『スパロボDDコラム』コンパチブルカイザーついに参戦! イベントでは貴重な特別報酬が入手可能に!!【#19】

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 ついについに、あのスーパーロボットが『スパロボDD』に登場! 興奮冷めやらぬなか、『スパロボDD』コラム第19回スタートです!!

第3回制圧戦“THE GREAT BATTLE”スタート! 新ユニット・コンパチブルカイザーをゲットせよ!!

 前回のラストでもチラッと触れていましたが、5月29日にスタートした第3回制圧戦“THE GREAT BATTLE”の報酬ユニットとして、『スパロボDD』にバンプレストオリジナルロボットの“コンパチブルカイザー”が参戦しました!! まずは気になるその実力と、そのSSR必殺技専用パーツ“カイザー・バースト”の性能評価から見ていきましょう!!

コンパチブルカイザー&SSR カイザー・バースト


【ユニットデータ】コンパチブルカイザー

【ユニットパーツデータ】カイザー・バースト




コンパチブルカイザー&SSR カイザー・バーストの評価(S)

 制圧戦報酬で入手でき、2機目となる貴重な特殊属性の通常攻撃持ち。SSRのカイザー・バーストは攻撃特化タイプの攻撃力・照準値12%%増加、カイザー・バーストの必殺技威力18%増加、さらにブレイクゲージ減少量65%増加まで付いており、攻撃面は申し分なし。さらに特性+5まで強化すると攻撃特化タイプのMAP兵器以外の射程+1が追加されるので、弱点をある程度フォローすることも可能だ。

 また今回は、各種ミッション報酬で固有スキルのオーブが入手できるようになっているため、育成序盤のオーブ不足による戦力ハンデなども改善されている。

 精神コマンドには“熱血”“捨て身”“巧手”と攻撃特化に相応しいラインナップが揃っており、数少ない特殊属性の通常攻撃持ちという点だけでも、育てておいて損はない。

『スパロボOG』シリーズでのコンパチブルカイザーの最強必殺技は“カイザー・トルネード”でしたが、初出作品である『ザ・グレイトバトルIV』での“コンパチカイザー”の最強必殺技は“ファイナルカイザーバースト”でした(カイザー・トルネードも登場しています)。『スパロボDD』では原点回帰といったところでしょうか。

 カイザー・バースト発射時に現れる“BF”の文字は“バトルフォース”の略。これは『ザ・グレイトバトルIV』でファイター・ロアが所属していた特殊部隊の名称です。

 ちなみに『ザ・グレイトバトルⅣ』のコンパチカイザーは4機のマシンが合体する巨大ロボであり、地球の科学で改修された『OG』シリーズのコンパチブルカイザーとは、デザインや搭載武器など、さまざまな点が異なっています。

 一方、パイロットである“ロア”の初出作品は1990年発売の『SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』。ここでのロアはプレイアブルキャラクターではありませんでした。HPなどを回復してくれるお助けキャラとしてたびたび登場し、自分の生命と引き換えにナイトガンダムを復活させるという最期を迎えています。

 この時のローブ姿は『OG』シリーズでは、コウタに憑依する前の“戦士ロア”のもの。宿敵・ダークブレインとの因縁も、この時からずっと続いています。

 鎧に身を包んだ“ファイター・ロア”の姿で登場したのは、1992年発売の『ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン』から。ほかのキャラクターと比べて、やたら高速な貫き手が特徴的でした。なお、『ラストファイター・ツイン』のラスボス・ザンエルは、『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』に登場するXN-Lのモチーフとなっています。

 また、同じく92年に発売された『ヒーロー戦記』では、『OG』シリーズでもおなじみのゲシュペンストが初登場していますが、ファイター・ロアとゲシュペンストは1993年発売の『バトルドッジボールII』でラスボスチーム・ゴッドファクトリーのチームメイトとして早くも共演を果たしています。

 文字数制限の都合で、ゲシュペンストが“ゲシュペン”と表記されていたのはご愛嬌(笑)。隠しコマンドを入力することで、プレイヤーが使うこともできました。……ということで、バンプレオリジナルロボ&キャラ豆知識でした!

コンパチブルカイザーの宿敵・ダークブレインを倒せ!

 さて、そのコンパチブルカイザーが入手できる第3回制圧戦ですが、今回は各エリアの拠点が少ない代わりに難易度が少々高くなっている印象。

 エリア5の最終拠点には、ボスとしてコンパチブルカイザーの因縁の相手であるダークブレインが鎮座しています。

 これまでの制圧戦と同様、エリア5のクリア報酬として“カイザー・バースト”にも交換できる“コンパチブルカイザーのパーツのかけら”250個が手に入るので、まずはエリア5制覇を目指しましょう!

  • ▲ダークブレインは追い込まれるとHPを大幅に回復する。余力を残して挑もう

貴重な特別報酬が入手可能に! イベント“ただ一輪の笑顔のために”開催中!!

 続いてのトピックは、いよいよラストスパートに突入したイベント“ただ一輪の笑顔のために”について。

『UFOロボグレンダイザー』のEDテーマ『宇宙の王者グレンダイザー』を思わせるタイトルですが、BGMは初代(GONZO版)『フルメタル・パニック!』のOPテーマ『tomorrow』、ボスはプラン1501 ベヘモスと、どちらかというと『フルメタル・パニック!』寄りの内容となっています。

 ベヘモスは3アクションごとに“必中”を使ってくるので、回避型のユニットではやや不利。また、ダメージを軽減させるバリアも備えているので、対策をして臨みましょう!!

