『FF8』でリノア無双。システムを見落とした結果、むしろウィッシュスターでヤバいことに!【メモリの無駄づかい】
- 文
- うま
- 公開日時
三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。
何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。
そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回は、Play Stationで発売された『ファイナルファンタジー VIII(FF8)』についてご紹介。
『ファイナルファンタジー VIII(FF8)』とは
本作は、1999年にスクウェア(現在のスクウェア・エニックス)から発売された、『ファイナルファンタジー』シリーズのナンバリングタイトル8作目です。
主人公は、傭兵育成学校バラムガーデンに所属する特殊部隊SeeDの一員であるスコール。彼がガーデン所属の仲間たちや、レジスタンスのメンバーであるリノアとともに、魔女イデアとの戦いの渦へと巻き込まれていく物語です。
ストーリーが気になりすぎて進めた結果、リノアが無双ってどういうこと!?
『ファイナルファンタジーVII』を発売日にプレイできず、遅れて『インターナショナル』でプレイした結果、職場でエアリスに関するネタバレをくらった筆者。『FF8』ではネタバレされないようにと、発売してすぐに買ったのを覚えています。
さっそくプレイしたら、リノアから「私のことが……好きにな~る好きにな~る」って言われたのが衝撃的すぎて、すっかりハマってしまいました。このキャラたちがどんな物語を歩んでいくのだろうと、先の展開が気になったのが運の尽き。寝る間も惜しんでずっとプレイしていました。
普通ならせっせとレベル上げをしながら進めるところでしょうが、筆者はモンスターを倒してレベル上げするのが大の苦手なんです……。たまたま目の前に現れただけのモンスターを倒すとか、かわいそうじゃないですか!
しかし、本作ではG.F.のディアボロスの“エンカウントなし”があれば、ボス戦以外は戦闘しないで進められるという筆者好みのシステムがあるのです。そんなわけで、ストーリーの続きを見たくて、エンカウントなしも使って突っ走ったのですが、ゲームの後半になってから気づいたことがありました。それは、リノアの特殊技“コンバイン”が、ペット通信を読んでさらに一定の歩数を歩かないと覚えられないことです。
どおりで“アンジェロキャノン”しか使わないと思ったんですよね……。アイテムの取りこぼしとか気にしない性格なので、まったく気づきませんでした。早速ペット通信6号を使って覚えたのが、“ウィッシュスター”。結果として、これがよかった。
というのも、リノアの“コンバイン”は、覚えている技のなかからランダムで使ってくれるのです。つまり、うちのリノアはほとんどの技を覚えてないので、普通にプレイするよりも高確率で“ウィッシュスター”を使ってくれることに!
そのおかげで、ザコ戦は“エンカウントなし”で回避し、ボス戦では精製しておいた“オーラ”をリノアにかけて、すぐに“コンバイン”を使ってほぼ一撃で倒すというイージープレイができました。リノアのおかげで戦闘でひっかかることなく、物語に集中して楽しめました。
また、クリア後に知ったのですが『FF8』はパーティメンバーのレベルが上がるほど、敵のレベルも上がるシステムだとか。ストーリーが気になってレベル上げをほとんどせずに突っ走ったことが、ここまでかみ合うとは思いませんでした。
そんな『FF8』ですが、『FINAL FANTASY VIII for PC』のリマスター版となる、『FINAL FANTASY VIII Remastered』が発売されています。冬休みとかに、じっくりと最初からプレイしたいですね。ストーリーを全部知っている今、今度は先を急がずに、ペット通信もちゃんと読んでプレイしてみようかな!
■『FINAL FANTASY VIII Remastered』
うま:かつては、とあるメーカーでゲームを作っていたり、デパートの屋上で特撮ヒーローの中の人だったりしたライター。
こんな思い出(メモリの無駄づかい)もいかが?
-
- ゲーム
【スーパーロボット大戦Z】『スパロボ』は見てないアニメがあっても十分楽しめることを理解した作品【メモリの無駄づかい】
-
- ゲーム
- PC・ゲーム
【ドラゴンスレイヤー】記念すべき『英雄伝説』最初の名作RPG。てれってってってれれ~♪ バトルのイントロが今でも頭から離れない【メモリの無駄づかい】
-
- ゲーム
SFC『バハムートラグーン』乙女なおじいさんセンダックなど個性が強いキャラが多すぎ。そして今でもヨヨは許せない【メモリの無駄づかい】
-
- アニメ・漫画
- グッズ
【転身だァァッ】『五星戦隊ダイレンジャー』手元を見ずにオーラチェンジャーで転身しようと頑張った思い出【メモリの無駄づかい】
-
- ゲーム
『XI[sai]』で雑誌のランキングに応募した25年前。3分間のタイムリミテッドで杉山流や6の目アドリブを覚えた思い出【メモリの無駄づかい】
(C)1999 スクウェア
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります