【なつもん攻略】てっぺんをめざせ! 高いところに登る方法(応用編)【日記#08】

原常樹
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 スパイク・チュンソフトより発売中のNintendo Switch用ほのぼの夏休みアドベンチャー『なつもん! 20世紀の夏休み』のプレイ日記をお届けします。

 みなさん、登ってますかー!(挨拶) ライターの原常樹です。

 発売以降なにかとSNSでも注目を集めている『なつもん!』ですが、その中でもとくに話題となっているのが主人公の身体能力の高さでしょう。

 二段ジャンプで軽々と民家の塀を飛び越え、忍者のように屋根の上を駆け抜け、ついには大人でも登るのが難しいような断崖絶壁をも制覇する……サーカス団の跡取り息子として期待されている少年とはいえ、そのフィジカルセンスはファンタジーの世界に登場する勇者が転生したと言われてもおかしくないぐらい。

 そんな彼を操作してシュババッと野山を駆け巡るのが、『なつもん!』の醍醐味であることは間違いありません。

 しかし、主人公をもってしても、本作にはなかなか辿り着けないようなスポットがいくつかあります。とりわけ、大きな冒険“てっぺんをめざせ!”では、6つの難所に到達することが目標に。

 今回は上記の難所を踏破するためのコツを紹介していきましょう。

高いところに登る方法(応用編)

商店街のビル

★必要ステッカーゲージの目安:15程度

 “てっぺんをめざせ!”の課題の中でも入門コースといえるのが商店街のビルの踏破。登りきるために必要なステッカーゲージも少なめで、なおかつ明日葉荘からのアクセスもいいため、気軽にチャレンジできます。

 ステッカーゲージに余裕があれば近隣の民家の屋根から一気に向かうこともできますが、屋上に至るビルの壁面には返しがついているのでどこからでも登れるというわけではありません。

 オススメの登頂ルートは、空調室外機の上に登ってからビルのダクトを伝い、屋上へと至る道筋。壁に平行になるように昇っていけば、返しにも阻まれることなく屋上にたどり着けます。

 屋上には、昆虫が生息しているレンガブロックがポツリ。夏休みの終盤に行くと、珍しい“トゲアリ”も捕まえられます。

山城

★必要ステッカーゲージの目安:15程度

 商店街のビルと同じく入門者向けなのが山城。城の内部は探偵クエストで探索することになりますが、てっぺんを目指す場合は中に入る必要はありません。

 まず下準備として、天狗の山の山小屋にいる山じじい(彼が町から荷物を運び終えたあと)に話しかけることで“天狗のマント”をもらっておきましょう。これでジャンプ中に滑空できるようになります。

 お城の近くに着いたら、裏手(よもぎ滝側)に回り込んで小高い丘を登っていきます。丘の斜面には採掘可能な鉱物があるので、ついでに採掘しておくとホクホクです。

 丘の上に辿り着くと、そこは天守を眼下に眺められる高所。ここから天狗のマントを使ってお城に向かって滑空します。

 少し下にあるお城の屋根上に着地できるので、あとはひたすら壁面を登っていけば、そのままシャチホコの近くに出ることができます。屋根には返しがありますが、一部の屋根が崩れているので問題ありません。

 天狗のマントの入手が少し面倒ではありますが、実は商店街のビルを登るときよりもステッカーゲージを使わないので序盤からチャレンジ可能です。

 天守には4800という高額で売れる“ブリキのシャチホコ”が2つ並んでいます。お城のシンボルマークを持っていくのは罰当たりな気もしますが、どうやら本物ではないようなので、サーカスの資金源として(?)遠慮なく頂戴していきましょう。

時計塔

★必要ステッカーゲージの目安:20程度

 前のふたつのスポットと比べて、ステッカーゲージの最大値が多く必要になるのが時計塔。

 まず目指すべきは資料館部分の屋根上。入り口横にある壁やバス停“時計塔前”の横にある壁を登っていくとたどり着けます。この時点で苦戦するようならば、ステッカーゲージの最大値を増やしてから再チャレンジした方がよいかもしれません。

 屋根の上までたどり着いたら、花の平原側から壁を登って文字盤を目指します。文字盤にはくぼみがあるので、ここで一度休憩してステッカーゲージを回復させつつ、円柱状の壁面へと飛び移って頂上を目指します。

