『アイドリープライド』収録の裏話が聞けた最終話先行試写会の模様をレポート

紅葉つかさ
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 3月28日に最終話となる12話が放送されるTVアニメ『IDOLY PRIDE -アイドリープライド-』。その放送に先駆けて、TVアニメに出演する神田沙也加さん、石谷春貴さん、橘美來さん、菅野真衣さん、豊崎愛生さんが登壇した“舞台挨拶付き11話+最終話先行試写会”が3月21日に開催されました。

 試写会では、3月21日に放送されたTVアニメ11話と3月28日に放送予定のTVアニメ12話の上映と舞台挨拶としてキャスト陣によるトークが行われました。

 また、キャストの5人にアニメで印象に残っている場面などを質問させていただき、その回答を記事末に掲載しているので、ぜひチェックしてみてください!

  • ▲左から豊崎愛生さん、橘美來さん、菅野真衣さん、石谷春貴さん、神田沙也加さん。


 『IDOLY PRIDE -アイドリープライド-』は、サイバーエージェントグループとミュージックレイン、ストレートエッジが協力して、メディアミックスで展開していく大型アイドルプロジェクトです。

11話で感動。12話でさらに感動

 先行試写会では、まず11話と12話が上映。11話では、姉妹である長瀬琴乃と長瀬麻奈の関係が一気に進展した回だった思います。

 これまで琴乃は、マネージャーの牧野航平などにしか見えず、幽霊として現れる麻奈の存在を信じていませんでしたが、麻奈の生前の知り合いから話を聞くことで、徐々にその存在を疑わないようになっていきました。

 麻奈の生前、2人は最後の最後でけんかしてしまい、すれ違ってしまっていましたが、琴乃が“NEXT VENUSグランプリ”へかける決意を姿も見えず、声も聞こえない幽霊の麻奈に語ったことですれ違いが解消されたのではないでしょうか。このシーンまでの導入も含めて、ずっと目が離せませんでした。

 そして、生前の麻奈が最後に出場した“NEXT VENUSグランプリ”の準決勝で戦った“LizNoir”を相手に琴乃が所属するグループの“月のテンペスト”が勝利したのは感動しましたね。

 と、ここまでが11話を見た感想です。これを踏まえて12話なのですが……。

 まだ放送前なので、内容について話すことはできませんのでご容赦ください。

 ただ、言えることとしては、とにかく感動しました。11話も感動しましたが、それ以上でしたね。

 上映終了後には、会場にいたファンから大きな拍手が送られていたので、皆さんも同じ気持ちだったのではないでしょうか。

 TVアニメがどんな結末を迎えるのか。どんな内容になっているかは3月28日の放送をお楽しみにしてください。

神田さんは『First Step』が流れるといつでも踊れる?

 TVアニメ11話と12話の上映後には、キャストの神田さん、石谷さん、橘さん、菅野さん、豊崎さんが登壇して舞台挨拶がスタート。MCの豊崎さんがほかのキャストにアニメの感想などを聞く形で進行しました。



 橘さんは、TVアニメの最終話に関し、「もう終わっちゃたんだという気持ち」と名残惜しそうな様子で語り、「『IDOLY PRIDE -アイドリープライド-』のストーリーが好きなので届けられたのがうれしいです」と振り返っていました。

 また、牧野航平役を演じる石谷さんは、『IDOLY PRIDE -アイドリープライド-』のイベントに参加するのは初めてとのこと。牧野航平がアイドルのマネージャーということもあり、TVアニメに登場するアイドルたちの魅力を再確認してほしいと役を思わせるような挨拶をしたのも印象的でした。

 つづけて、収録現場での思い出や裏話へ。

 菅野さんが話したのは、コロナ禍という状況ならではの収録時のエピソード。コロナ禍という状況下では、大人数で一斉に収録はできず、少人数で収録した結果、待機時間が長くなってしまいがちだったそうです。

 そのときに石谷さんや神田さんにお芝居の話や質問をたくさんしていたそうですが、話しているうちになぜかそのお礼を舞台挨拶の場でするという不思議な状況に。

 これには思わず、石谷さんもツッコミます。ですが、菅野さんは話や質問に優しく答えてくれた2人に非常に感謝しているというほっこりするようなエピソードでした。

 また、菅野さんは橘さんといっしょに収録することも多かったそうで、収録やその日の収録を振り返ったりしている時間が楽しく、そのことを話している菅野さんを笑顔で話していることから、非常に楽しい収録現場であったことが伺えました。

 『IDOLY PRIDE -アイドリープライド-』のキーパーソンである長瀬麻奈を演じる神田さんは、印象に残っていることとしてキャラの衣装を着てイベントに出演したことをあげました。

