Rayarkの日本初大型イベント“Rayark Wonderland@Tokyo”レポート。『Cytus II』の新曲も披露!【電撃PS】

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 6月8日(土)にZepp Diver City(東京)にて、『Cytus』(iOS/Android)や『DEEMO』(iOS/Android)など、人気音楽ゲームを世に送り出し続けているRayarkのサウンドとゲームが融合した大型イベント“Rayark Wonderland@Tokyo”が開催されました。

 Rayarkの本社がある台湾をはじめ、アジア各地でコンサートやイベントが行われてきましたが、日本で大型イベントが開催されるのは今回が初めて!

 Rayark作品のサウンドをじっくりと楽しめるライブ、最新作をひと足早くプレイできる試遊会、かわいいグッズがめじろ押しの物販と、ファンにとっては嬉しいことずくめだった本イベントの模様をレポートしていきます。

  • ▲会場内にはリリース前のPS VR対応のPS4『DEEMO -Reborn-』などを含む、5タイトルが遊べるゲーム体験エリアも用意。たくさんのファンがプレイを楽しんでいました。
  • ▲『DEEMO -Reborn-』は人気作『DEEMO』の完全新作。PS VR対応で、PS4にて発売予定。
  • ▲謎の生物を操作する探索アクション『MO:Astray』。
  • ▲対戦型RTS『Soul of Eden』。

豪華パフォーマー出演のライブにファンも熱狂!

 ライブは『Cytus II』に楽曲提供もしているDJのt+pazoliteさんによる『Cytus II組曲』からスタートします。どれも聴くとテンションが上がる曲ばかりで、ファンもキャラクター応援ライトを振ったり、手をたたいたりして、一緒に大盛り上がり。

 t+pazolite with THE SxPLAY(菅原紗由理)のコラボも! THE SxPLAY (菅原紗由理)さんの美しい歌声&t+pazoliteさんのDJパフォーマンスという最高の組み合わせで、『Cytus II』の『漂流』を聴くことができ、うっとりと聴き入ってしまうほど。

 香港出身のアーティストSing Sing Rabbitさんは、バンドRe:Brychとともに『Cytus II』の楽曲を披露。

 1曲目は彼女のトレードマーク(?)となるウサギのかぶりモノを被って登場! 『一啖兩啖(ひとくちふたくち)』をのびやかに歌い上げます。曲の合間のサイリウムを両手に持って、太鼓をたたくようにリズムを取る振り付けが、とってもかわいかったです。

 ほかにも『Green Hope』と、7月に『Cytus II』収録予定の新曲『Sunshine Duration』を聴かせてくれました。こちらはウサギのかぶりモノをとって歌ってくれたのですが、ウサギ姿に負けないくらいキュートなご本人でしたよ。

 ライブ終盤にはRayark作品の楽曲を多数手掛けている作曲家・Chamber Chuさんのピアノと弦楽器による五重奏で、『Sdorica スドリカ』と『DEEMO』の組曲が奏でられました。ゲーム本編内での名曲ばかりですが、迫力ある生演奏を体感できるのはライブならではの魅力です。

 ヤマハより発売される『DEEMOピアノコレクション楽譜集』のアレンジを担当したピアニスト・朝香智子も出演! 『DEEMO』の『nightfall』と『ANiMA』を演奏してくれました。

 指先だけでなく、全身を使ってピアノを弾く姿がとても印象的で、超絶技巧はこういう演奏のことを言うんだなと、圧倒されてしまいます。

 ラストはクラシック五重奏に合わせてTHE SxPLAY(菅原紗由理)さんが、『DEEMO』の『君が残した世界で』と『Guardian』をしっとりと歌い上げます。本編でも心が揺り動かされる楽曲だけに、演奏を聴くファンのみなさんも感動していた様子でした。

e-Sportsイベント“Cytus II JP Battle - CHAOS”のグランプリも決定!

 ライブの合間には、『Cytus II』の楽曲で競い合うe-Sportsイベント“Cytus II JP Battle - CHAOS”の決勝戦が行われました。予選には日本だけではなく、韓国や台湾など、各地から応募が殺到し、最年少8歳を含む、数百人の選手がエントリー。

 熾烈な予選を勝ち抜いて決勝にコマを進めた3選手は、ステージ上で見事な腕前を披露。巧みな手さばきでハイスコアをたたき出していましたが、自分のプレイを採点する場面ではどの選手も辛目の点数をつけており、トッププレイヤーは向上心やストイックさが違うと思い知らされます。

 大会最後の競争曲は“RayarkCon 2018”e-Sportsイベントのサプライズと同じく、未発表のボス曲『Ramen is God』が使用されました! Rayarkの音楽総合ディレクター・Iceさんと日本のギタリスト・青木征洋さん(Masahiro “Godspeed” Aoki)がコラボして生まれた軽快なエレクトロニックサウンドで、将来的にゲームに収録される予定だそうです。

 初見で高難易度曲『Ramen is God』をプレイすることになった選手たちですが、すさまじい対応力を見せ、ハイレベルな戦いを繰り広げます。過酷な戦いを制し、TenCha選手が本大会の王者に輝きました!

 ライブにe-Sportsにと、Rayark作品の魅力を存分に楽しめた本イベント。世界中はもちろん、日本中にも多くのファンがいるだけに、今後の開催も期待したいところ。また今回試遊出来たタイトルなど、新作も続々と登場するようなので、そちらにも注目です!

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