『マギレコ』6章“真実を語る記憶”~巴マミがまさかの…。マギウスの講義で魔法少女の真実が明らかに(ネタバレあり)

長雨
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 アニプレックスのiOS/Android用RPGで、2020年1月4日からはテレビアニメ放送も始まった『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(マギレコ)』

 その魔法少女たちの活躍を振り返るシナリオまとめ企画! 今回は、七海やちよの悲しい過去が明かされる第6章“真実を語る記憶”のストーリーをお届けします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

第6章:真実を語る記憶 1話“講義のお誘い”

さなも含めて5人チームになったいろは。

ある日さなの提案で、やちよにコースターをプレゼントしようとしたいろはたちだったが、サプライズ当日に現れたのはマギウスの翼であるみふゆだった。

  • ▲喧嘩することもあるものの、仲が深まっていく“チームみかづき荘”。お世話になっているやちよへお礼に、いろはたちはコースターを贈ることにした。
  • ▲サプライズ企画のためにいろはが待機していると、みふゆが現れてやちよを待たせてほしいと告げる。2人でお茶の準備をすることになったいろはは、みふゆからやちよが大事にしているマグカップの1つが彼女のものだと教えてもらう。

 みふゆからマギウスの翼に誘われて断るいろは。すると、“魔法少女の解放”に関する“講義”を聞いて欲しいと誘われ、いろはは会場の“記憶ミュージアム”を探すことにした。


  • ▲目的を知ってほしいというみふゆの言葉を拒み切れず、いろはは“講義”を受ける約束をする。

 やちよが家に戻り、鶴乃たちも家に入ってくると、みふゆはやちよだけを外に呼ぶ。みふゆがやちよに語ったのは「1年前の誓いを思い出してください…」というものだった。


  • ▲“仲間”のことで、やちよに警告をするみふゆ。改めてやちよは“マギウスの翼”に誘われるが、きっぱりと断った。

 それが何を意味しているのかは、分からない…。

  • ▲みふゆからの警告は、やちよの心に重くのしかかる。

第6章:真実を語る記憶 2話“会場は記憶ミュージアム”

 コースターをやちよに渡せないまま、記憶ミュージアムを調べるいろは。


  • ▲やちよも該当するうわさを知らないという。どこか素っ気ない様子のやちよを気にしつつ、いろはたちはうわさを調べ始める。

 ももこやみたまに聞いても何も知らなかったが、ゲームセンターに居たレナとかえでから連絡が来たことで、うわさを広げる使い魔のような存在を見つけた。

  • ▲ももこたちも、記憶ミュージアムのうわさは知らなかった。しかし彼女は、やちよの様子がおかしいことに思い当たることがある様子。

 その後、“記憶ミュージアム”の内容を知り、鶴乃と鶴乃の父親によって場所の目星を付けたいろは。やちよに話をしたが、返ってきたのは協力しないという答えだった。

  • ▲いろはが聞いたうわさと、鶴乃の父親の情報から場所が閉鎖された神浜記憶博物館だとわかる。

  • ▲記憶ミュージアムに行くことを反対するやちよ。言い募るいろはたちに、自分抜きで行くようにと突き放す。しかしいろはたちが去ったあと、やちよは本気で心配する様子を見せ……。

 みふゆと話をしてから様子がおかしくなったやちよ。いろはたちは不安を抱えながらも廃博物館に向かう。

 そこで待っていたのは、ういの親友“里見灯花”だった。

  • ▲記憶ミュージアムで待っていたのは、いろはがずっと探していたういに繋がる人物・里見灯花だった。

第6章:真実を語る記憶 3話“マギウスの講義”

 自分もういも憶えていないマギウスの“里見灯花”を前に、心の整理をしながら講義を聴くことにしたいろは。

  • ▲灯花は、いろはに「はじめまして」と告げる。ねむと一緒に入院していたのは事実だが、ういのことはまったく知らないという。
  • ▲いろはたちが灯花に接触したころ、やちよも記憶ミュージアムについて調べ始めていた。

