ドラクエウォーク攻略:はかいのてっきゅうの使用感は? 全体も単体もお任せ、ぶん回してるだけで強すぎる環境破壊武器【日記#1779】

マスクド・イマイチ
公開日時

 スクウェア・エニックスのiOS/Android用アプリ『ドラゴンクエストウォーク(ドラクエウォーク)』のプレイ日記をお届けします。

 新年ふくびきで爆死、天井ではかいのてっきゅう1本のマスクド・イマイチです。いやいや、まさか新年1発目で天井まで連れて行かれるとは思いませんでした……。でも、防具一式もそろっているので、今年はこの武器を使い倒していこうと思います。

 というわけで今回は、せっかく引いたはかいのてっきゅうの使用感解説記事をお届けします。新年ふくびきの武器と言えば強いものが続いているので、はかいのてっきゅうも強いハズ……! さっそく見ていきましょう。

はかいのてっきゅうの気になる使用感を解説【ドラクエウォーク攻略】

はかいのてっきゅうの性能

 はかいのてっきゅうの武器種は、『ドラクエウォーク』初となる新たな武器種“EX”です。EXは、どの職業でも強さを発揮することができる武器種。得意武器装備による特殊な効果はありませんが、武器そのものに強力なスキルが付いています。今回のはかいのてっきゅうでいえば、レベル1で習得する攻撃+20、レベル5で習得するスキルの斬撃・体技ダメージ+10%がそれにあたります。この2つが付いているので、ある程度はどの職業でも活用できます。

 ただ、習得するスキルが体技ダメージなので、やはり赤・青・黄のこころをメインで装備しやすい物理攻撃が得意な職業で装備するのがよいでしょう。今回追加されたドラゴンのイメージイラストが持っているように、そのままドラゴンに持たせても強力ですね。




 メインスキルは敵全体に体技ダメージを与える“破壊の撃砕”。もう1つのメインスキルと呼べそうなのが敵全体に体技ダメージ+ランダムな敵に追加の体技ダメージを与える“破壊の衝動”。

 いきなりスキルも2つ完備。イオ、バギの属性効果を得られる“いきなりストームフォース”、戦闘開始時に斬撃・体技ダメージアップを得る“血のたぎり”です。ではこれらのスキルをそれぞれチェックしていきましょう。

■いきなりストームフォース(消費MP11※いきなりスキル)
 武器のスキル全体にかかわるので、この“いきなりストームフォース”から解説していきます。ちなみにいきなりではない“ストームフォース”もはかいのてっきゅうでは使用できます。

 “ストームフォース”はイオ、バギの属性耐性を上げ、一部の攻撃に敵ごとに有効な属性を付与します(効果は4ターン)。“いきなりストームフォース”は、戦闘開始時にこの効果を得ることができます。

 耐性はイオとバギの両方が上がるということでわかりやすいですが、攻撃のほうはちょっとわかりにくいかもしれません。攻撃する際は、キャラクターの装備やこころによる特殊効果、敵の耐性を参照し、“より高いダメージを与えられる属性”が自動で選択されて付与されます。なので、敵にイオ属性が弱点のモンスター、バギ属性が弱点のモンスターが混ざっていても、全体攻撃する際にはより高いダメージが与えられる属性で計算したダメージが与えられます。

 ただし、この効果によってイオ、バギ属性になった場合、ステータスの特殊効果“イオ属性(orバギ属性)ダメージアップ”、“イオ属性(orバギ属性)斬撃・体技ダメージアップ”、“全属性ダメージアップ”などの値は半減としまいます。これはぎんがのつるぎについていた“いきなりメラフォース”と同じですね。

 どういうことかというと、元の攻撃スキルを無属性で使用した際の効果が高くなっている代わりに“属性値を大幅にアップして威力上昇”ということができなくなっています。

■血のたぎり(消費HPは最大HPの1% ※いきなりスキル)
 戦闘開始時に、最大HPの1%を使用し消費量に応じて斬撃・体技ダメージをアップします。効果は4ターン。

 最大HPが1,000だった場合、消費するHPは10なのでそこまでのデメリットは感じないはず。手軽に斬撃・体技ダメージをアップできるので、基本ONにしておくことをオススメします。

■破壊の撃砕(消費MP55)
 敵全体に威力630%の体技ダメージ(メタル系に+66)を与え、戦意喪失Lv1を付与する。このスキルで敵を倒すごとにHPとMPを10回復する。2023年実装武器の全体攻撃がメインスキルとなっている装備の威力を見ると、この630%という数字がいかに高いかということが伝わるでしょう。


 ゴールデンクレイモアの“ゴールデンクラッシュ”が490%ジバリア属性、大太刀・立葵の“光刃”が440%イオ属性、ぎんがのつるぎのサブスキル“天翔はやぶさ斬り”が無属性(メラフォース可能)が240%×2の480%。このあたりが比較対象でしょうか。

 破壊の撃砕は基本は630%の無属性ですが、“いきなりストームフォース”でバギ・イオ属性の効果的な方でダメージを伸ばすことができます。ただし、先にも書いたようにアップする特殊効果は半減扱いなので要注意。とはいえ、630%無属性の時点で十分強いですよね。難しいことはあまり考えなくていいでしょう。

 戦意喪失についても説明します。戦意喪失は海賊やニンジャの“威圧”からの“咆哮”で付与できるデバフです。あまり使ったことがないという人も多いかもしれませんね。装備でいうと、闇竜のキバのいきなりスキル“闇竜の咆哮”で付与することもできました。

