『幻日のヨハネ』5話感想。ヨハマリ尊すぎる。それしか言葉に出ない。これは最高の神回と言わざるを得ない
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- カワチ
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アニメ『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』の第5話“まおうのひみつ”の感想をお届けします。
【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』第5話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。
繊細な性格をしたマリが新鮮
『ラブライブ!サンシャイン!!』のスピンオフ作品でおなじみのキャラクターたちをモチーフにしているものの、設定が異なる別人として描かれるファンタジー作品『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』。インティ・クリエイツによる本格2Dアクションゲーム化も発表され、ますます盛り上がっています。
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今回は第3話から登場したマリにスポットが当たる回。ほかのキャラクターたちが『ラブライブ!サンシャイン!!』の設定や性格を踏襲していることに対し、本作のマリは内気で引っ込み思案な性格というのが特徴。
元気に「シャイニー!」と言っている小原鞠莉を知っているファンからすると驚きです。今回の第5話では、なぜ彼女がこのような性格になったのか、そしてそんな内気な自分をどう変えていくのかを描く回でした。……端的に言ってサイコー! これまでじっくり描いていたヨハネの成長も回収するまとめとなっており、とても完成度の高い脚本でした。
さて、淡路島をモチーフにしたと思われるワーシマー島にある魔王城に住んでいるマリ。彼女が人と離れて暮らしているのは、人の心の声が聞こえてしまうことが判明します。彼女は幼いころにヌマヅに行ったことがありますが、そのときの出来事がトラウマとなって心を閉ざしていまい、ワーシマーに籠もるようになってしまったとのこと。
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驚いたのはマリが『ラブライブ!サンシャイン!!』で仲の良かったカナンとも面識が無かったことですね。『幻日のヨハネ』と『ラブライブ!サンシャイン!!』は直接的な関係は無いはずですが、まるで本編で鞠莉と果南が出会わなったときのIFストーリーを観ているようで興味深かったです。
他者との違いに怯え、外の世界を決めつけ、ひとり閉じこもるマリを救うことになるのは主人公のヨハネ。マリの姿にかつての自分を重ねたヨハネは彼女をヌマヅへと連れていくことを決心します。
なお、ヨハネは最初、閉じこもるマリに声をかけることができず、二度目に訪れたとき、ついに連れ出すことに成功します。
ヨハネがマリに声をかけられなかったことについて、ライラプスは彼女のツラさがヨハネには分かるからだと教えてくれるのですが、このシーンがあるおかげでヨハネの行動に説得力が増しています。
また、ダイヤがマリの部屋を訪れたとき、マリは出てこなかったものの、ランコが老朽化していて危ないことを手紙で教えるシーンがあり、彼女の優しさが分かるようになっていたり、ヨウやカナンが妖精のルビィとはじめて出会い、彼女たちが仲良くなるところが描かれることで、違うもの同士でも分かりあえることが伏線としてしっかり描写されています。
ひとつひとつがとても丁寧な脚本。繊細な心理描写を描くカットや声優陣の芝居も素晴らしいので、ぜひ映像で追ってみて欲しいです。
二度目に島を訪れたとき、マリとヨハネが本音をぶつけ合うシーンもいいですが、より必見なのは、その後のマリの回想で父親が登場するところ。大塚明夫さんの演技が渋くて格好よかったです。前回の飛田展男さんもそうですが、『幻日のヨハネ』は男性声優が豪華すぎる!
ヨハネがマリととともにヌマヅの町を歩き回るシーンは、出会う人々に怯えてすぐにヨハネの後ろに隠れてちゃうマリが最高にかわいい! まるで母親のようにマリをフォローをしてあげるヨハネも頼もしく、ふたりのセットが大好きになります。これからの時代はヨハマリだ!
ヨハネが町の人に好かれて気さくに対応していたり、マリにとってすごく頼りになる人物になっているのも第4話までの展開でヨハネの成長を描いたからこそ。とても素晴らしいストーリーでした。
次回はふたたびリコが登場するようなので、今度はどんなストーリーになるのか今から楽しみです!
カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。
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