 講義で判明したのは魔法少女の真実。“ソウルジェムが魔法少女の命であること”、“魔法少女が魔女になること”、“神浜では魔女化ではなくドッペル化が起きるということ”、それをマギウスが実現させたということだった。

  • ▲灯花は物語形式で、魔法少女に隠された2つの秘密を語る。その事実に、フェリシアたちは大きなショックを受ける。
  • ▲マギウスによって魔法少女の救済が始まったことで、神浜市では魔女化ではなくドッペル化が起こるようになったと灯花は言う。

 真実を踏まえて、マギウスの翼に誘われるいろはたち。それを断ると、いろはたちは“記憶ミュージアム”の中に連れて行かれ、みふゆの記憶を見せられることになってしまった。

  • ▲講義の物語は、みふゆの記憶だった。いろはたちは、強引に彼女の記憶を見る“追体験学習”することになる。さらにいろはたちを追ってきたやちよも、同じ体験をすることに……。

 一方ももこは、いろはたちが聞いたように、魔法少女の真実をレナとかえでに教えようとしていた。

  • ▲やちよ、みふゆ、鶴乃、ももこは、同じ体験を共有していた。彼女は真実の重さにためらいながらも、それを仲間たちに伝えようと決意する。

第6章:真実を語る記憶 4話“追体験学習”

 記憶ミュージアムで眠るいろはたちは、みふゆの記憶を追体験していた。それは、灯花から講義で聴いた魔法少女の真実を生で見ることと同義だった。

  • ▲やちよとみふゆがチームとして活動していたころを追体験するいろは。誰もいろはが仲間に加わっていることに、疑問を持たない。

 昔のやちよとみふゆの仲間として一緒に戦い、過去の仲間“雪野かなえ”のソウルジェムが砕かれて死ぬところを目撃し、“安名メル”が魔力を使い果たして魔女を生み出すところも目撃するいろは。

  • ▲強力な魔女からやちよたちを守るために無謀な行動に出たかなえは、ソウルジェムを砕かれて命を散らす。
  • ▲メルは、やちよをかばったことでソウルジェムが完全に濁ってしまい、魔女化してしまった。
  • ▲やちよの家にあった使われていないマグカップは、かつての仲間のものだった。仲間を失ったこと、そして魔法少女の真実を知ったことは、やちよたちの心に大きな影を落とす。

 苦しみ嘆くみふゆがドッペルを出したとき、みふゆの前に灯花が現れ、いろはも一緒にマギウスの翼に誘われた。

  • ▲魔法少女としての力が衰えつつあったみふゆ。彼女は変わらないやちよを恨んでしまう自分を嫌い、魔女になることに怯え、負の感情を抱えるようになってしまう。
  • ▲その後、みふゆのソウルジェムも真っ黒に濁ってしまったが、“マギウス”が魔法少女救済のために動いていたため、魔女になることはなかった。

 灯花の誘いを断って目を覚ましたいろは。そこには鶴乃たちの姿はなく、眠るやちよの姿だけがあった。


  • ▲記憶を見たみかづき荘のメンバーたちを、灯花とみふゆが“マギウスの翼”に勧誘する。真実を知ってなお、いろはは魔女を利用することが納得できないと拒絶する。

第6章:真実を語る記憶 5話“やちよの宣言”

 ももこがレナとかえでを慰め、やちよと仲が悪くなったときの話を始めた頃。やちよはマギウスの翼への誘いを断って目を覚ますと、いろはに「チームは解散」と言う。


  • ▲過酷な現実を知って涙するかえでたちに、ももこは素直な自分の気持ちを伝える。ももこはやちよと険悪になった理由を話しつつ、今ならその理由がわかると言う。
  • ▲いろはに、解散を告げるやちよ。ももこいわく、自分(ももこ)と鶴乃もかつて理由不明のまま同じことを言われたようだ。

 やちよの言葉はウワサが出て来ないようにする演技だと思ういろは。すると、灯花、アリナ、みふゆが現れる。そこには記憶に影響されて洗脳された鶴乃、フェリシア、さなの姿。