 そのイベントの光景がキラキラしていて忘れられなかったそうで、実はイベントのリハーサルでほかの出演者の写真を隠し撮りしていて、その写真を石谷さんに送っていたことが明かされました。

 MCの豊崎さんの「お気に入りの楽曲は?」という質問に対しては、急にイントロが流れてきても踊れると思う『First Step』と答え、歌っていた気持ちいい曲として『星の海の記憶』をあげていました。

 そして最後に、出演者全員からの挨拶が行われ、短いながらも収録現場の裏話など貴重な話も語られた試写会は終了しました。


キャストが語る印象に残った場面や気になるキャラは?

Q:アニメで演じてきて印象に残っている場面やセリフについて教えてください。

橘さん:8話の渚と二人で話した後、月スト(月のテンペスト)メンバー全員が集まってきて、琴乃ちゃんの歌声が好きなんだと言ってくれたり、そんなみんなの気持ちを聞いて、琴乃が月のテンペストのみんなのために歌う、このみんなで優勝を目指すと決心をするシーンは印象に残っています。月ストの団結力がより深まったことを感じるのでとても好きなシーンです。

菅野さん:9話のラストの、サニーピースで『song for you』を歌うシーンです。さくらが麻奈さんへの感謝の気持ちを込めて歌うのですが、サビ直前の「song for you?」と歌うさくらの表情が切なさの中にも優しさを感じて、心がギュッと締め付けられました。その後のサビで、今まで触れられてこなかったさくらの過去のリハビリシーンを見て、頑張って力強く生きようとするさくらに涙してしまいました。

豊崎さん:8話で、思い悩んでいる琴乃ちゃんのところに月ストのメンバーが集まってくるシーン。月明かりの中、渚ちゃんの、「みんな琴乃ちゃんの歌が好きなんだよ」というセリフが好きです。サニピも、月ストも、みんなが優しく仲間を思いやっていて、チームの絆を感じます。

石谷さん:「俺はいつもここまでだな。ここで見ていることしかできない」というセリフです。こちらは最後まで変わりませんでした。マネージャーというのは普通は表には出ませんし、アニメで描かれてないだけで、色々なサポートをしてくれています。マネージャーとしての牧野くんを表す言葉だと思います。

Q:ご自身が演じたキャラ以外で気になるキャラを教えてください。

橘さん:みんな可愛くてみりょくてきなのですが、それぞれのグループ1人ずつ上げるなら早坂芽衣ちゃん、兵頭雫ちゃん、鈴村優ちゃん、赤崎こころちゃんです!

菅野さん:私は、ツインテおだんごのキャラクターが昔から好きになりがちな所もあり、兵藤雫ちゃんが大好きです。プロジェクトのオーディション資料を見せていただいた時から、この子のキャラデザに一番惹かれました。そして、アイドルが元々大好きでアイドルに勇気づけられて育ってきた女の子が、今度は自分が元気を与える側になって頑張ると言う展開が、感動的で最高です。

 また、実はアニメを視聴していく中でどんどん好きになったキャラクターがいます。それは、佐伯遙子ちゃんです。麻奈さんと同じ時期にアイドルを頑張っていましたが、なかなか日の目を浴びる事がなく…諦めずに再スタートをする遙子さんを、とっても応援したくなりました。他のメンバーよりも経験してきたからこそ出てしまう弱音などを聞くと、守ってあげたくなります。また、メンバーたちに優しくサポートしてくれる所も素敵です。

豊崎さん:我らがリズノワールの、神崎莉央さん。クールでストイックな性格で、アニメでは厳しい表情が多いキャラクターでした。凛とした姿以外にも、実は可愛らしい趣味があったりと、魅力がたくさんあります。ステージに立つときのプライドと覚悟がいつもカッコよくて素敵だなぁと思います。

石谷さん:それぞれ気になる人はいるのですが、一番は三枝さんです。絶対牧野くんでは足りないところの尻拭いをしてくれてそうです。すごく頼りになる感じがしています。

キャストコメントと来場したファンのコメント動画が公開

TVアニメ『IDOLY PRIDE -アイドリープライド-』作品概要

放送情報:毎週日曜23時30分よりABEMA(ABEMAのみ23時より最速放送)、TOKYO MX、KBS京都、BS日テレ、アニマックスにて放送中。
配信情報:ABEMAプレミアム、NETFLIX、Amazon Prime Video、dアニメストア、U-NEXT等の配信サービスにて配信。

© 2019 Project IDOLY PRIDE/星見プロダクション

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