『仮面ライダークウガ』などのロケ地“喫茶るぽ”でたなかえりさんと食レポ!(後編)【電撃特撮メシ】
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- 電撃オンライン 終末のバンギア
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毎週金曜21時から電撃オンラインがお届けしているネット配信番組“電撃四天王(3人)の対決Showdown”のオープニングテーマ曲を担当する音楽ユニット“終末のバンギア”(以下バンギア)がレポーターを務める突撃レポート。その中でも多くの特撮ファンが訪れるという食の巡礼スポットや聖地などを紹介するコーナー“電撃特撮メシ”。
前回から引き続き、『電磁戦隊メガレンジャー』のメガイエロー/城ケ崎千里役や、『仮面ライダークウガ』の“未確認生命体関連事件合同捜査本部”の警官、笹山望見役を演じた、たなかえり(以下、えりさん)さんと『仮面ライダークウガ』や『相棒』のロケ地として使われた“喫茶るぽ”に突撃取材を決行中です!
“喫茶るぽ”の店内の様子や、たなかえりさんの紹介は前回の記事を参考にしてもらうとして……。今回は、数多くのメニューの中からそれぞれが選んで食レポをお届け! なんと動画でもお届けしちゃいますよ♪
喫茶店とは思えないほどの豊富なメニュー!
“喫茶るぽ”のすごいところは、喫茶店とは思えないほどの食事メニューの量。喫茶店の定番メニューとも言えるトーストやサンドもいろいろな種類から選べ、ドリンクとパン、サラダ、スープが付いたサービスセットの種類も、すぐには決められないほどの量が……。
これにはバンギアとえりさんも驚きを隠せず、「そのへんのファミレスより選び甲斐があるかも!」と大喜び。
ランチタイムより少し遅く入店したので、すっかりお腹が空いてしまっている3人はサービスセットからそれぞれ食べたいメニューを選ぶことにしました。
味とボリュームが満点のサービスセットのメニューからチョイス!
メニューの中でもひときわ目立つのがサービスセットの数々。お腹を空かしている人には、ゴクリと喉が鳴ってしまうほどの気になるメニューばかり。
喫茶店なら定番メニューの……いろんな味のスパゲティーのセットはもちろんのこと、グラタンやドリアのセット、ピラフやドライカレーのセットなどもあります。
さらには、ハヤシビーフやチキンクリームシチュー、ナシゴレンなんてのもあります! もう迷いまくりです……。
そんななか3人が選んだメニューは下記の3つ!
・えりさん→オムライスセット
・バンビ→ボルシチセット
・ルギア→アイドルセット
頼んだメニューが運ばれて来たとき、チェーン店などでは「あ……思ったよりちょっとボリューム少ないな」なんて感じることはよくあるのですが、“喫茶るぽ”のメニューは違います! サーブされてびっくりの女性陣、「え! すごい! 食べきれるかしら♪」と嬉しい悲鳴。
そして、最後にはルギアの注文したアイドルセットが登場。「じつはアイドルになりたかったんでしょ!?」と突っ込みを入れられながらも堂々と頼んだルギア。なぜこれがアイドルセットと呼ばれるのかは謎のままですが、アイドル(←……)的なスマイルがこぼれるほどの見た目に大満足な様子。
気になる実食レポートは動画でもお届けしちゃいます!
気になるそのお味ですが、全体的にまとめますと、昭和感のあるどこか懐かしいテイスト。濃すぎでもなく、薄くもなく深みのある味わいです。やはり長く続く老舗店だけあってリピートしたくなること間違いなし!
あまりにも美味しかったので、最後にはデザートとしてチョコバナナワッフルまで頼んでしまった3人。ボリューミーなセットメニューを平らげてしまったのにも関わらず、甘いものは別腹が発動してしまい、ペロっといただいてしまいました。
そんな食レポの模様は動画にも納めてますので、ぜひともご覧ください。さらに美味しさが伝わるはずです!
“たなかえり”さんにいろいろなこと聞いてみた!(後編)
すっかり食事も堪能した3人。ここからは、前回から引き続き、えりさんの気になることをいろいろ聞いてみました。
『電磁戦隊メガレンジャー』に出演したあとは、はたしてどうなったのか!? チェケラ♪
――『電磁戦隊メガレンジャー』に出演されたあとはどのような活動をされていたのでしょうか?
