『プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 3rd - Evolve -』どこまでも進化を続ける「セカライ3rd」ライブレポ

ライターM
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 セガ/Colorful PaletteのiOS/Android用アプリ『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(プロセカ)』のライブイベント「プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 3rd - Evolve -(セカライ3rd)」が、東京と大阪の2都市で開催されました。

 このイベントは、『プロセカ』のライブイベント「プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE(セカライ)」の第3弾です。電撃でNo.1のミクさん好きを自負するライターMが、東京夜公演での体験を軸にライブのレポートをお届けします。

セカライ3rd 東京公演をフォトレポート!

 今回はタイトルにも含まれる“Evolve(進化)”をキーワードに、ステージ演出が大幅にパワーアップ。

 従来のステージに加えて、左右に設置された大型モニターにはAR/VRカメラを用いた演出が盛り込まれました(ネット配信では正面固定カメラとAR/VRカメラをいつでも切り替え可能)。

 個々のキャラクターを横からズームした視点では、さながらアプリ内の会話劇のような雰囲気を再現。また、演者の背後から観客が映り込むようなショットも実現され、ネット配信映像ですら抜群の臨場感を醸し出していました。

  • ▲ディラッドスクリーンにVR映像を投影していた頃のボカロライブと比べると、あまりにもリアルすぎて……。技術的な部分も含めて、いつかプロデューサーさんにお話を伺ってみたいところです。

 今回からステージ&背景もユニットごとに切り替わり、街角や大広間、遊園地などが出現。楽曲に合わせて多彩に変化するといった、バーチャルライブならではの強みを活かした魅力的な演出に目を奪われます。

 また、昼公演と夜公演ではセットリストの一部が変わり、曲間のパフォーマンスもそれぞれ専用のモノも用意されました。昼夜と通しで観覧する熱狂的なファンにとってもたまらないサービスと言えるでしょう。

 会場ならではの盛り上がりポイントとしては、やはり声出しが解禁された点でしょうか。

 公演中には宵崎奏の「疲れた人はイスで休んで……」という問いかけに応じて一斉に着席するなど、現地参加者にしかわからない(配信では映っていない)一体感もありました。

 もちろん、配信には自分の都合に合わせて好きなタイミングで視聴できたり、背の低い人でもステージをクリアに見えたりと言った利点もあります。

 すでにBlu-rayの発売も決定しているので、気になる方はぜひチェックして見てください。発売日や価格など、詳しくは公式サイトで要チェックです!

 会場の様子と言えば、2ndのときと同じく様々な物販や体験コーナーが設けられていました。

 『プロセカ』コラボのアパレルグッズをはじめ、寄せ書きメッセージコーナーやフォトスポットなど、どこも満員御礼状態。寧々ロボとの撮影会も大人気でした。

 セットリストはわりと最近アプリに実装されたモノから、ユニットを象徴する代表的な楽曲までボリュームたっぷり。

 以下、東京公演のセットリストを掲載しておきます。

2024年1月28日 東京・夜公演セットリスト

1「Journey」
星乃一歌・花里みのり・小豆沢こはね・天馬司・宵崎奏・初音ミク
(作詞・作曲:DECO*27)

2「ショウタイム・ルーラー」
天馬司・鳳えむ・草薙寧々・神代類・鏡音リン
(作詞・作曲:烏屋茶房)

3「エイリアンエイリアン」
鳳えむ・草薙寧々・初音ミク
(作詞・作曲:ナユタン星人)

4「トンデモワンダーズ」
天馬司・鳳えむ・草薙寧々・神代類・KAITO
(作詞・作曲:sasakure.UK)

5「セツナトリップ」
花里みのり・桃井愛莉・鏡音リン
(作詞・作曲:Last Note.)

6「イフ」
花里みのり・桐谷遥・桃井愛莉・日野森雫・初音ミク
(作詞・作曲:ユリイ・カノン)

7「モア!ジャンプ!モア!」
花里みのり・桐谷遥・桃井愛莉・日野森雫・初音ミク
(作詞・作曲:ナユタン星人)

8「アイディスマイル」
宵崎奏・朝比奈まふゆ・東雲絵名・暁山瑞希・MEIKO
(作詞・作曲:とあ)

9「ジェヘナ」
東雲絵名・暁山瑞希・初音ミク
(作詞・作曲:wotaku)

10「ザムザ」
宵崎奏・朝比奈まふゆ・東雲絵名・暁山瑞希・KAITO
(作詞・作曲:てにをは)

11「雨とペトラ」
東雲彰人・青柳冬弥・鏡音レン
(作詞・作曲:バルーン)

12「Ready Steady」
小豆沢こはね・白石杏・東雲彰人・青柳冬弥・初音ミク
(作詞:q*Left/作曲:Giga)

13「虚ろを扇ぐ」
小豆沢こはね・白石杏・東雲彰人・青柳冬弥・KAITO
(作詞・作曲:獅子志司)

14「STAGE OF SEKAI」
星乃一歌・天馬咲希・望月穂波・日野森志歩・鏡音レン
(作詞・作曲:針原翼(はりーP))

15「Hello, Worker」
星乃一歌・天馬咲希・望月穂波・日野森志歩・巡音ルカ
(作詞・作曲:ハヤシケイ)

16「the WALL」
星乃一歌・天馬咲希・望月穂波・日野森志歩・初音ミク
(作詞・作曲:buzzG)

17「セカイ」
初音ミク・鏡音リン・鏡音レン・巡音ルカ・MEIKO・KAITO
(作詞:DECO*27/作曲:堀江晶太(kemu))

18「仮死化」
小豆沢こはね・白石杏・東雲彰人・青柳冬弥・MEIKO
(作詞・作曲:遼遼)

19「Mr. Showtime」
天馬司・鳳えむ・草薙寧々・神代類・巡音ルカ
(作詞・作曲:ひとしずく×やま△)

20「てらてら」
星乃一歌・天馬咲希・望月穂波・日野森志歩・初音ミク
(作詞・作曲:和田たけあき)

21「パラソルサイダー」
花里みのり・桐谷遥・桃井愛莉・日野森雫・巡音ルカ
(作詞:ナナホシ管弦楽団/作曲:岩見 陸)

22「バグ」
宵崎奏・朝比奈まふゆ・東雲絵名・暁山瑞希・鏡音レン
(作詞・作曲:かいりきベア)

23「アイムマイン」
初音ミク・鏡音リン・鏡音レン・巡音ルカ・MEIKO・KAITO
(作詞・作曲:halyosy)

24「NEO」
星乃一歌・花里みのり・小豆沢こはね・天馬司・宵崎奏・初音ミク
(作詞・作曲:じん)

 ラストは会場中にメタルテープが舞って華々しく閉幕。ステージが暗転して「THANK YOU EVERYBODY」と表示されている間も、出演メンバーが音声のみで感想トークを繰り広げるなど、まるでアニメのCパートか映画のスタッフロール後のカットかといった具合に、最後までファンを楽しませていました。


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