Web3に興味を持ったきっかけや魅力は? NFTゲーム向けプラットフォーム運営者が解説!【Sakaba上田のNFT通信#1】

電撃オンライン
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 はじめまして。“Sakaba”を運営する上田と申します。

 “Sakaba”はNFTゲームに特化したロイヤリティプラットフォーム……平たく言うと“ポイ活”サイトに似たプラットフォームを運営しています。

 ポイ活サイトで得られる報酬が、よりゲームに対しての貢献が高いほど付与されていくようなものとイメージしてもらえれば大丈夫です。

 そんなNFTゲームに特化したプラットフォームを運営する僕、上田が今回から数回にわたり、NFTゲームの楽しみ方や注目のプラットフォームなど、NFTに関するコラムをお届けいたします!

 第1回目となる今回は、僕がWeb3領域に参入するきっかけや、なぜ“Sakaba”を運営するようになったのかなど、自己紹介と合わせてお話できればと思います。

Web3領域に参入するきっかけ【NFT解説コラム】

 僕はWeb3領域に参入する前に、人材紹介会社で製造業向けの中途採用支援や名刺管理ソリューションを展開するSaaSの企業へ勤めていました。

 SaaS企業では個人向け名刺管理アプリの事業部に配属され、自社独自のデーターベースを活用した中途採用ソリューションの初期フェーズのチームで勤務していました。

 フェーズとしては新規事業に近かったかもしれません。なのでお分かりの通りWeb3領域に参入する前には通常の人材、IT産業そして採用ソリューションのセールスを中心に活動をしていた人間ですのでこの業界については毎日新しい発見があり、勉強になることばかりです。
(情報のキャッチアップだけでも四苦八苦しているのが正直なところです)

 Web3領域に参入するきっかけは、当時NFTのバブルなど起こっていたのが背景です。正直、何の価値があるのかもわからないようなNFTアートが数億円でやりとりされる世界を目の当たりにし、興味を持ったというミーハーなところからのスタートでした。

 ただ、20代後半には自身で事業を起こしたいという考えを兼ねてから思っており、NFTの盛り上がりもありこの領域で事業を考えてみるのはいいのでは? と考えに至りました。

 今思うと非常に浅はかな考えではあったなと思います。ちょうどその時に共同創業者/代表の神尾から同じ領域で事業を作ることを考えているという話を聞き、だったら一緒にやりましょう! という流れで会社を興しました。

 そして業界の構造をしっかりと把握するために、事業の準備をする少し前よりtofuNFTへジョインをさせていただき、海外NFTプロジェクトをメインに新規開拓やオンボーディングサポートなどを実施していきました。

 その当時の経験が“Sakaba”を開発する背景になるのですが、まさに当時は今よりもNFTの流通量が多く、NFTがバズワードとなって活用をされていた時期でしたので物凄い数のNFTが取引されており、この世界はなんなんだ……と日々思っていました。

 その取引をされている多くがゲームのNFTであり、なぜこんなにもゲームのNFTが取引をされているのか? という素朴な疑問と、だったらそのゲームに使ってもらえるようなサービスが作れないのか? という考えにいたりNFTゲーム向けのロイヤリティプラットフォームの“Sakaba”を開発していくことになります。

 第1回目はここまで。次回はブロックチェーンという新しい技術を使ったゲームへの衝撃や、NFTゲームに期待している点をお話できればと思います。

NFTゲーム向けのロイヤリティプラットフォーム“Sakaba”について

 SakabaはNFTゲームに特化したロイヤリティプラットフォームです。既存のゲームプラットフォームに例えるとSteamのアチーブメント機能をブロックチェーンからの情報からも取得することが可能になっています。

 プレイヤーが“ゲーム内のアクティビティ”と“ブロックチェーンでのアクティビティ”の両方の点からゲームに対してどれほど貢献したかを可視化できるプラットフォームです。

 ゲーム側が設定しているアチーブメントを達成するとSteamにもあるようなバッチの獲得とポイントを取得することができ、このポイントが既存のプラットフォームであるポイ活サイトに少し似ています。

 そのポイント自体がゲームのアイテムと交換もできるようになっています。
(この機能を実装をしている段階です)

 Sakaba自体は現在はβ版としてリリースしており来年には本リリースを控えていますが、既にSteamやEpic Game Store、Twitchなども連携をしており、ウォレットの作成やトークンの購入などの障壁を一旦考えない前提とした時には、より既存のゲームを遊んでいたプレイヤーもNFTゲームを始められるような設計をしています。

 現在は国内外問わずのNFTゲーム約120程に活用をしてもらっております。


上田剛大:NFTゲーム向けのロイヤリティプラットフォーム“Sakaba”共同代表。国内外問わず140程のゲームタイトルを支援。NFTゲーム向けに対してSakabaを活用したマーケティング戦略立案や実行、BPO支援など主にビジネス領域全般を対応。


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