えりさん:『メガレンジャー』が終わってすぐに、『王様のブランチ』にレポーターとして出演していました。
でも本当は、もっとお芝居がしたい、女優さんとしてやっていきたいと思っていたんです。
『メガレンジャー』で一年間同じ役をやらせていただいて、演技の経験も技術もなにもないところから、なんとなくだけど役者としての引き出しが増えて、これからはその引き出しを埋めて行く作業をしていきたいと思っていたのですが、『王様のブランチ』で予定はギッシリ……。
はじめてのバラエティーで慣れていなくて、カメラ目線だし台詞はないし……とくに最初の半年は本当に必死でした。
――『仮面ライダークウガ』への出演はその後ですよね、きっかけはなんだったのでしょうか?
えりさん:やっとレポーターのお仕事に慣れてきたころに『電磁戦隊メガレンジャーVS星獣戦隊ギンガマン』のVシネの撮影が入ったのですが、今度はお芝居ができなくなってしまっていてすごく落ち込みました……。
そのときに、『メガレンジャー』のプロデューサーさんから、「スケジュールもらえるんだったら、『クウガ』に出てみなよ」とお声かけいただいたんです。
それで、笹山望見役で出演することになったのですが、最初、望見ちゃんって一回くらいしか出ないようなミーハー的な警官役だったんです。
それを脚本の荒川さん(荒川稔久さん)が、本部から通電する役目の人欲しいよねと……その役目を望見ちゃんでとなって、継続して出演することになりました。物語が後半に向けて緊迫していくのに伴って、まじめな性格になっていくようなキャラクターで難しかったですね。
喫茶“ポレポレ”のロケ地に来てみて
――『仮面ライダークウガ』のストーリーって、五代雄介(主人公)だけではなく周りのキャラクターたちもそれぞれが成長していくドラマを描いていますよね……。そんな『仮面ライダークウガ』で五代雄介がアルバイト兼居候していた喫茶店“ポレポレ”のロケ地としても使われた、“珈琲喫茶るぽ”に来てみて、いかがですか?
えりさん:あの“ポレポレ”の外観はここだったんですね! 私は警視庁の人間で本部の中から出たことなかったから……ここが4号の……。
20年越しで初めて来ました。店内は撮影の場所とは違うけど、すごくステキ!
――どこを撮っても絵になるお店ですよね……(ドラマ『相棒』のロケ地としても使われていました。前回の記事参照)。いままで、モデル、レポーター、女優としての活動といろいろされてきて、最近は特撮出身のキャストさんたちで結成されているグループ“ニヤニヤシスターズ”として歌もうたわれて……そもそも、“ニヤニヤ”に携わるきっかけは何だったのでしょうか?
えりさん:牧野さん(『超電子バイオマン』ピンクファイブ/桂木ひかる役)に誘われて、“セブンズバー”(『地球戦隊ファイブマン』ファイブブルー/星川健を演じた、信達谷圭さんがオーナーのお店)に連れて行っていただいたときに、信さん(信達谷圭さんの愛称)に「今度イベントやるんだけどゲストに出てくれる?」とお声かけいただいたのがきっかけです。
気がつけば、レギュラーに……(笑)。
――いま、えりさん、ウクレレもされていますよね?
えりさん:はい。去年の11月から始めました。もともと飼っていた猫ちゃんたち(2匹“パセリ♀”、“セージ♂”)が亡くなってから……私自身空っぽになって……このままじゃいけないと思ってもなにをしたらいいのかわからなくなってしまって……。
そのときに、あの子たちと出逢うまえ、私はもっとやりたいことがあって、でも猫ちゃんがいるから、と諦めていたことがたくさんあったなと思い返して、そのひとつが楽器だったんです。
――なぜ、ウクレレだったのでしょうか?
えりさん:もともとギターをやりたくて、一度買ったことがあったんですが、いざ弾いてみると、思っていたよりも弦が固くてなかなか上手く弾けなくて、なんじゃこりゃ! ってなったことがあって(笑)。
2匹と出逢ったころに、よく一緒に聴いていた、ミニー・リパートンの『ラヴィン・ユー』を演奏したいな……でもギターはちょっと……あ、じゃあ弦の少ないウクレレはどうだろう!? と思ったんです。
で、ウクレレをはじめたら楽しくて、曲も一曲、猫たち2匹のことを想って作りました。
――去年の末にはじめて、もう作詞作曲を!? すごい!!
えりさん:YouTubeで勉強しながら頑張って続けています! ウクレレを練習していると、不思議なんですけど、猫をなでているときと同じ感じがして……触り心地がよくて眠くなってくるんです。
もしかしたら猫たちがウクレレに乗り移っちゃったのかも(笑)。それもあって楽しくできてるのかな。
――えりさんが寂しくないようにって、ウクレレになってそばにいてくれてるのかもですね。あと、えりさんのその猫さんたちの名前が気になっていて……“パセリ”と“セージ”の名前の由来は?