 また、今回からステージクリア時に難易度に応じた確率で“特別報酬”が獲得できるようになりました。特別報酬は青と赤の2種が設定されており、それぞれ装備しているユニットパーツによって入手確率が増加します。

  • ▲赤く囲んだところが、特別報酬の入手確率の増加割合。基本は100%で、200%で2倍、300%で3倍となる。

 対象パーツは、開催中のピックアップガシャで当選確率が上昇しているものを含め、今回であればARX-7 アーバレストやグレンダイザーと、イベントの中核を担うユニットに関連するものがチョイスされています。

 特別報酬は“特性素材のもと”や“特殊スキルオーブのかけら”、“ガシャチケットのかけら”などなど、希少なものがラインナップされているので、運よく入手できれば自軍の戦力強化に大きく貢献してくれるはずですよ!

新SSRパーツ“ラムダ・ショット”&“反重力ストーム”登場!!

 ここからは“ただ一輪の笑顔のために”開催に伴い追加された、新SSR必殺技パーツをピックアップ! ARX-7 アーバレスト用の“ラムダ・ショット”と、グレンダイザー用の“反重力ストーム”の2種となっています。

SSR ラムダ・ショット

【ユニットパーツデータ】ラムダ・ショット



ラムダ・ショットの評価(S)

 メインは攻撃&回避タイプの運動性が9.5%増加、戦闘回数に応じて攻撃力4.6%増加(最大23%)で、気力120以上になるとステージ中に一度だけ攻撃力・照準値・運動性が8%増加する(4アクション有効)。

 攻撃力の最大増加値や追加効果発動時の効果は大きいものの、追加効果が気力120以上で自動発動してしまうのがネック。ステージ開始直後はもちろん、4アクションの効果時間が過ぎたあと運動性が9.5%増加だけになってしまうので、第3次などの高難易度になるとメインの回避ユニットとして運用するにはやや厳しい。射程も全体的に短く、反撃を受けやすいのも上記の欠点に追い打ちをかける形に……。

 固有スキルの“集中力(宗介)”は運動性2.6%増加、攻撃を回避したときの気力上昇量+2と、こちらは非常に優秀なのでアーバレスト使いならば1つは確保して起きたいところ。

 “ラムダ・ショット”は、ARX-7 アーバレストのラムダ・ドライバを発動させて、オート・メラーラ ボクサー 57mm散弾砲で射撃、ジャンプで敵の懐に飛び込み零距離射撃で決めるという連続攻撃。

『スパロボDD』でのアーバレストは『フルメタル・パニック!』名義での参戦ですが、アーバレストのデザインはTVアニメ版第4期『フルメタル・パニック! Invisible Victory』を踏襲したもの。『Invisible Victory』のメカは3DCGで描かれていることもあり、ディテールが特に細かくなっています。

 “ラムダ・ショット”では、肩と背中の放熱板が展開していますが、これはTVアニメ版第1期と『Invisible Victory』を再現した演出。第3期『フルメタル・パニック! The second raid』では、戦闘中は背面の放熱板のみが展開し、肩部は戦闘終了時のみの展開となっていました。

SSR 反重力ストーム

【ユニットパーツデータ】反重力ストーム



反重力ストームの評価(B)

 メインは防御&命中タイプの照準値が12%増加、被ダメージを13%軽減、斬撃・特殊属性の通常攻撃と反重力ストームのブレイクゲージ減少量75%増加、反重力ストーム命中時に敵の攻撃力21%減少と、効果自体は盛りだくさん。そして特性+0でアクション2、回数4と回転率も悪くない。ただ、威力が130%と低いのが大きな難点。特性+5まで強化すれば威力200%にはなるが、メインに攻撃力増加がないため、攻撃役としては力不足といわざるを得ない。

 また射程が短いのもマイナス点だ。防御系のアビリティが被ダメージ13%軽減のみしかなく、反撃を受けると手痛いダメージを負ってしまう恐れがある。命中時に攻撃力デバフはついているが、相手が防御をしている時を狙うなど、運用には工夫が必要になる。

 お次は、グレンダイザーの数多ある搭載武器のひとつ“反重力ストーム”。マジンガーZのブレストファイヤー、グレートマジンガーのブレストバーンと同じく、グレンダイザーの胸部から放射される七色の光線ですが、こちらは熱線ではなく重力を操作するもの。

 原作では、反重力ストーム自体に攻撃力があるように描写されることは少なく、敵を墜落させたり、吹き飛ばしたりするのに用いられています。落下する物体を軟着陸させたこともあり、“必殺技”というよりはピンチの際に便利な武装という印象です。『スパロボDD』でも、落下時にダメージを与えていますね。

 そんななか第8話では、円盤銃ダルダルが放ったビームを反重力ストームで押し返しつつダルダル本体を弾き飛ばし、そのまま爆発四散させるという荒業を披露。

 第24話では円盤獣ドグドグの動きを反重力ストームで封じ、背後から遠隔操縦したスペイザーのメルトシャワーで挟み撃ちにするという連携攻撃で金星をあげました。

 ……というところで今回の『スパロボDD』コラムはおしまい! 次回はなんと記念すべき第20回です!!

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(C)東映
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(C)2001永井豪/ダイナミック企画・光子力研究所

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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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