『超探偵事件簿 レインコード』リアルイベントレポートその2。本編のストーリーをアレンジしたここだけの朗読劇も。気になることを小高氏&榊原氏に直撃したインタビュー付きでお届け!

カワチ
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 3月17日に開催されたイベント“超探偵事件簿 レインコード ファンミーティング~第1回超探偵集会~”について、第2部のレポートをお届けします。

 Nintendo Switch用ソフト『超探偵事件簿 レインコード』初のリアルイベント“超探偵事件簿 レインコード ファンミーティング~第1回超探偵集会~”が3月17日に上野の飛行船シアターにて開催されました。

 ユーマ=ココヘッド役の福原かつみさん、死に神ちゃん役の鈴代紗弓さん、ハララ=ナイトメア役の石川由依さん、デスヒコ=サンダーボルト役のKENNさん、企画原案・メインシナリオを担当した小高和剛氏、プロデューサーの榊原昌平氏らが出演し、ゲーム好きアナウンサーの荒木美鈴さんがMCを務めました。

 ここでは、その第2部についてレポートしていきます。なお、記事内にはネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

本編をアレンジしたシナリオが楽しめた朗読劇

 大盛り上がりの第1部を引き継ぐような熱気でスタートした第2部。今回もネタバレ全開の濃いトークが展開しました。ジルチのファンから届いた手紙をきっかけに、さっそくジルチについて語る貴重なトークに。

 小高さんいわく、偽物のジルチと本物のジルチは似たようなキャラクターだそうです。第0章の立ち回りで十分な結果を出しているものの、ヨミーに使い捨てにされてしまったかわいそうな人物であるとのこと。また、サブキャラクターのなかではイカルディやシスターが人気であることも明かされました。

 さらにキャラクターがお気に入りという手紙から声優陣にそれぞれの役の印象を聞く流れに。

 福原さんはユーマは臆病だけど心は強い主人公。勇敢に戦うキャラクターであると語り、鈴代さんは、死に神ちゃんはめちゃくちゃかわいいというのが第一印象で、死体を見たときに興奮するなど、死に対して気楽なところをどう演じるか悩んだことを明かしました。

 石川さんはハララは感情が読めないキャラクターでありつつ、自分は自分という考え方に共感するそうです。

 KENNさんはデスヒコについて、変装が得意だから観察眼があるけどヘタレであると語り、小高さんは長所もあれば短所もあると肯定。デスヒコやフブキなど探偵特殊能力が強力なキャラクターには短所も作ったことを明かしました。

 続いて、事前に募集した思い出のシーンを振り返るコーナーへ。カナイ区の住人たちの血の色はピンク色ですが、これは『ダンガンロンパ』シリーズをプレイしている人の“血の色がピンクであることは普通”という認識を利用したトリックでした。

 小高さんはこのトリックを『ダンガンロンパ』のイベントで台湾に行ったとき、タバコを吸っているあいだにふと思いついたそうです。

 また、記憶喪失の状態で登場するユーマですが、その正体もユーザーを驚かせたポイント。福原さんはユーマとその正体であるキャラクターで佇まいが異なるように気を付けながら演じたそうです。

 ほかにも第0章の超探偵連続殺人やユーマと死に神ちゃんのお別れシーンなどが取り上げられ、制作や収録の貴重な秘話が語られました。

 続いてグッズ情報と朗読劇のコーナーへ。朗読劇は1部と異なり、第2章“暗黒少女の沈黙”の謎迷宮冒頭シーンで、デスヒコが人型の死に神ちゃんを見てテンションが上がり、ユニークなやり取りをくり広げるものと、第4章“キミのすべてが0(零)になる”の事件発生前で、アマテラス社の研究所で停電が発生し、ウエスカ博士の安否を確認しているところが題材になりました。

 第4章のものは、フブキの代わりにハララがいたら? というシチュエーションとなっており、第1部と同様にここでしか聴けないドラマが楽しめました。

 第1部にあった“カナイ区 区民一斉調査”は第2部にもあり、今回は上司にしたいアマテラス社の社員として、ヨミー、スワロ、マコトから選ぶものや、彼氏にしたい超探偵を、ユーマ、デスヒコ、ヴィヴィアから選ぶものなどが出題されました。

 また、最後にはユーマに言って欲しいセリフを「きゃあああああああっ! 血が! 血がっ!」「ちょっと待って! その発言はアウトじゃない!?」「過去も記憶も関係ない! ボクはユーマ=ココヘッドとして謎を解く!」という3つのなかから選び、福原さんが実際に演じてもらえることになりましたが、結果はまさかの「きゃあああああああっ! 血が! 血がっ!」に。ある意味でレアなものが選ばれました。

 クイズに関しては第1部から変わり、福原さんとKENNさんチーム、鈴代さんと石川さんチームに分かれて『レインコード』のグッズのなかから総額が1万円に近づくようにグッズを選ぶというもので、小高さんと榊原さんがヒントを与えるアドバイザーとして参加することに。ただ、鈴代さん&石川さんチームに加わった小高さんはグッズの値段を知らず、いっしょに参加しているだけになっていておもしろかったです。

 盛り上がったイベントも最後は登壇者の挨拶で終了……と思いきや、最後にサプライズの朗読劇が。本編ラストのユーマと死に神ちゃんの別れを会場向けにアレンジしたものとなっており、別れのさみしさを感じつつも、いつかの再会を信じたくなる、とても温かい雰囲気に包まれたままイベントは終了しました。

インタビュー

 第1部と第2部の間に小高さんと榊原さんがインタビューに応じてくれました。ここからはその模様をお届けします。

――第1部を終えての感想をお聞かせください。

小高:ファンと触れ合えるイベントが久しぶりでしたし、そもそも『レインコード』でははじめてだったので、どれだけ来てくれるかちょっと心配ではあったのですが、みなさん楽しんでくれているようでよかったなと思います。

榊原:席も満席で盛り上がってくれましたね。ファンのみなさんがあたたかくて自分もうれしかったです。

――声優さんたちは掛け合いで演じることははじめてだったそうですが、小高さんは聴いてみていかがでしたか?