 巨大な時計の文字盤を前にしてついつい遊びたくなる方も多いかと思いますが、針に押し出されて落ちてしまうリスクがあるので、どうかほどほどに(経験者談)。

 ルートさえわかってしまえば、正攻法で登りきれるのが時計塔。屋上の一角には天狗の秘宝の一つである“羽うちわ”が置いてあるので、こちらの回収もお忘れなく。

工場のえんとつ

★必要ステッカーゲージの目安:25程度

 大小ふたつのえんとつが並び、大きい方のてっぺんを目指すことになる工場の建造物。
 近くにはえんとつ山がありますが、あまり高い山ではないので、山城のように高い場所から天狗のマントでショートカットするプランは現実的ではないかと。

 大きいえんとつは中間部に突起があるため、そのまま登ることができません。一度小さいえんとつの上に登ってステッカーゲージを回復させてから、大きいえんとつの壁面に飛び移るのが基本のルートになります。

 ということで、まずは小さいえんとつの土台の上によじ登ってから登頂開始。周りに利用できる建物などはないので、シンプルな自力勝負になってきます。

 小さいえんとつを制覇したら、天狗のマントを使って大きいえんとつへと飛び移ります。中間部からてっぺんまで登るのに必要なステッカーゲージは、小さいえんとつを土台から登りきるのと同じぐらい。25目盛りほどあれば足りる算段です。

 えんとつの上には“レインボーダイヤ”も。足場がかなり狭くなっているので、拾いに行く際に足を滑らせないように注意しましょう。

灯台

★必要ステッカーゲージの目安:40程度

 灯台は探偵クエストでもクローズアップされるので早い段階からチャレンジしてみたという方も多いかと思います。しかし、踏破の難易度だけ見るとトップクラス。ステッカーゲージの最大値が40目盛りぐらいまでないと太刀打ちできません。

 灯台のてっぺんを目指す場合は、灯台の扉の中には入りません。このあたりは山城と同様ですね。

 基本的には入り口近くの壁を土台からひたすら登っていくだけ……。基本的には自力勝負になりますが、近くにある木に登ることで、ある程度の高さの壁面に飛び移れるので活用していきましょう。

 灯台の最上部の屋根は一部が崩れています。こちらを足掛かりによじ登ることになるので、手が届くポジションまで横移動することも大事です。なお、壁に貼りついているときにジャンプすると余分にステッカーゲージを消費してしまうことがあるので、最大値がカツカツな方は時短を考えずにコツコツ登るのがコツ。

 屋根の上には“レインボーダイヤ”が落ちています。灯台の探偵クエストを進めていて、レンズの掃除を行いたい場合は、その一段下まで降りてレンズを調べるようにしてください。

てんぐ山

★必要ステッカーゲージの目安:40程度

 作中でもシンボリックに描かれているだけあって、天狗の山の山頂に辿り着くのは非常に大変です。ステッカーゲージは灯台と同じく40目盛りぐらいはほしいところ。生粋のクライマーにとってはラスボスといっても過言ではありません。

 まずは山小屋の屋根を登っていきます。先には展望台が見えますが、そのさらに奥にあるのが山頂。高いですね……。

 山頂から見て南東の山麓には、キベリタテハが生息している池と花畑が。近くには山頂に近づきやすい斜面もあるので、山小屋からだと遠回りにはなりますが回り込んでみることをオススメします。

 さぁ、ここからが本番。山頂に至る崖には亀裂が走っており、山小屋側には深く亀裂が入っている部分があります。実はここには立つことができるので、ステッカーゲージを回復させるための休憩場所にはもってこい。ここを目指しましょう。

 あとは縦に走る亀裂に沿うように登っていくだけの自力勝負。亀裂から見て右側の斜面が少し低くなっているので、そちらを目指すといいかも。ステッカーゲージがカツカツという方は、ジャンプによる時短は封印しつつ、細かく位置を調整しながら山頂を目指してみてください。

 山頂には石碑があり、その横には天狗の秘宝のひとつである“金剛杖”が突き立てられています。こんなところまでフィジカルだけで登ってくる小学四年生がいるだなんて誰が信じるでしょうか……。

 以上、紹介してきた6つのスポットですが、完全登頂したときの達成感は計り知れないものがありますし、絶景を眺めながら天狗のマントを使って降りるのがまた気持ちいいんですよね! みなさんも、夏の思い出作りにぜひチャレンジしてみてください。

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