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『ファイアーエムブレム紋章の謎』死ぬと復活しないシビアさに命の重さを教わった…リセット祭りの思い出【メモリの無駄づかい】

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 三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。

 何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。

 そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回は、任天堂の人気SLGシリーズの初期作『ファイアーエムブレム紋章の謎』を紹介。

『ファイアーエムブレム紋章の謎』とは

 本作は、1994年1月に任天堂から発売されたSFC用ソフトです。1作目の『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』のリメイクを第1部、新作の続編を第2部として収録するという、リメイクと新作を一緒にした贅沢なゲームでした。

 が、実はFCで出ていた『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』はプレイしておらず、自分はこれは始めてプレイしたシリーズとなりました。未プレイの1作目が一緒になっているならと思って買ってみたら、結果として大ハマりすることになるのでした。

『ファイアーエムブレム』に命の大切さを教わりました

 ハマった理由はいろいろあるのですが、個人的には、やはり倒されたキャラクターはもう二度と登場しないというシビアさ。
(オームのつえという例外はありますが)

 SLGは好きでしたが、ユニット(キャラクター)がこれだけ大切に思えたゲームは始めて。たかがゲームとはいえ、それだけユニットの死が怖かったのです。

 1人1人のキャラクターが1つの命なので大切に育てなければならないんだと、まさに命の重さを感じさせてくれたゲームでした。

 そのため、とにかくキャラクターを殺さないことを念頭に、地道にゆっくり、リセット使いまくりで基本すべてのキャラクターを育てていました。

 おかげでクリアまでに凄まじく時間がかかった記憶があります。なんせ死ぬたびにリセットしてやり直してましたから。あまりに遅々として進まないため、途中でストーリーを忘れるくらいでした。
(グルニア黒騎士団のカミュのグラディウスの強さに涙した方も多かったのでは?)

縛りプレイみたいな遊び方も? 遊び方は人それぞれですけどね

 ところが、当時同じゲームを遊んでいた知り合いが、“気に入らないキャラクターはわざと殺してゲームから排除する”というプレイをしていると聞いて驚きました。

 ある意味“縛りプレイ”のようなもので、最終的に数人しか残らなかったらしいですが、それでもしっかりクリアしたというのだからスゴイ。このゲーム、色々な遊び方ができるのだなと感心しました。

 ちなみに現在も続くこのシリーズ、最新作『ファイアーエムブレム エンゲージ』でも、この“倒された仲間は二度と使用できない”という要素は、“クラシック”モードにすることで体験することができます。
※逆に倒されても次ターンに復活するフェニックスモードなんてものもありますが。

 昔のシビアさを感じたいなら挑戦してみて下さい。自分は、あの頃の怖さをまた味わいたくないので選びたくないですが(笑)。

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※画像は公式サイトよりキャプチャーしました
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