いよいよクライマックス『龍が如く 維新!』×『龍オン』コラボのイベントストーリーを一挙振り返り!

信濃川あずき
公開日時

 iOS/Android/PC用ドラマティック抗争RPG『龍が如く ONLINE(以下、龍オン)』で3月16日10:59まで開催中の、PS4/PS3用ソフト『龍が如く 維新!(以下、維新!)』コラボイベント。このイベントストーリーを振り返ります。

 『維新!』と『龍オン』のコラボがいよいよ大詰め! 1月から始まった長期コラボがクライマックスを迎えようとしていて、盛り上がる気持ちとともにさみしさも感じますね。

 このコラボの目玉はやはり、本編『維新!』でも語られなかったエピソードが見られるオリジナルのイベントストーリーです! 『維新!』をプレイした人も、これからプレイする人も、歴史ファンも楽しめる読み応えたっぷりのストーリー。正直、読まなきゃもったいない!

 さて、今回はコラボを最後まで思い残すことなく遊びつくすため、これまでのコラボストーリーの振り返りをお届け! 最終章の手前となる、第5章までのストーリーを紹介しますので、ぜひ最終章プレイ前のおさらいに役立ててください。

 なお、本稿は『維新!』本編およびコラボストーリーのネタバレを含みますので、まだプレイしていない方はご注意ください! また、ストーリーに登場する『維新!』に登場するキャラクターの解説は、これまでの特集記事をご覧ください。

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【第一章】桂小五郎の戦い方

 帝をさらうため、京に火を放つ計画をしていた勤王志士たち。しかし、彼らの会合場所となっていた池田屋が、新選組に襲撃されます。このことで長州藩は多くの志士を失い、打撃を受けました。

 計画を止めようとしていた新堀松輔こと長州藩の桂小五郎も池田屋で斬られそうになりますが、斎藤一を説得して逃走に成功……と、ここまでが『維新!』本編の内容。イベントストーリーは、この直後から始まります。

  • ▲『維新!』本編では、池田屋を飛び出すところまでしか見られませんでした。その後、桂がどう動いたのかが初めて明かされます。

 桂はどうにか逃げ延びて、長州で仲間と合流しました。池田屋での顛末を説明する桂に、ひとり逃げ帰ってきたのかと食ってかかる男がいました。急進派の来島又兵衛です。

  • ▲長州藩の来島又兵衛。彼も、実在した人物です。

 来島は桂の保守的な姿勢を批判し、同じ急進派の兵を集めて京へ向かうと言い出し、桂が止めるのもきかず出て行ってしまいます。桂はこの事態に、自分なりの戦い方で立ち向かうことを決意するのでした。

【第二章】それぞれの思惑

 来島が京へ出発して3日。桂は先回りして、すでに京に到着していました。

 来島らの最大の目的は、謹慎させられている長州藩主、毛利敬親の謹慎解除。桂は先んじて朝廷に藩主の免罪を訴える嘆願書を出し、さらに私財をなげうって裏金をばらまいて、藩主の謹慎を解除させようとします。こうすることで、来島が事を起こす理由をなくしてしまおうとしたのです。

 嘆願書と裏金工作はうまくいったかのように見えました。しかし2日後、朝廷は来島らの迎撃を決定。藩主免除の話も、なくなってしまいます。

 実は桂が工作をするのと同じ頃、長州と朝廷に戦ってもらいたいと考えている勢力も動きを見せます。土佐藩の武市半平太です。武市のバックには、イギリスに日本を乗っ取らせようと考えている山内容堂がいました。

 桂の私財も、イギリスからの援助がある武市の潤沢な資金の前では雀の涙。武市は工作の上塗りを行い、朝廷を長州排除に傾けたのです。

 この国のためにと思って、山内の計画に乗った武市。しかし、ほかならぬ武市本人が、自分自身の行動に疑問を感じていて……。武市に心酔する岡田以蔵も、武市が苦慮していることに気が付いていました。

 新選組にも、長州と抗戦せよというお達しが。こうして、後に禁門の変と呼ばれる出来事が起こります。

【第三章】戦いの引き金

 にらみ合う来島ら長州藩士と幕府軍。その間に、桂が割って入ります。桂は、来島に戦いをやめるよう直接説得。そのためならば、自分の命を差し出してもかまわないとまで言います。

 桂の様子に、かたくなだった来島すら心を動かされた様子。戦いは避けられるかもしれない……と思われたそのとき、銃声が響いて来島が倒れました。これを見た長州藩士は頭に血が上り、ついに戦いが勃発……!

 来島を撃って文字通り戦いの引き金を引いたのは、岡田でした。彼は武市から、長州と幕府の激突を確実なものにするよう命を受けていたのです。

【第四章】戦局変化

 岡田の放った、たった1発の銃弾のために、桂の努力が無に帰してしまいました。桂は岡田を追いますが、人斬り以蔵の異名を持つ岡田は難敵。結局岡田には逃げられてしまいますが、桂には深追いするよりもするべきことがありました。

 戦場に戻った桂は、新選組の武田と原田に発見されてしまいます。喜んで桂に斬りかかってくる武田と原田。しかし、ふたりの新選組隊長を桂は返り討ちにしました。保守派だからといって、桂は決して弱いわけではないのです。

 岡田に撃たれた来島は一命を取り留め、兵を指揮していました。もはや後がない長州藩士は、窮鼠となって幕府軍を追い詰めます。

 そのとき、爆発のような轟音があたりに響き渡ります。大砲をひっさげて現れたのは、薩摩藩の西郷吉之助でした。

【第五章】薩長激突

 薩摩藩が持ち込んだ大砲は、以前イギリスから奪ったというアームストロング砲。高い戦意で幕府軍を追い詰めていた長州藩でしたが、薩摩藩の出現で状況が変わりました。

 圧倒的な戦力差に暇をもてあました西郷は、どさくさにまぎれて沖田と一戦交えます。彼らが遊ぶ余裕があるほどに、戦局はひっくり返ってしまったのです。

 ここまで指揮してきた来島も、ついに倒れてしまいます。駆け寄って肩を貸す桂。

 ところがそこで何者かが桂に斬りかかり、それをかばった来島は斬られてしまいます。斬ったのは、西郷。ついに桂と西郷が直接激突することに……!

 双方一歩も引かず、斬り合いは激戦になります。双方体力の限界を迎え、ついに決着がつく……と思われたそのとき、戦いを止める声が響き渡りました。

 ふたりを止めた人物は、一橋慶喜。後の、第15代征夷大将軍、徳川慶喜です。この後、物語はどのような結末を迎えるのでしょうか……。

最終章を見逃さないように!

 今回紹介したストーリーの続きとなる第6章は、3月9日に配信されます。コラボイベントは3月16日の10時59分までですので、それまでにぜひ遊んでください!

 1月から実施されてきた長期コラボも、ついにフィナーレを迎えます。オリジナルのイベントストーリーのほか、コラボキャラが出現するガチャも、思い残すことのないよう遊びつくしておきたいですね!

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