感想：アニメ『Lv1魔王とワンルーム勇者』最終回は魔王がいつも以上にマックスにべったりで可愛すぎた

　TVアニメ『Lv1魔王とワンルーム勇者』最終回（第12話）“彼らがもたらしたもの”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『Lv1魔王とワンルーム勇者』最終回の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

再び国を救ったマックスだが……

　レオ、フレッドとの戦いを終え、再び国を救ったマックス。最終回はその祝勝会からスタートしました。

　いつもながら、というかいつも以上にマックスにベタベタな魔王。あえてゼニアを呼ばずに二人きりを演出する辺りもう……。

　忘れそうになりますがこの二人、宿敵なんですよね。魔王は最初からマックス大好きな感じでしたが、ちょっと“大好き”の意味合いも変わっていそうです。

　一方マックスはいまだ魔王にはつんけんした態度をとりますが、“愛ゆえに”的なニュアンスを感じたり。末永くお幸せにしたらいいと思います。

　ただ、国を救う大活躍を果たしたマックスには苦労も待ってそうなんですよね。

　活躍の様子（主に土下座映像）がバズりにバズった結果、国民からの支持はうなぎのぼり。マスコミにも追われまくり、これまでの堕落しつつも平穏な日々は送れなくなってしまいました。

　好転ではあるものの、さてさてこれからどうなっていくのやら。

　マックスが再び国を救うというかなり英雄的な活躍をしたことで、魔王の目的である勇者の再起も果たされていそう？　でも彼女はまだマックスの元を離れるつもりはない様子。

　今後も勇者と魔王＋αのドタバタワンルーム生活は続いていくことでしょう。

レオやフレッドの生活にも変化が

　一連の騒動の結果、レオやフレッドの生活にも変化が起こりました。自治区の区長になったレオは生き生きとしていて、見ているこちらもうれしくなります。

　彼には複雑で薄暗い政治問題から離れたところで、仲間たちとのびのびとした生活を送っていてほしいですね。

　一方のフレッドは変わらず政治のど真ん中。紆余曲折の結果、本人の意思は別としてかなりの出世を果たしました。今後も彼の苦労は続きそうです……。

できるならアニメでも続きが見たい……！

　物語はかなりきれいにオチが付き、モヤモヤした感じもなくワンクールでしっかり楽しめる内容になっていました。

　実際12話完結の物語としてかなり完成度が高かったので、「これで終わり！」と言われても強く反論はできません。できませんが……できることなら続きもアニメで見たい！

　マックスと魔王はもちろん、大きな問題を乗り越えたレオとフレッドが今度どんな活躍をするのか。

　もちろん原作漫画で続きを読むことはできますが、本作は映像のクオリティも高く、声優さんたちのキャスティングや演技もキャラにハマりまくり。

　もう中村悠一さん演じるマックスと大空直美さん演じる魔王の掛け合いが癖になっちゃってるんです……2期、待ってます!!

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