 戦意喪失が付与された相手は、

●斬撃・体技および呪文で与えるダメージが最大で50%下がる
●全ての状態異常成功率が最大で100%下がる
●斬撃・体技および呪文耐性が最大25%下がる

 という効果が発生します。シンプルにまとめると、こちらが与えるダメージ上がり、敵から受けるダメージが下がり、敵の状態異常成功率が下がります。これまた複雑に見えますが、シンプルに攻撃力減と防御力減をバラまけると考えるだけでよいと思います。


 また、はかいのてっきゅうを持って戦闘を開始すると、“いきなりストームフォース”+“破壊の撃砕”で合計66もMPを消費することになりますが、このスキルで敵を倒せばMPが回復できるので実際はあまり気にすることはありません。

■破壊の衝動(消費MP47)
 もう1つの強力なスキルが“破壊の衝動”。敵全体に威力400%の体技ダメージを与え、ランダムな敵にまれに直撃する威力160%の体技ダメージを3回与えます。


 “まれに”という言葉は“直撃する”にかかっていて、“まれに~3回与えます”ではないところが要注意。3回の追加ダメージは確実に発生し、その3回の攻撃が“まれに直撃する”ということになります。直撃の発生確率は“まれに”ではありますが、3回抽選チャンスがあるので、ほぼ1回は発生すると考えてもよさそうです。

 メガモンスターなどの単体の敵に対してで考えると、400%+160%×3回なので880%の単体攻撃となります。ぎんがのつるぎの“覇王斬”が900%だったので、ほぼ同じ数字となりますね。ただ、“覇王斬”は超会心の一撃の抽選もあるので、あちらのほうがよりダメージは伸びそうです。

はかいのてっきゅうにも弱点はある?

 以上の4つが、主なはかいのてっきゅうのスキルとなります。少し複雑に感じるかもしれませんが、無属性+イオ属性+バギ属性で使用できる、全体火力(メタル対応)も単体火力も出せる高性能武器と考えてもらってOKです。


 欲を言えば、フィールドでのレベル上げの際にあるとうれしい必中効果が“破壊の撃砕”にあれば……とか、何かしらのモンスターへの先制発生効果があれば……などありますが、十二分に汎用性も高く、どんな相手にも持っていける武器であることは間違いありません。

 無属性武器として考えると、ダメージを伸ばすことが難しかったり、さらには体技なのでこころや防具を一部選ぶところも弱点と言えば弱点でしょうか。このあたりは体技ダメージに特化したこころが登場すれば評価は変わりそうですね。

 新職業のイラストに描かれたモチーフ武器ということで、その期待値も高いものになっています。ゴッドハンドに描かれていた武神の剛拳は、登場からしばらくして少し評価を落としました。一方の大魔道士に描かれていたウロボロスのつえは、1年を通して大活躍してくれました。はかいのてっきゅうはどうなるのか、気になりますね!


はかいのてっきゅうにオススメのこころ

 無属性、バギ属性、イオ属性スキルが使えるはかいのてっきゅうですが、どんなこころが合うかチェックしてみましょう。

レッドオーガ(赤/コスト155)
ブルファング(青/コスト155)
魔王オムド・レクス(黄/コスト150)
サイクロプス(青/コスト144)
大魔王デスタムーア(黄/コスト144)
デュラン(赤/コスト143)
灼爍天ブレア(赤/コスト137)







 このほかバギ属性に特化したい場合は下記のこころを採用するのもいいでしょう。

月夜の将(赤/コスト135)
ピサロナイト(赤/コスト134)
ヒュンケル(覚醒)(赤/コスト122)



 イオ属性については、最近強いこころが更新されていません。上記の汎用火力こころに、現在登場している強敵のトマホーガーのこころを加えるのがいいでしょう。

トマホーガー(青/コスト149)

まとめ! はかいのてっきゅうは引くべきか!?

 無属性、イオ属性、バギ属性、しかも全体と単体どちらでも高火力を出せるはかいのてっきゅう。火力環境を一段階アップさせた昨年の元旦武器・ウロボロスのつえと比較すると、火力の更新はおとなしめです。ただ、どんな職業も持てることや“いきなりストームフォース”による汎用性の高さは周年武器のぎんがのつるぎを超えているかもしれません。“雑に使っても強い”というひと言になります。

 一方で、はかいのてっきゅうでなければクリアできないクエストやボスが実装されているわけではないこと、まだ真価を発揮できるこころがそろっていないことなどから、今後の更新内容で評価は変わってくるでしょう。むしろ、有用な武器をあまり持っていない人こそ、1本引いておくとさまざまな場面で使えそうです。

 お正月ということでお財布のヒモがゆるむタイミングではありますが、1月いっぱいぐらいまでは様子を見るのがいいかなと思いました! SFC版『ドラクエ3』のすごろく場でゲットしたなぁ……という思い入れがある人は、ぜひ1本は引いてぶん回すのもいいでしょう。新年1発目から悩むふくびきとなりました!







※『ドラゴンクエストウォーク』は、Google Maps Platformを使用しています。
※『ドラゴンクエストウォーク』を遊ぶ際は、周囲の環境に十分気を付けてプレイしましょう。
© 2019-2024 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

ドラゴンクエストウォーク

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2019年9月12日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

ドラゴンクエストウォーク

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2019年9月12日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

関連する記事一覧はこちら