  • ▲鶴乃、フェリシア、さなは、“マギウスの翼”に加わったことをうれしそうに話す。灯花も、もはや彼女たちの意志で加入したと満足そうだ。

 マギウスの翼の一員として去っていく鶴乃たちを追いかけようとするいろはだが、アリナは魔女を残して消えた。

  • ▲洗脳された3人を心配するいろはに対して、やちよは関係ないと冷たい態度を取る。

 いろはは魔女とひとりで戦おうとするやちよを、助けようとする。だが、やちよはそれを拒否して魔女を倒す。そして、いろはに彼女は改めて「チームは解散」だと宣言した。

  • ▲やちよのチーム解散宣言は、演技ではなかった。彼女は一緒に戦おうとするいろはを頑なに拒む。

第6章:真実を語る記憶 6話“いろはの宣言”

 解散宣言後も、やちよとうわさを抜けようとするいろは。

 魔女との戦いで消耗したやちよを心配するいろはに反し、やちよはいろはを避けていた。

  • ▲解散したくないと言ういろはに、やちよはさびしそうに「何もできない」とつぶやく。
  • ▲魔女との戦いでボロボロになっても1人で戦おうとするやちよに、いろはは怒りを覚える。そして、側を離れないと宣言するのだった。

 それでも退かないいろはに、やちよが「生き残りたい」という願いが仲間を殺してしまうと告白。いろははひとりでウワサに立ち向かって撃破すると、やちよの想像を否定し、自分がリーダーになることを宣言した。



  • ▲仲間たちに起きた悲劇を、やちよは“リーダーとて生き残りたい”という自分の願いと“周囲を犠牲にして自分を生かす固有魔法”のせいだと思っている。
  • ▲犠牲者を出さないため、1人で活動していたやちよ。しかし、いろはたちと出会ったことで、彼女の心は仲間を大切にしていた頃に戻ってしまった。みかづき荘のメンバーが大事だと思うからこそ、彼女はチームを解散しようとする。

  • ▲いろはは仲間たちと一緒にいるために、ウワサを1人で倒してやちよの想像を打ち砕く。そして自身がリーダーになることで、やちよの憂いを断った。

 うわさを消して疲労困憊のいろはたちの前に、マギウスに移った巴マミが現れる。窮地に追いやられたふたりを助けたのは見滝原の魔法少女“美樹さやか”だった。

 マミから逃げた3人は情報を共有すると帰ることにした。

  • ▲マミは“マギウスの翼”に感化されており、魔法少女としての姿も変化していた。

  • ▲マミの変貌ぶりに驚くさやかだったが、何とか隙を作って逃げることに成功。さやかはいろはたちから魔法少女の真実を聞き、混乱してしまう。

第6章:真実を語る記憶 7話“ふたりだけじゃない私たち”

 鶴乃、フェリシア、さな、3人の仲間を洗脳され、マギウスの翼に連れて行かれてしまったいろは。彼女は皆を助ける決意を胸に、やちよの家(みかづき荘)に帰ってきた。


  • ▲いろはとやちよは夜の街を歩いて帰り、自分の考えを整理する。
  • ▲みかづき荘では、やちよに話を聞きに来たももこが待っていた。

 その後、やちよは自分が1年前に起こしたチームの解散について、ももこに説明すると、ふたりは和解することができた。


  • ▲やちよから解散の理由を聞いたももこは、彼女に抱き着いて安堵の表情を見せる。

 いろはが鶴乃たちを助けるにも、仲間はやちよのひとりだけ。それでも、ももこたちのチームや、まどかたちのチームがいることを考えると、まだ十分に希望はあると、いろはは思った。

  • ▲いろはたちの事情を聞いたももこが、バックアップを申し出てくれる。


  • ▲頼もしい魔法少女たちの存在が、いろはとやちよの心を明るくしてくれる。

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(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Partners

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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝

  • メーカー: アニプレックス
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2017年8月22日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝

  • メーカー: アニプレックス
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2017年8月22日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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