【エクウィズ自腹攻略】『ウィザードリィBC』のゲームサイクル、バトルのコツを解説。気になるWiz要素は?【電撃NFTゲーム】

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 財テク大好きな電撃のアラフォーリーマンがBCG(ブロックチェーンゲーム)に自腹で挑戦する企画を勝手に始めます!

 財テク大好き、ゲームはもっと好きな筆者は、BCGも色々なタイトルに手を出しては損ばかりしている、いわば電撃の逆張り番長。そんな筆者が「働きたくないなー。ゲームだけプレイしてお金稼ぎたいなー」とBCGにチャレンジしていきます。目指せ原資回収!

 記念すべき(?)第一回はINO(NFTの先行販売のようなもの)が超速で完売したことで話題になった『Eternal Crypt - Wizardry BC -』(エクウィズ)。10月19日より、先行販売されたNFTの購入者のみ挑戦できる先行リリース版が始まっています。

『Eternal Crypt - Wizardry BC -』(エクウィズ)とは

 『GGGGG』などのBCGと『Wizardry Variants Daphne』といったウィザードリィ新作を展開予定のドリコムが仕掛ける、「Wiz」×「BCG」の期待の新作です。

 世界観はWizを踏襲しつつ、ゲーム性はクリッカーゲームとなっており、重厚な世界観を手軽に楽しむことができます。そしてもちろん、BCGなので、ゲームを楽しみつつ、ちょっとは稼げるかも……?(稼げなかった時に恥ずかしいので、小声でアピール)

(自腹を痛めた)選ばれし勇者たちのみが参加できる聖戦

 『エクウィズ』は現在、先行リリース版が展開中。先行リリース版は、プレセールでAGCを手に入れた人のみが参加できます。AGCといっても旭硝子ではなく(※筆者は元建材屋)、Adventurer Genesis Collectionの略で、ゲーム内で冒険者(キャラ)として使える特別なNFTのことです。

 AGCは最低1つ(1キャラ分)購入すれば先行リリースに参加できるのですが、筆者は奮発して2つ購入しました!(AGC×2=〇〇万……家族には言えません)

 AGCは現在は購入できませんので、先行投資を厭わない勇者のみが参加できる先行リリース版ということです。もちろん、正式リリース後はその他の方も参加できるので、この記事を読んで興味を持たれた方はぜひ正式リリースをお待ちください。

 10月18日にはリビール(ランダムなキャラが判明する=ガチャ結果が見える)が行われ、筆者は無事にオッサン二人をゲットしました。

  • ▲王様っぽいオッサンと魔法使いっぽいオッサン。強キャラみしかない。

 気持ちも高まってきたところで、10月19日、いざ行かん、金銀財宝(リアルマネー)の眠る冒険の旅へ!

 ……といいつつ、ここからはゲーム専用ウォレットを作ったり、MetamaskからAGCを送付したりと、重要だが地味な作業が小一時間程あるので割愛します。

 BCGは準備が結構ハードルが高いのが難点ですね。あとNFTを移動する度にGAS代(送金手数料みたいなもの)がかかります。数円~数十円なのですが、地味に面倒なんです。(ただ、エクウィズが素晴らしいのは、AGC購入者に向けてGAS代サポートのエアドロップ=プレゼントキャンペーンがあったことです! 少額とはいえ、こういう細やかな気遣いって嬉しいよね!)

 さて、ということで、なんやかんやあって虎の子AGCちゃん1号(王様)、2号(魔法使い)がエクウィズ世界に降臨(転送)されました。いよいよ冒険の始まりです(2回目)

  • ▲転送したAGCだけじゃなく、ゲーム内冒険者(コモン)もいるので安心。

沼の代名詞、クリッカーゲームは安定の面白さ。Wiz要素は薄め

 ウィザードリィといえば3DダンジョンRPGの金字塔ですが、『エクウィズ』はクリッカータイプのゲームになっています。某クッキーを焼くゲームでお馴染みのヤツですね。

 クリック(もしくはタップ)すると主人公であるギルドマスターが攻撃します。連打すれば連続で攻撃します。早ければ早いほど攻撃数が増える=ダメージが増えるので、ある意味、攻撃回数が重要なウィザードリィっぽいといえばそうかも。ウィザードリィの攻撃回数はレベルや武器依存ですが、エクウィズは指の力で増やせます。

 クリック攻撃とは別に、自動攻撃として、冒険者パーティーがいます。こちらは1パーティー6名で、ここに入った冒険者は自らのDPSに基づいて自動攻撃をしてくれます。(転送してきたAGCはここで冒険者としてパーティーに入れられます)

 クリックやら冒険者やらで敵を倒すとお金が手に入るので、それを使って各レベルを上げていきます。レベルを上げるとDPSが上がるので、それでまた敵を倒してお金を手に入れて……という、クリッカーゲーム特有の止め時の見えない楽しさは本作でも健在です。

