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『信長の野望 出陣』世界最大の武者行列。信玄公祭り2023では冨永愛さんが武田信玄に【日記#69】

そみん
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 戦国ウォークゲーム『信長の野望 出陣』のプレイ日記をお届けします。

 今回は甲相駿三国同盟が好きな筆者(そみん)による旅日記をお届けします。

編集長×2がゆく信玄公祭り。武田氏館でSSR武田信玄をお迎え!

 どうも、電撃オンラインの編集長のそみんです。“編集長×2がゆく!”てな感じで、10月末に元電撃オンライン編集長・野村一真氏(歴史好き&信長の野望ヘビーゲーマー)と信玄公祭りを取材してきました。

 日本最大の武者祭りとも言われる信玄公祭り。これまでも著名な方が武田信玄に扮して甲府で武者行列を行ってきましたが、50回目を迎える今年は、史上初の女性信玄公としてモデルで俳優の冨永愛さんが出陣! 山本勘助役は俳優の白須慶子さんがつとめ、大きな話題を集めました。イベント期間中3日間の総観客動員数は過去最高の23万5千人とのことで、その詳細はオフィシャルレポートもチェックしてみてください!

 さて、前回の記事(信玄公祭り取材…の前に新府城で武田勝頼&桂林院の悲劇に思いを馳せながらガチャ50連。神引きなるか?)でお伝えしたように、祭り前日には新府城や善行寺を巡ることに。

 そして、信玄公祭りが大きな盛り上がりを迎える10月28日は……世界最大規模の武者行列を楽しみにしつつ、まずは舞鶴城公園へ。

  • ▲信玄公祭りの期間中は限定のスポットが登場。こういう現地でのイベントは位置ゲーならではの楽しみですね。旅行が楽しくなる!

 甲府駅近辺ではさまざまな屋台や催し物が行われていたのですが、舞鶴城公園南広場にはコーエーテクモゲームスによる『信長の野望 出陣』ブースが出展されておりまして。そこでは来場者特典として兜サンバイザーがもらえるほか、『信長出陣』のゲーム画面を見せるとボトルホルダーもプレゼントされていました。

  • ▲兜サンバイザーをつけて、記念写真。

 祭りの取材中は、老若男女さまざまな方が兜サンバイザーを付けている姿を見かけました。こういった歴史イベントをきっかけに、どんどん『信長出陣』プレイヤーが増えるといいですね!

 兜サンバイザーをつけたまま、まずは舞鶴城公園を散策。

  • ▲甲府城は『信長出陣』では名城として登録可能。残念ながら名城武将はいませんが、甲府駅からでも登録できるので、旅行中に狙いやすいです。

 舞鶴城は甲府城の別名の1つで、白壁が重なり合う優雅な姿がまるで鶴が羽根を広げたようだと言われたとのこと。古くは甲斐府中城、一条小山城、赤甲城などとも呼ばれていたそうな。

  • ▲当時をしのばせる石垣なども。
  • ▲天守跡地は、なかなか階段が急で大変でした……。富士山が見えることもあるそうです。

 ちなみに公園付近の露店では武田兵糧丸なるものも。兵糧丸とは戦国時代の携帯食&保存食。米や小麦粉などを丸めた栄養価に優れたもの(今でいうカロリーメイト的な感覚ですな)ですが、この真田兵糧丸はお菓子として楽しめるものでした。

  • ▲くるみ味などもあって美味でした。

 舞鶴城から北上し、次に目指すのは信玄公祭りの戦勝祈願式が行われる武田氏館(躑躅ヶ崎館跡)。少し寄り道をすれば武田信玄公の墓所(武田信玄がその死を隠していた3年間にわたり葬らえていたと言われる場所。その後、塩山の恵林寺に埋葬されました)や、武田晴信(信玄)の正室であった三条氏の墓である武田晴信室三条氏墓などのスポットもあるのですが、今回は時間の都合で武田氏館へ一直線。

  • ▲寄り道もしたかったけど、ちと遠い……。レンタサイクルを使うのもありだったかも。

 健脚の野村氏はともあれ、運動不足の自分は約3kmということで素直にバスを使えばよかったとも思いましたが(しかも地味に坂道)、武田氏館が近づくに連れて武田二十四将の館跡の地も増えてきて、テンションが上がりました。こういう時はやっぱり、バスで通り過ぎるよりも徒歩で登館するほうが気分がノりますよね!

