【DOL20th企画】2014年~2015年のゲームを駆け足で振り返る。『PS4』や『スプラトゥーン』が登場

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 総合エンタメサイト・電撃オンラインが20周年を迎えたことを記念した連載企画。第9回の今回は、2014年から2015年に発売されたゲーム、そしてゲーム業界で起こったことをピックアップしてご紹介していきます。

 なお、掲載されている記事は当時のもので、リンク切れなどの可能性があります。

20周年振り返り企画

1月 23日 アプリ『ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト』
29日 アプリ『LINE:ディズニーツムツム』
2月 10日 アプリ『サモンズボード』
22日 PlayStation4日本国内発売
3月 Facebook、Oculusを買収
27日 アプリ『三国志乱舞』
28日 アプリ『ゆるドラシル』

 『サモンズボード』や『ゆるドラシル』など、2020年秋現在もサービスが継続しているスマホゲームの登場が続く中、いよいよPlayStation4が日本国内で発売されました。据え置き、携帯ゲーム、そしてアプリゲームと、遊び方が多様化してきました。

⇒PS4ローンチ19タイトルを含むソフトラインナップ51作品を掲載! 本体と同時発売になる周辺機器も紹介

4月 16日 アプリ『口先番長』
26日 アメリカニューメキシコ州にてアタリ『E.T.』発掘プロジェクト開始
5月 1日 アプリ『グランブルーファンタジー』
29日 WiiU『マリオカート8』
6月 26日 PC、PS3、PS4、Xbox360『ウィッチドッグス』

 大手ゲームメーカーのアタリが1982年にリリースした、アタリ2600の大ヒット映画とのタイアップタイトル『E.T. The Extra-Terrestrial』。これが、制作期間6週間という突貫開発の……当時の人々を震撼させるレベルで、とても残念な出来のゲームでした。

 当時、人気があるのに入荷が遅かったアタリ製品は、どの店もかなり多めに発注する傾向にありました。クリスマス商戦にあわせて『E.T.』を大量に仕入れていた販売店は大幅値下げを余儀なくされ、結果として倒産が相次いだのです。これ以上、ゲームの価格崩壊を招かないよう、過剰生産された大量の『E.T.』はこっそりと地中深くに埋められた……という“ゲームの墓場”の都市伝説が長くささやかれていました。

 その伝説が本当かどうか確かめるため、2014年4月、ついに発掘作業が始まりました。結果として、本当にソフトは発掘されました。“ゲームの墓場”の伝説は本当だったんです。掘り出された歴史の証人たるソフトは、オークションを通じてファンたちの手に渡りました。

⇒ゴミ捨て場から発掘されたゲームを十数万円で落札!? アタリショックで知られる『E.T.』座談会

7月 14日 アプリ『白猫プロジェクト』
8月 14日 WiiU『ゼルダ無双』
16日 アプリ『ポコロンダンジョンズ』
9月 4日 『Xbox One』が日本で発売
25日 アプリ『ファイナルファンタジー レコードキーパー』
25日 AmazonがTwitchの買収を完了

 『ゼルダ無双』は、『ゼルダの伝説』シリーズと『無双』シリーズのコラボタイトル。リンクなど、『ゼルダの伝説』のキャラクターを操作して、大量の敵をなぎ倒す爽快感を味わえます。後に新要素を加えて、3DSとSwitchでもリリースされています。

⇒『ゼルダの伝説』と『無双』シリーズがまさかのコラボ。『ゼルダ無双』が2014年夏に発売!

10月 11日 『Newニンテンドー3DS』が発売
23日 PS3、PS4、Xbox360、XboxOne『サイコブレイク』
11月 6日 Mojang、Microsoftの子会社化
12月 3日 『PlayStation』が発売されてから20年周年
5日 アプリ『ドラゴンリバーシ』
6日 WiiU『大乱闘スマッシュブラザーズforWiiU』、同日amiibo発売

 『サイコブレイク』は、刑事を操作してグロテスクな化け物と戦うサバイバルホラーゲーム。購入時はCERO Dなのですが、DLCでCERO Zの“ゴアモード”に変更できるという、販売できる年齢の幅を広げる手法が注目されました。筆者は購入後すぐにゴアモードに変更して、涙目でプレイしました。語彙力を失うほどに、メチャクチャ怖かったです。

⇒『サイコブレイク』レビュー。クリアはできたけど、真夜中の1人プレイはチャプター4でギブアップ

1月 14日 『刀剣乱舞 -ONLINE-』のサービスがスタート
26日 アプリ『アイドルクロニクル』
30日 アプリ『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』
2月 5日 アプリ『城とドラゴン』
17日 日本初eスポーツ専攻専門学校発表
26日 PS3、PS4『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』
3月 5日 アプリ『リトルノア』
5日 3DS『世界樹と不思議のダンジョン』
9日 アプリ『夢王国と眠れる100人の王子様』

 今ではもう当たり前になりつつある“eスポーツ専攻”のある専門学校は、この時に誕生しました。ニュースで読んで「おお、ついに!」と思ったのを覚えています。プロゲーマーはもちろんのこと、イベント運営やMCなど、eスポーツに携わることのできる人材が、この頃から積極的に育成されるようになりましたね。

⇒2018年はe-Sportsにとって決定的な年になる? 今後の可能性とは【TGS2017】

4月 1日 日本eスポーツ協会設立
5月 28日 WiiU『スプラトゥーン』
6月 4日 アプリ『メビウス ファイナルファンタジー』

 巻き起こるイカ旋風。5月に『スプラトゥーン』が発売されました。翌6月には世界累計販売本数が100万本を突破。この時期はとにかくみんな、イカに夢中だったんです。

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7月 11日 任天堂社長・岩田聡氏死去
16日 WiiU『ヨッシーウールワールド』
8月 12日 アプリ『Fate/Grand Order』
24日 アプリ『ドラゴンエッグ』
27日 PC、PS3、PS4『ドラゴンズドグマ オンライン』がサービスを開始
9月 4日 アプリ『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』
10日 WiiU『スーパーマリオメーカー』

 『スーパーマリオメーカー』は、マリオのコースを作るという新しい遊び方を示してくれたヒットタイトルです。世界中のプレイヤーが自分で作ったコースを投稿したほか、『ポケモン』や『モンハン』など他タイトルとのコラボコースも盛り上がりました。2016年5月に、本作での累計投稿数が720万コースを突破したと発表されました。

⇒11月5日に『スーパーマリオメーカー』が激変。中間ポイントが追加され、有野課長への変身も可能に

10月 15日 アプリ『星のドラゴンクエスト』
21日 PC、アプリ『ハースストーン』
29日 PSVita『夜廻』
11月 28日 3DS『モンスターハンタークロス』
12月 10日 PS4『グラビティデイズ/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』
15日 小島秀夫氏、コナミデジタルエンタテインメント退社
16日 小島秀夫氏、コジマプロダクション設立

 過去シリーズの世界と新要素が文字通りクロスした『モンスターハンタークロス』が発売されました。アイルーがオトモではなく主役を張って冒険に出る“ニャンター”の要素も初登場。アイルーの集団が大きなモンスターに飛びつく姿は、かわいいを通り越して尊さがあります。

⇒『モンスターハンタークロス』先行体験レビュー! 狩猟スタイルや狩技、ニャンターの遊び心地をレポート

 eスポーツの盛り上がりや今日も人気のあるシリーズタイトルの登場など、いよいよ現代との合流が近くなってきたように見えますね。次回は、2016年と2017年にあったゲーム業界のニュースをお届けしていきます。お楽しみに!

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