画面のどこをタッチするかに割り振り可能。

 ちなみにスマホ本体の角部分にも超音波ボタンが搭載されており、こちらにもキー割り振りが可能です。クーラーボタンと合わせると、合計で6個のボタンを割り振れます。ちょうどゲームパッドのLRボタンのような感覚ですね。

 ボタン割り振りはゲームごとに保存可能。よく使うタッチ操作をコントローラーでも操作できるようになるので、とくにコンシューマーゲームに慣れているプレイヤーにはありがたい! ゲームごとの最適な操作方法を考えるのが楽しいです。

ゲームごとのプレイ感覚をレビュー! 『原神』『PUBG Mobile』『FGO』は快適にプレイできる?

 ここからは、実際にゲームを触れたうえでの操作感などをレビュー! 各ゲームごとのいい感じのボタン割り振りについても考えてみました。

原神

 まずは高画質な3Dゲームの代表格として『原神』をプレイ。

 細かいグラフィック設定が可能で、低スペックなスマホでもプレイできる本作ですが、最高画質でプレイするには相応のスペックが必要になります。

 レンダリング精度やシャドウ品質を高めつつ、フレームレートを60に。スマホ版での最高負荷設定にしても、問題なくプレイはできました。

 ただし流石に長時間プレイしていると、わずかながら発熱も感じられました。その場合は、クーラーを装着すれば問題なしです!

 攻撃や元素スキルなど、画面タッチで行う操作が多いので超音波ボタンおよびクーラーボタンとの相性は良好。

 個人的にはRボタン3種は攻撃、元素スキル、元素爆発。Lボタン3種はダッシュやジャンプなどに割り振るのが馴染みました。

 とくに弓系のキャラを使うときはRボタンでの操作が超快適! 狙いを付けるのがラクになるので、一度使ったらやめられません。

 よりPS版などのコントローラーに近い操作感を重視するなら、Rボタンにダッシュ操作を割り振るのもよさそうですね。

PUBG Mobile

 続いてはFPS系のゲームとして『PUBG Mobile』をプレイ。

 そこまで高スペックが必要なゲームではないので、クーラーなしでも発熱はせず、十分快適です。

 タッチ操作としては、Rボタン(スマホ本体の右角の超音波ボタン)を射撃に割り振るだけでも大分快適ですね。最初は誤動作しがちですが、慣れるとスムーズに狙いを付けやすくなります。

 そのほかのボタンにはリロードやしゃがみなどを割り振ると操作感が向上しますね。とはいえ射撃ボタンだけでも十分操作性は向上するので、クーラーなしでも大丈夫そうではあります。

FGO(Fate/Grand Order)

 コマンドバトル系ゲームの定番として『FGO』をプレイ。

 2Dグラフィックで元々要求スペックは低めなので、もちろん通常プレイに問題はなし。倍速時の高画質化をオンにしても、ほぼ発熱は感じませんでした。

 激しい操作を必要とはしないため、各種ボタン割り振りは重要ではない……と思っていましたが、使っていると意外といい感じ! コマンドカードそれぞれにボタンを割り振っておくことで、画面タッチとボタンの両方で操作できるようになるのが快適です。

 またカレスコ前提で周回する場合は、宝具の位置にボタンを割り振っておくことでテンポよく周回できるようになるかもしれません。周回が重要になるゲームだけに、いろいろな操作性でプレイできるのはありがたいところですね。

パフォーマンスは言わずもがな最高峰! コントローラーのように使えるクーラーボタンも使いやすい

 美麗なディスプレイやバッテリー性能、快適な操作性以外にも、“ROG Phone 7”にはゲーマー向きの多彩な機能を搭載!

 画面上にスクリーンショットや録画ができるボタンを表示させたり、少し前までのゲームプレイ動画を保存できたりとSNS向きの機能も充実しています。

 ゲームによって4つのモード切替も可能ですが、基本は高負荷ゲームを快適にプレイしやすいX-MODEを選べば問題ないかと思います。


 あらゆる面でゲーミングスマホとして最高峰のスペックを持ち、外付けアクセサリーのおかげで音質や冷却性能、操作性を高められる“ROG Phone 7”。とくに激しい操作を求められるアクションゲームを、スマホで快適にプレイしたい人にオススメです!

© COGNOSPHERE
© 2023 KRAFTON, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.
© TYPE-MOON / FGO PROJECT

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら