8月末閉園のとしまえん跡地に『ハリー・ポッター』がやってくる!?

電撃オンライン
公開日時

 東京都練馬区にある『としまえん』遊園地内の一部敷地で、『ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ ハリー・ポッター』(スタジオツアー東京)を2023年前半にオープンすると発表されました。

 8月末に閉園となる『としまえん』跡地を含む区域は、東京都が段階的な公園の整備を計画しています。

 『スタジオツアー東京』施設は、この公園整備のプロセスに合わせて建設されるものです。引き続きパートナー各社は東京都の公園整備計画とも協力をしながら、施設開発を進めていくとしています。

 『スタジオツアー東京』は、ロンドンに次いで世界で2番目の開設となり、これまでにない体験型エンターテイメント施設です。

  • ▲『ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ ハリー・ポッター』イメージ。

 ロンドンで人気、知名度とも最高の成功を収めた実績に基づき、映画『ハリー・ポッター』シリーズで使用された衣装や小道具などを室内展示し、来場者は魅力あふれる映画の舞台裏を体験できます。

 『スタジオツアー東京』内で、映画『ハリー・ポッター』シリーズの製作者が実際に設計し制作した象徴的な映画セットの数々を探索し、その魅力的な世界観を楽しむことができます。

 また、映画内のシーンの数々を実際に体験でき、世界中で愛されている原作本の世界観が、どのように生き生きとスクリーンに再現されているかを知ることができます。

 施設の広さは約30,000平方メートルで、敷地内に設営される“サウンドステージ”と“バックロット”(屋外撮影用地)内の展示スペースにかかる所要時間は約半日です。

 『スタジオツアー東京』の入園チケット販売については、快適な入場人数となるよう調整をして販売される予定です。

 また、『スタジオツアー東京』入場口前の広場スペースには、特別につくられた映画に登場する魔法動物の彫刻が置かれた造園エリアが計画されており、地元の方も来場者も自由に楽しめます。

 本施設のオープンに携わるワーナー・ブラザース、西武ホールディングス、伊藤忠商事、芙蓉総合リースからのコメントも公開されています。

ワーナー・ブラザース会長兼最高経営責任者(CEO) アン・サーノフさんコメント

 私たちは西武鉄道株式会社、伊藤忠商事株式会社ならびに芙蓉総合リース株式会社と提携し、世界中で大変人気があり、あらゆる世代の皆さまにお楽しみいただける、かつてない体験型エンターテイメント施設、スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ ハリー・ポッターを日本で展開できることを嬉しく思います。

 ワーナー・ブラザースは約100年にわたり、さまざまな物語を紡いでまいりましたが、なかでも『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』シリーズは最も人気があり、多くのファンに愛されているシリーズ作品です。

 『スタジオツアー東京』はこの伝統を継承しながら、幅広い年代のファンの皆さまが作品の世界観に触れ、ご自身でハリー・ポッターの“魔法ワールド”を体感できるユニークな仕掛けをご用意いたします。

 『としまえん』は緑地の美しい観光地として定評があり、『スタジオツアー東京』の建設場所として理想的な環境を備えています。

 この開発計画が、地域社会の皆さまのご意向を汲んで進められていることが大変重要であり、私たちも地域環境との調和を大切に、この素晴らしい取り組みを実現できることを楽しみにしております。

株式会社西武ホールディングス 代表取締役社長

西武鉄道株式会社 取締役会長 後藤高志さんコメント

 当社は、ワーナー ブラザース ジャパン合同会社、伊藤忠商事株式会社ならびに芙蓉総合リース株式会社と連携し、ロンドンに続く世界で2番目となる『スタジオツアー東京』を西武鉄道沿線である『としまえん』遊園地跡地にお迎えできることを大変嬉しく思います。

 2023年前半に予定されるオープンに向けて、『スタジオツアー東京』の建設を関係者で協力しながら進めていくほか、今後、ワーナー ブラザース ジャパン合同会社と西武鉄道はじめ西武グループ企業各社で連携して、豊島園駅の改修を含む様々なプロモーションプランを検討し、西武鉄道沿線の更なるにぎわいを生み出し、価値向上に取り組んでまいります。

伊藤忠商事株式会社 代表取締役副社長執行役員 吉田朋史さんコメント

 当社は、ワーナー・ブラザースからのスタジオツアー日本進出に関するご相談に対し、都心からも近く森に囲まれた『としまえん』が適地であると考え、西武鉄道・ワーナー・ブラザースと協力して調整を行いました。

 その後芙蓉総合リースにもチームに加わって頂き、『としまえん』でのスタジオツアー実現に向けてスタートを切ることができました。

 当社は建物の開発に関する役割を担い、関係者メンバーと一緒に素晴らしいスタジオツアーの完成に向けて力を尽くしてまいります。

芙蓉総合リース株式会社 代表取締役社長 辻田泰徳さんコメント

 日本におけるスタジオツアーの実現を心より歓迎するとともに、本事業に参加できることを大変嬉しく思います。当社はスタジオツアーの施設を長々期に亘り、リースという形態でワーナーブラザースジャパン合同会社に提供することで、事業に携わらせていただきます。

 当社の建物(不動産)リースは多くのお客様にご利用いただいていますが、本事業のような用途での取り組みは初めてとなります。今回の関係各社とのパートナーシップは当社にとってかけがえのない財産となることを強く確信しております。

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら