ドロテア・フィーマンがエレナに伝えた“創造”の力【グリムノーツ最終考察#9_2】

そみん
公開日時

 スクウェア・エニックスのiOS/Android用アプリ『グリムノーツ Repage(リ・ページ)』の物語がいよいよ完結します。

 その物語をより楽しめるよう、ストーリーの流れをまとめつつ、物語の背景を読み解く考察記事をお届けします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

ドロテア・フィーマンがエレナに伝えた“創造”の力

 『リ・ページ』の12想区(騎士道物語の想区)でカオス・ミュンヒハウゼン(男爵)に対して“創造”の力を使う際、エレナはドロテア・フィーマンの言葉を思い出している。

・ドロテア
『創造』とは「無から有を生み出す」力…ならば、「無」とはなにかしら?

・エレナ
えっと…「なにもない」ってこと?

・ドロテア
いいえ、「無」とは、「なにもない」すら、「ない」状態なの。

ない」ということすら「ない」…それが「無」であるとするならば、「有」とはなにかしら…

・エレナ
なにがなんでも…「有る」?

・ドロテア
うん、そんなに間違ってないわね。

いい、エレナ…世界はね、有るように有ろうとする力が、常に働いている。

『創造』…「無から有を生み出す」力は、発動すれば、世界の「あるべき形」に戻そうとする力とぶつかり合う。

『創造』とは、それを跳ね返す力…そうね…「抗う」力と言ってもいいかも知れない。

・エレナ
それじゃまるで…

・ドロテア
そうね、カオステラーみたいね…

でも違うの…カオステラーの力は…「あきらめた」力なの…

運命に、世界に、自分自身をあきらめた者が、「それならば」と、発動させる力…

「あきらめた」者の力では、世界は変わらない。世界を壊すことは出来ても、変えることは出来ない。

エレナ…いい? 覚えておいてちょうだい。

『創造』とは「無から有を生み出す」力、「世界に抗う」力、そしてなにより…

「決して、あきらめない」力―――


 と。

 これを受けてエレナは、「あるべき形に戻したの…絶望の世界しか作れない人を、その人が…絶望する前の姿に戻るようにしたの…!」と、カオス・ミュンヒハウゼン(男爵)をあるべき姿=ミュンヒハウゼンとコネクトをする前の姿に戻した。











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グリムノーツ Repage

  • メーカー: スクウェア・エニックス
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: RPG
  • 配信日: 2016年1月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • メーカー: スクウェア・エニックス
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  • ジャンル: RPG
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