『放置少女』『ドット勇者』が牽引。日本における放置RPGの収益シェアは世界最高の24%に。すきま時間や掛け持ちでのプレイがしやすく人気が高まる

電撃オンライン
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 Sensor Towerは、日本のモバイル放置RPGに関するブログを公開しました。

 放置RPGは、比較的忙しい操作は必要なく、ほかのモバイルゲームとの掛け持ちプレイもしやすいことから人気を広げています。

 日本においては、『放置少女 - 百花繚乱の萌姫たち』と『ドット勇者 三時のおやつと昼寝付きの冒険』が同ジャンルにおいて高い収益を上げています。

『放置少女』

『ドット勇者』

 ブログより一部抜粋します。

『放置少女』と『ドット勇者』が牽引する日本市場の放置RPG、収益シェアは世界最高の24%を占める

 モバイル放置RPGは一般的なモバイルRPGほど操作は必要なく、文字どおり放置しておくだけである程度プレイが可能なジャンルです。すきま時間やほかのモバイルゲームと掛け持ちプレイがしやすいこともあって、人気が広がってきています。

 Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると、日本はモバイルゲームの主要市場と比較して、モバイル放置RPGの収益が高いことがわかります。

 日本は2023年のモバイル放置RPGジャンル収益で2.8億ドル以上を記録しています。これは2023年の世界のモバイル放置RPG収益の24%に相当し、世界最高シェアです。2位はアメリカ(18%)、3位は韓国(16%)と続き、中国を合わせた4つの市場で世界のモバイル放置RPG収益の70%のシェアを占めています。

 日本におけるモバイル放置RPGでは、『放置少女 - 百花繚乱の萌姫たち』(C4 Connect)と『ドット勇者 三時のおやつと昼寝付きの冒険』(EFUN COMPANY)が市場をリードしています(『放置少女 - 百花繚乱の萌姫たち』はブラウザ版も提供されていますが、以降ではモバイル版のみを対象としています)。

 Sensor Towerのデータによると、2023年のモバイル放置RPG収益ランキングで、『放置少女 - 百花繚乱の萌姫たち』が1億ドル以上の収益を上げトップに、『ドット勇者 三時のおやつと昼寝付きの冒険』が6,500万ドル以上の収益で2位となりました。

 『放置少女 - 百花繚乱の萌姫たち』は2017年3月にリリースされ、間もなく7周年を迎えますが、『ドット勇者 三時のおやつと昼寝付きの冒険』の日本でのリリースは2023年9月です。集計期間が4ヵ月程度であることを考えると、6,500万ドルの収益は急速に人気を得ていることがわかります。

 『放置少女 - 百花繚乱の萌姫たち』と『ドット勇者 三時のおやつと昼寝付きの冒険』のリリースから4ヵ月間の累積収益推移を見ると、その勢いが確認できます。『放置少女 - 百花繚乱の萌姫たち』と『ドット勇者 三時のおやつと昼寝付きの冒険』の収益差は、ここ数年の放置RPG人気の高まりも反映していると予測できます。

『放置少女』

『ドット勇者』

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