 お金は共通なので、ギルドマスター(クリック攻撃)レベルを上げるか、冒険者(自動攻撃)レベルを上げるかはクリッカーゲーム永遠のテーマになってきます。

 冒険者は自動なので一見は良いように思いますが、攻撃速度はさほど速くないので、クリック連打の方が瞬間的なダメージ量は大きくなります。クリックの速さに自信のある人はギルドマスター、疲れるから勝手にやって派の人は冒険者のレベルを多めに上げると良いでしょう。(ただ、レベルを上げるほど指数関数的に必要なお金が増えていくので、結局は頭打ちになって両方上げることになるんですけどね)

 ギルドマスターには、クリック攻撃の他に、スキルも用意されています。

 アクティブスキルはMPを消費して使えるスキルで、一定時間攻撃力をアップしたりと様々な効果があります。

  • ▲単調になりがちなクリッカーゲームにメリハリが付けられるアクティブスキル。ボス戦で一気に使うとゴリゴリゲージが削れて楽しい。

 一方、冒険者には一定レベルで開放できるパッシブ能力があります。攻撃力アップやお金獲得量アップなど様々あり、各キャラ固有になっています。ゲームが煮詰まってくると、この能力の厳選が重要になってきそうです。

  • ▲冒険者の能力開放はLV20、60、100、200……と決まっているので、レベルを上げる際はこれを意識すると効率よく育成できます。

 ダンジョン探索は、一定数雑魚を倒すとボスが出現、ボスを制限時間内に倒せれば、次の階層に進めます。倒せない場合は、ボスが離脱して、雑魚を倒してレベルを上げて再挑戦できます。ただし、どうやら雑魚から得られるお金には上限があるようなので、どうしても勝てなくなるタイミングがきてしまいます。

 その場合は「街へ帰還」することができます。そうすると、お金やレベルなどは初期値に戻りますが、様々なメリットがあります。

  • ▲APや宝箱、エレベーターキーなど冒険を有利に進める要素が多数手に入る

 帰還後に再出撃すると、ある程度お金を持った状態で始めることができ、さらにダンジョンごとの永続強化要素である「レガシーアイテム」を手に入れる為のポイント(AP)が手に入るので、結果的に、帰還前より強くなり、さらに奥に進めるようになります。

 つまり、「ダンジョン探索」→「街への帰還」→「(もっと深く)ダンジョン探索」……というゲームサイクルになっているわけです。この「街への帰還」は回数に制限があり、8時間に1回回復します。つまり1日に3回まで「街への帰還」が使える計算になります。回数はMAX3回まで貯められるので、毎日プレイすれば溢れることなく消化できるようになっています。

 いわゆるスタミナ制ですが、これはリアルのお金に変わるトークンが生成できるBCGにとっては重要な要素で、これが無いと時間がある人が勝つ(稼ぐ)ことになってしまうので必要なのです。

 個人的には、1日1回はプレイしないといけないのは許容範囲ですが、仕事が忙しい時期などに毎日プレイがツラくなるので、もうちょっと回数を貯めておけると嬉しいですね。

 ということで、クリッカーゲームとして、またBCGとしての基本はしっかり押さえているな、という印象です。正直、プレイ開始してから寝ている最中まで、ずっとブラウザ立ち上げっぱなしにするぐらいハマっています。(ブラウザを立ち上げておけば、冒険者が勝手に攻撃してお金を稼いでくれます。※上限あり)

 一方、もう一つのウリであるウィザードリィ要素は、今のところ薄目です。もちろん、敵キャラは「グレーターデーモン」や「フライングコイン」といったWizお馴染みの敵もいますが、クリッカーゲームなので意識して戦っている感じは薄いです。

 AGCを始めとする冒険者も、種族や職業といったお馴染みの要素はあるものの、それがゲーム性に大きく関わっている感じは先行リリース版からはしませんでした。(冒険者の能力がそうなのかとも思いましたが、筆者の魔法使いはトレジャーハンターとか金運とか、「前世はシーフか?」という盗人キャラでした……)

  • ▲フロア3からはみんな大好きグレーターデーモン先輩が出るぞ!

ゲームはシンプルに楽しいし、これにNFTドロップ要素が追加されれば……?

 ひとまず、丸一日プレイしてみましたが、クリッカーゲームの基本は押さえているので単純に楽しいですし、BCGとの相性を考えても、悪くないかと思います。

 正式リリース版では、低確率ですが冒険者NFTのドロップもあるそうなので、ダラダラと沼ゲーをプレイしながら、たまに宝くじに当たったような幸運もあるかも? ということでもっと楽しめそうです。

 また、冒険者NFTはトークンを使ってガチャもできます。SNSなどを見ていると、最高レアリティのレジェンド冒険者が出たという人も……羨ましすぎる。

 先行リリース版はNFTやトークンの出金はできないので、稼ぐことはできませんが、これだけ普通のゲームのように遊べて、かつ運が良ければ稼げる可能性がある、というのは夢があります。

 筆者も原資回収を目指してプレイを続けていきたいと思いますので、ぜひ正式リリースの際には一緒にプレイしましょう。(BCGは新規参入が経済圏維持に重要なので、みんな優しいですよ!)

©Drecom Co., Ltd. “Wizardry” is a trademark of Drecom Co., Ltd. | Published by ZEAL NOVA DMCC

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