『フォートナイト』“チャプター4 シーズンORIGIN”をチャプター1の思い出とともに振り返り。場所やインパルスグレネードやブギーボムなどの武器が懐かしい

麦茶ん
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 Epic Gamesが送る人気バトルロイヤルゲーム『フォートナイト』が、11月3日にv27.00アップデートを行い、“チャプター4 シーズンORIGIN”が開幕。チャプター1の頃のマップに加えて、当時の武器や乗り物が再登場しました。

 今回は、チャプター1を寝る間も惜しんでプレイしていたライターの麦茶んが“チャプター4 シーズンORIGIN”をプレイして、当時の思い出を振り返ります。

淡い思い出があるフェイタル・フィールド

 自分がフォートナイトの世界に初めて足を踏み入れたのは2018年3月。ちょうどその頃、PS4とPCで日本語版がリリースされ、チャプター1のシーズン3も始まってから2週間ちょっと経った頃でした。

 当時はTPSやFPSなどのシューティングゲームをほとんど触ったことがなかったので、緊張感に包まれながらコントローラーを握っていたのを今でも覚えています。

 そして、操作も不慣れなまま、ロビー画面の準備ボタンを押してスクワッドに参加しました。グライダーや滑空の利点がよく分からず、ふわふわと最初に降りたのはフェイタル・フィールド。

 ここは初動の激戦区度としては中くらいで、その時も他のパーティが降りていて「どうやって壁立てるんだっけ? どうやって銃を撃つんだっけ?」と戸惑っているうちに敵が近づいてきて、名誉ある戦死を遂げることになったのを覚えています。

 ちなみにこの場所は、広大な農場や小屋、畑、牧場などが広がる農村地帯がモチーフになっています。二つ反り立っている黒い煙突のような建造物があり、雑木林や岩場で木と岩の資材を集めやすいのが特徴ですね。

いたるところに木! 木! 木! なウェイリング・ウッズ

 ウェイリング・ウッズは、大規模な森や密生した木々で覆われたエリアで、中央に迷路のような構造した場所があるのが特徴的です。

 うろ覚えではありますが、他の名前付きの場所と比べると初動で他のプレイヤーと遭遇する確率は少なかったように思います。というのも、宝箱などのアイテムが多くないことに加えて、その宝箱もエリア全体にポツポツとある程度だったのでシンプルに漁りにくく物資が不味い感覚がありました。

 しかし、自分はウェイリング・ウッズが好きで、よくここに降り立っていました。理由は「木がめちゃくちゃ豊富で建築の練習ができるから」でした。

 今でこそクリエイティブ機能が導入されているので、無限の資材を使って建築の練習を行えますが、当時はそのような画期的な機能はありませんでした。

 当時は、実際の対戦に身を投じて建築のスキルを磨くしか方法がなかったんですよね。そうすると建築の練習をするためには必然的に「木がたくさん生えているウェイリング・ウッズに降りるしかねえ!」となる訳です。

名前が付いてないのに美味しい場所

 パラダイス・パームズの南西に広がる、名前のついていない街。インドの都市ジョードプルに似た、フラットな屋根と小さな窓が特徴の家々が集まっています。

 名前はない街ですが宝箱の数が非常に多く、街の広さの割に宝箱が密集してるので、サクッと物資を集められる点が個人的に好きでした。さらに、次元の裂け目も設置されていたので、安置が外れても移動に困ることはありませんでしたね。

 この場所がアップデートで登場した直後は名前の付いていない場所なので、物資の豊富さがあまり知られておらず、初動で他のプレイヤーと被ることが少なかったので、のんびりと資源を集めることができた思い出があります。

 ちなみに元FaZe Clanに所属していたプロゲーマーのTfue氏とcloakzy氏のコンビが初動で降りるポイントに選んでいた場所でもあります。

魅せプレイと言ったらインパルスグレネード

 インパルスグレネードは投擲物の1つで、着弾地点にいるプレイヤーを爆風で吹き飛ばすことができる特殊な手榴弾です。

 これを利用して敵を高所からの突き落としたり、ストームから安置に入ろうとしている敵をずっとストームに追いやったりと、銃を使う時とはまた違った戦術で戦うことができるのが魅力ですね。

 対戦型のシューティングゲームでは、プレイヤーが特定の状況やその瞬間で優れたスキルや戦術を駆使して、魅せプレイのような映像映えするプレイを行うことがあります。本作ではチャプター1で魅せプレイをするとなったら、その1つは間違いなくインパルスグレネードを使った撃破でした。

 さまざまな魅せプレイがありますが、その中でも特に印象に残っているのが、アメリカ出身のストリーマーNinja氏によるインパルスグレネードを使ったプレイヤー撃破。

 階段を建築しながら程よい高さに到達したらインパルスグレネード使って相手の懐に飛び込み、空中でショットガンを放ってヘッドショットでの撃破は、感動以外の言葉が出ません。このプレイを見た時から彼の虜になりましたし、その日からひたすらインパルスグレネードを使った立ち回りの練習をしたのを覚えています。

レジェンダリーに騙されるブッシュ

 使用すると身体を草やぶで身体を覆い隠すことができるのがブッシュ。フィールドに設置されている草やぶと同じ見た目なので、環境に溶け込んで敵プレイヤーの目を欺きながら移動したり、奇襲したりすることができるのが特徴のアイテムです。

 『フォートナイト』を始めて間もないころ、「レア度が高くなるほど武器は強くなる」という言葉を信じてプレイしていたため、金色のレジェンダリーアイテムであるブッシュを見つけた自分は「神アイテム引いた!」と、心を躍らせながら使った記憶があります。

 ちなみに当時の強さで言うと「半分ネタ用のアイテム」くらいの感覚でしょうか。いざ使ってみた時に感想は「こ、これがレジェンダリーのアイテム……?」と、戸惑った気がします。

 というのも、今は草やぶ部分が半透明になるので視界が悪くならないんですけど、当時は草やぶが透けないので視認性が若干悪くなっちゃうんですよね。

 あとは「弾を1回だけ防ぐことができる」のようなシールド効果もなく、本当に隠れられるだけだったので、そこも戸惑いに繋がるポイントでした。ただ、草やぶが歩いている姿がシュールなので、お遊び用のアイテムとしては個人的に好きです。『フォートナイト』特有の遊び心が表れているアイテムだとも思いますね。

ブギーボムはただのネタアイテムじゃない

「DISCO~♪DISCO~♪」

 ブギーボムがヒットするとミラーボールが頭上に表れてダンスし始めるので、それを表現したNinja氏の言葉です。ブギーボムも対戦ゲームとは思えないコミカルさを持ち合わせていて、『フォートナイト』の遊び心を象徴するアイテムの1つだと思います。

 しかし、遊び心がある割に意外と実用性があるのがブギーボムの侮れないところで、一時的ではありますが、ダンス中は銃を撃つことも、回復することも、建築することもできません。

 つまり、ダンスをしている間、敵は完全に無力となり、そのスキに敵に詰め寄ってポンプショットガンで頭をズドンと撃ち抜けちゃうんですよね。そのしてやったり感が堪りません!

 バトルロイヤルの黎明期を支えた『フォートナイト』。チャプター1時代は遊んでいたけど、最近は別のゲームをやっていて本作に触れていない人も多いのではないでしょうか?

 場所やアイテムを中心に振り返りましたが、それだけではなく、武器や乗り物なども当時の環境が戻っているので、最近遊んでない人は“チャプター4 シーズンORIGIN”をプレイして当時を思い出してみてはいかがでしょうか。

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