名づけの親は“THE ALFEE”の坂崎さん
えりさん:彼らは、“THE ALFEE”の坂崎さん(坂崎幸之助さん)からいただいたんです。私がやっていたラジオと坂崎さんのラジオのディレクターさんが一緒で、そのつながりでライブにも行かせていただいたりして、なにかとご縁があって。
坂崎さんはもう20年以上まえから、保護猫ちゃんたちの活動に力を入れていらして、猫ちゃんと暮らしたいと相談したら保護猫さんたちを紹介してくださったんです。
はじめから2匹飼うつもりでいて、はじめは2匹の相性を見るためにお見合い(トライアル)をさせていただいて、すぐ家族に迎え入れることになったのですが、名前をつけようとしたときに、ネーミングセンスに自信がなくて……坂崎さんに、「すみません、名前付けてもらえませんか?」ってお願いしたんです。
――坂崎さんが、名前をつけたのですか!?
えりさん:はい。“サイモン&ガーファンクル”の『スカボロー・フェア』の曲の歌詞から、“パセリ”と“セージ”と名前をつけていただきました。
2匹が亡くなったあと、直接ではないのですが、友人伝いで、坂崎さんに彼らが長生きして生をまっとうしました。と伝えることができて、そしたら坂崎さんも覚えていてくださって「え、もうあれから20年も経ったの? 5年くらいかと思ってた」と言ってらしたそうなんです。
――わぁ…ほんとご縁ですね。
私たち“終末のバンギア”とも、ステキなご縁で保護猫支援チャリティーをご一緒させていただき、本当にありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。
――最後に、今回の記事をご覧になっているみなさまへのメッセージをいただけますか?
えりさん:今年、『仮面ライダークウガ』が20周年。あっという間でしたけど……『クウガ』は、いま観ても楽しんでいただける作品だと思います。今回の私たちのようにこういうゆかりの地に訪問してみて、浸っていただくのもよし。
でも、昔を見て楽しむのもいいですが……過去の思い出をいまに活かして前向きに生きていくことが大切なんだと思うので、みなさまこれからも楽しく生きていきましょ!
――ありがとうございました。
バンギアのふたりがそれぞれ140文字で締めくくる!
いかがでしたでしょう? たなかえりさんとの“喫茶るぽ”への訪問取材。えりさんの気になることもたくさん聞けて、とても楽しい取材となりました。
それでは、いつものようにバンギアのふたりがSNS時代ならではの140文字という縛りで、今回の記事を締めくくります!
バンビ(ボーカル)の締めくくり
喧騒から離れ、穏やかな時の流れを抽出したノスタルジックな場所、珈琲喫茶るぽ。外観は、魔女のお菓子の家のようにも見えて、魔女修行をしていたえりさんと行って正解!あの日あの時あの屋根の上に五代雄介が…ぼぉとしてたらおやっさんが「どうした?」って声かけてきて、なんて妄想に花が咲きます。
ルギア(ギター)の締めくくり
ロケ地巡礼。自分の好きなドラマや映画の舞台となった場所に訪れること。その世界に自分が入り込んだような錯覚を起こし、またそのキャラクターがそこに居たと思うだけで、ワクワクしてしまう。そんな場所に実際に出演していたキャストさんと訪れる……ん? これはきっとおまじないだったのかも……。
店舗情報
“喫茶るぽ”
〒204-0012 東京都清瀬市中清戸5-201
最寄り駅:西武池袋線 清瀬駅
営業時間:8:00~ 定休日:不定休
“終末のバンギア”プロフィール
ボーカル:bamvi(バンビ)
ギター:LUGIA(市野ルギア)
二面性音楽をコンセプトにした新機軸の男女音楽ユニット。ラジオ・司会・ボイスCMなどの仕事を中心に、舞台や地上波テレビ、映画などの俳優としても活躍していたバンビと、『ファミ通』などのゲーム系編集記者として活躍しながら、数々のゲームタイトルとミュージックコラボを果たした、市野ルギアが2019年2月に結成。
そのサウンドは「白か?黒か?」。電撃オンラインのネット番組“電撃四天王(3人)の対決Showdown”の主題歌を担当。また電撃オンラインの特撮系突撃リポーターも務める。新たに楽曲提供させていただけるコラボ先も絶賛募集中です!
現在、結成1周年として今回のゲストたなかえりさんと楽曲コラボ中! その楽曲で保護猫支援チャリティーもやってます!
●“電撃四天王(3人)の対決Showdown”最新主題歌『負けず嫌いの言い訳ファイターの歌 ~サラリーマン編~』
※詳しくは“終末のバンギア”オフィシャルサイトや公式Twitterもご確認ください。
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