CBTレビュー:『星彩のメトリア』は多彩な戦術が光る爽快バトルが楽しめる3DアクションRPG!

滑川けいと
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 アソビモの完全新作となるスマートフォン用アプリ『星彩のメトリア(せいさいのめとりあ)』のクローズドβテスト(CBT)が、本日10月16日18時まで開催されました。

 本作は、キャラクターを操作して物語を進めていくアクションRPG。『イルーナ戦記オンライン』の制作スタッフが携わっている話題のゲームです。

 本稿ではCBTを通して感じた本作の魅力について紹介していきます!

魅力的なキャラクターが彩る物語

 本作の舞台は、“ロナティス大陸”。大陸一の王国サリアンには王とそれを支える“アステ騎士”たちが国を守っていました。

 ……が、突如謎の勢力に城を攻め落とされてしまいます。

 主人公はアステ騎士を目指す見習い騎士“リオ”。敵の侵攻を受けるなかサリアンの姫“ロアーラ”を守っていましたが、気付くとそこは城ではなく自然広がる大地でした。

 リオはロアーラ姫の安否を確かめるべく、リオと同じく転移してしまったアステ騎士のルーカスとともにサリアンを目指すことになります。

  • ▲物語を通して多くのキャラクターと出会っていきます。

 本作の物語はフィールドを自由に走り回り、メインとなる“クエスト”を達成することで進んでいきます。

 フィールドは広大ですが、受注しているクエストの目的地はどこにあるのか常に表示されているので迷う心配はありません。

 メインストーリーを楽しむだけであれば、案内に従っていくだけでストレスを感じることなくプレイできます。

  • ▲目的地までの距離も表示されており、どのくらいで到着するのかひとめでわかります。

 楽しめるのはメインストーリーだけではありません。プレイして驚いたのは、サブクエストの多さ! 特定のNPCからサブクエストを受けられるのですが、これらはフィールドのいたるところで受注できます。

  • ▲こちらは序盤のフィールドの画面。黄色のアイコンが表示されている場所でサブクエストを受けられます。

 さらにひとりのNPCから受けられるサブクエストをクリアすると、その続きとなるサブクエストも発生。上で紹介した画像では6個のサブクエストが表示されていますが、実際はその2~3倍の数のサブクエストが受注できます。

 数もそうなのですが、同じNPCから複数のサブクエストを受けられるということは、そのNPCの性格や背景をより深く知ることができるというのもポイント。NPCもこの世界で生きるひとりの人物として描かれ、作り込まれているなと感じました。

  • ▲いろいろ受注していると、画面左にクエストがずらり。

 クエストをクリアするためにフィールドを駆け回るわけですが、その景色にも注目したいところ。草原や川など細かな描写はもちろんですが、特に外のフィールドだと青空の割合が多く、そのおかげもあってかスマートフォンでプレイしているとは思えないほどの開放的なプレイ感でした。

  • ▲フィールドでは伐採や釣りなども可能。

3人1組で多彩な戦術が光るバトル!

 フィールド上にはいたるところにモンスターが徘徊しています。本作では、それらのモンスターを攻撃するもスルーするもプレイヤーの自由。バトルを行う際は戦闘画面へ移行するのではなく、そのままバトルを行えるため、ストレスフリーのバトルが楽しめます。

 バトルは攻撃アイコンをタップするだけのシンプルな操作。また、キャラクターはふたつのスキルと必殺技が使用できるため、それらを駆使して戦っていくのです。

 キャラクターの動きもスピーディで爽快感は抜群。アクションゲームが苦手という方でも、ボタンを押しているだけで簡単に“戦っている感”を味わえます。

  • ▲攻撃ボタンを押すだけで、簡単にコンボがつながります。
  • ▲必殺技はカットインが入る迫力ある演出が。

 さて、そんな本作のバトルで特徴的なのは“3人1組”で戦うということ。ただ3人1組といっても3人で一緒に戦うわけではなく、パーティに編成した3人のキャラクターを切り替えながら戦っていきます。

  • ▲画面右上の切り替えボタンを押すと瞬時に入れ替わります。

 切り替え自体にクールタイムなどはなく、いつでも気軽に使用可能。そのため、バトル中は最大6個のスキルが使用できるといってもよいでしょう。

 さらにスキルの効果はパーティ全体に影響するのもポイント。火力アップのスキルを使用後アタッカーに交代すれば、より高いダメージを敵に与えられます。この効果を活用して、基本的にはアタッカー、補助、回復といった編成がいいのかなと。もちろん好きなキャラクターだけで組むのもよいでしょう。

  • ▲キャラクターは、リオやルーカスなどメインストーリーで自動的に仲間になる者以外にも、ガチャで入手できます。
  • ▲キャラクターたちはバトルで得られる経験値をためてレベルを上げるだけでなく、武具やタロットといったものを装備することで強化できます。

拠点の開発で冒険はもっと快適に!

 物語をある程度進めると“アラグーン”という場所に訪れることができるようになります。

 この場所はプレイヤーの拠点になる場所で、マルチプレイや武具武器の作成など、さまざまなことを行うことが可能。拠点の各施設はプレイヤー自身が開発・強化をする必要があります。

 強化していくことで新しいアイテムが作れるようになるので、施設の強化に必要なアイテムの収集をしたくなり、ついついフィールドを探索したくなっちゃうんですよね。

  • ▲強化に必要な条件は拠点で確認できます。
  • ▲武具を作成すると、特別な効果がランダムで付与されます。

 今回CBTをプレイしたわけですが、続きが気になる物語はもちろん、大量のクエストや拠点開発など多くの要素が用意されており、RPGとして飽きのこない作りになっているなと感じました。

 できることが多いので何をすればいいか迷ってしまいそうですが、メインクエストクリアを目指す→キャラクターのレベル上げを兼ねてサブクエストをプレイ→キャラクターを強くするために拠点の強化……といった流れでプレイしていけばOK。

 バトルもスマートフォンに適したシンプルな操作でありながら、スタイリッシュで爽快感があります。今のままでも十分に楽しめるのに、CBTの反響を受けてさらにパワーアップすると思うと……正式サービス開始が待ち遠しくてたまりません! 


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