小高:やっぱり、みんながそろった状態だと、それはそれで全然違う感じになりましたね。うん、これはやっぱりアニメ化だなと。

榊原:ゲームはひとりずつ収録するので、今回の朗読劇はライブ感もあって違うなと感じました。私も1ユーザーとして楽しかったです。

――開発者に求める声として続編の発表やアニメ化、第0章で亡くなった探偵たちのエピソードの掘り下げなどがあると思いますが、いかがでしょうか?

榊原:正式になにかが決まっているわけではないですが、今回のイベントでファンのみなさんの熱も感じられましたし、世間の反響的にも続編を含めてどんどん広がりを作っていければいいなと思っています。

小高:アニメ化で広がりそうな作品であるということはプレイした方々にも言われましたね。ある意味ライトな層を狙った作品でもあるので。アニメとの親和性はあるかなと思っています。ただ、アニメ化をするのであれば、謎迷宮は大きく変えなきゃいけないなと思っています。

――アニメは『ダンガンロンパ3』のときにも大きな驚きがあったので、もしもアニメ化するなら期待が高まります。

小高:さすがにあの規模の仕掛けはできないですね(笑)。今はゲーム作りのほうに集中しないといけないので。

――小高さんは会場でサイン会を実施していましたが、ファンからはどのような感想がありましたか?

小高:半分以上は『ダンガンロンパ』からのファンであるものの、『レインコード』を最初にプレイして、遡って『ダンガンロンパ』をプレイしてくれているファンもいました。違うシリーズとはいえ、長く続いていると、こういうこともあるんだと思いましたね。

榊原:『レインコード』の前に『ダンガンロンパ』のSwitchも発売しましたが、『レインコード』を発売してからSwitchの『ダンガンロンパ』の販売本数が伸びるという現象も起きました、本当に相乗効果で盛り上がってくれていますね。

――ピンク色の血の仕掛けは『レインコード』をプレイしたあとに『ダンガンロンパ』を遊んだ人の反応が気になりますね。「こういうことだったのか」と思うんでしょうね。

小高:サイン会に来てくれたひとのなかには『V3』を最初にプレイして、その後に『1』と『2』、『レインコード』とプレイした人もいましたね。順番がめちゃくちゃで衝撃的でした。

――日本以外のファンもいましたか?

小高:そうですね。台湾や中国の方もいらっしゃいましたね。

――日本での『レインコード』の大きなイベントははじめてだったと思いますが、どのような印象ですか?

小高:日本のイベントはステージがメインになるので、こういったファンと触れ合うものは新鮮でした。海外の人はアツい人が多く、雪崩れ込むようにサインや撮影を求めてくるので日本の人は奥ゆかしくて礼儀正しいなと思いました。

榊原:私も小高さんと一緒に台湾や中国のイベントに参加してきましたが、盛り上がり自体は同じぐらいかなと感じています。ファン層も近しいので、本当にグローバルで同じような人たちが作品のファンになり、同じく盛り上がってくれていることがすごくうれしいです。

――男女比は海外でも変わらないのでしょうか?

小高:そうですね。ただ、サインに並んでくれている人は意外と男性も多いなと思いました。リアルイベントは女性のほうがフットワークが軽く、壇上から見たときも女性が多いように感じたのですが、男性もサインに並んでくれてうれしかったです。

榊原:自分はもっと女性がメインになるかと思っていたので、予想よりも男性が参加してくれていると感じました。

――イベントで印象に残ったコーナーはありますか?

小高:クイズは難しかったですね。自分は1問目から分からなかったです。あとは3択から好きなものを選んでもらうものはキャラクターの人気に偏りがなく、満遍なく選ばれていてうれしかったです。自分自身、いろんなキャラクターたちに愛情を持ってほしいなと思っていましたし、サイン会でも第0章で死んでしまうキャラクターたちの前日譚を作って欲しいとお願いされましたね。

――『レインコード』の今後の展開にも期待しています。ありがとうございました。

公演概要

公演名:超探偵事件簿 レインコード ファンミーティング?第1回超探偵集会?
会場:飛行船シアター 東京都台東区東上野 4-24-11
公演日程:2024年3月17日(日)
・第一部 開場 13:30 / 開演 14:00
・第二部 開場 17:30 / 開演 18:00

出演者

福原かつみさん(ユーマ=ココヘッド役)
鈴代紗弓さん(死に神ちゃん役)
石川由依さん(ハララ=ナイトメア役)
KENNさん(デスヒコ=サンダーボルト役)
小高和剛さん(企画原案・メインシナリオ)
榊原昌平さん(プロデューサー)


■Nintendo Switch『超探偵事件簿 レインコード』

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