  • ▲いかに躑躅ヶ崎館近辺が重臣で固められていたかがわかりますね。それだけに、武田勝頼が新府へ移転する際にあえて旧府を打ち壊したという話も胸に刺さります。

 ちなみに信玄公祭りでは、武田信玄だけでなく武田二十四将+αがそれぞれ部隊を率いて甲府駅周辺を行進することに。その行進自体は夕方に舞鶴城公園からスタートするのですが、その前の戦勝祈願式が武田氏館(躑躅ヶ崎館跡)で行われるわけですね。
(そこから武田二十四将が甲府の各地に散っていき、夕方に舞鶴城公園に集合する流れ)

【風の軍団】
・一番隊:飯富兵部少輔虎昌
・二番隊:横田備中守高松
・三番隊:真田弾正忠幸隆
・四番隊:武田刑部少輔信廉
・五番隊:馬場美濃守信春
・六番隊:三枝勘解由左衛門尉昌貞

【林の軍団】
・一番隊:内藤修理亮昌秀
・二番隊:小山田左兵衛尉信茂
・三番隊:穴山玄蕃頭信君
・四番隊:土屋右衛門尉昌続
・五番隊:武田典厩信繁
・六番隊:一条右衛門大夫信龍

【火の軍団】
・一番隊:原隼人佑昌胤
・二番隊:高坂弾正忠昌信
・三番隊:真田源太左衛門尉信綱
・四番隊:甘利備前守虎泰
・五番隊:小幡山城守虎盛
・六番隊:山県三郎右兵衛尉昌景

【山の軍団】
・一番隊:多田淡路守満頼
・二番隊:板垣駿河守信方
・三番隊:小幡豊後守昌盛
・四番隊:秋山伯耆守虎繁
・五番隊:原美濃守虎胤
・六番隊:山本勘助晴幸

【本陣隊・武田時代隊】
・一番隊:武田信玄公本陣
・二番隊:武田次郎信親隊
・三番隊:武田四郎勝頼隊
・四番隊:大井夫人行列
・五番隊:三条夫人行列
・六番隊:湖衣姫隊
・七番隊:仁科五郎盛信隊
・八番隊:ベーコン隊
・九番隊:武田太郎義信隊

 SSR山県昌景、高坂昌信、馬場信春をはじめ、『信長の野望 出陣』でもおなじみの武田家重鎮がズラリと並んでおりますな。なお、ベーコン隊は信玄公祭りと同時開催された山梨ベーコンフェスティバルにちなんだもの。

  • ▲情けは味方、仇は敵なり。有名な言葉もはためいていました。
  • ▲風林火山に関する旗も!

 武田氏館の武田神社で行われた戦勝祈願式には、武田信玄公(冨永愛さん)や山本勘助(白須慶子さん)も登場するとあって、境内には多くの人々が。……夕方に行われた出陣式は、舞鶴城公園を埋め尽くすほどの日々が集まり、さらにものすごいことになっていたんですけどね。

  • ▲いかに境内が混みあっていたか、おわかりいただけますでしょうか。夕方の出陣式は、もっと混みあっていました!

 信玄公や山本勘助、武田二十四将が一堂に会する姿はとにかく圧巻でした。こうして戦勝祈願式を堪能しただけでなく、武田神社の宝物館や、その近辺の甲府市武田氏館跡歴史館(信玄ミュージアム)も見学。あ、もちろん武田氏館(躑躅ヶ崎館跡)を訪問して、SSR武田信玄(武田氏館)もお迎えしておきました!

  • ▲武田二十四将や風林火山の盃も。宝物館には武田勝頼夫人である桂林院殿の願文や、上杉謙信の毘沙門天の毘が書かれた旗なども見ることができました。毘の旗は、川中島の戦いの際に武田軍が奪ったものだとか。
  • ▲宝物館付近にはこんな石像も。
  • ▲昼食はおそば。武田勝頼の名が冠された、とろろそばを食しました。

 武田信玄は最近のパネルミッションでSSR【川中島の合戦】武田信玄も配布されたので、SSRだけでも3枚所持することに。遠征とか内政で助かります!

 その後はバスで甲府駅に戻り、各所に散った武田二十四将を見つけては胸をときめかせ、甲府駅近辺で行われているさまざまな催し物(水晶をご神体としたおみこし“水晶神輿”やハロウィン仮装パレード、騎馬行進など)を見て、夕方の出陣式を待つことに。

  • ▲甲府駅前には武田信玄の銅像が。
  • ▲そこから少し南下したところには風林火山のマンホールも!

 舞鶴城公園の特設ステージで行われた出陣式では、信玄公や山本勘助による軍議や三献の儀が行われ……いよいよ甲州軍団出陣開始!

 正直、舞鶴城公園を出て平和通りを練り歩き、再び舞鶴城公園に戻ってくるという出陣の模様については、あまりに人が多すぎて一部しか見られませんでしたが、次々と出陣していく武田家の武将たちの姿は本当に雄々しく、壮大なものでした。戦国時代の出陣とは規模が違うものの、その迫力の一端は間違いなく感じられるものでしたので、ぜひ歴史好きのみなさんはリアルで旅をして、来年の信玄公祭りで体験をしてみてください!

 そんなこんなで、編集長×2の旅は3日目の上田城・砥石城編へと続くのですが、今回の記事はこのへんで!

秋の旅行のおともに『信長の野望 出陣』はいかが?

 10月末~11月は紅葉シーズンなので観光地が混み合う部分はありますが、秋の旅行のおともに位置情報ゲームの『信長の野望 出陣』はピッタリですよ!

 11月16日から行われるJR東海コラボでは、特別な称号やSSR【東海道に出陣】織田信長を獲得可能。東海道新幹線のぞみ停車駅への訪問などで達成できるパネルミッションを完全達成することで報酬がもらえるので、こちらも旅行とあわせて楽しみたいところですね。

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