『バンドリ！』劇場版Roseliaの舞台挨拶をレポート。注目はこだわりぬいたライブシーン！

　ブシロードが送るメディアミックスプロジェクト『BanG Dream!（バンドリ！）』。

　本プロジェクトに登場するバンド・Roseliaの劇場版アニメ第2部『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅱ : Song I am.』の先行上映会が開催され、Roseliaのキャストや監督らが登壇した舞台挨拶も実施されました。

　本記事では、舞台挨拶の模様をお届けします。

　Roseliaの映画は、前後編2部作として上映され、第1部となる『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束』は4月23日より上映、第2部の『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅱ : Song I am.』は6月25日に公開予定です。

　『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅱ : Song I am.』は、ライブイベント“FUTURE WORLD FES.”に挑むRoseliaの姿が描かれます。

　舞台挨拶には、Roseliaのメンバーを演じる相羽あいなさん（湊友希那役）、工藤晴香さん（氷川紗夜役）、中島由貴さん（今井リサ役）、櫻川めぐさん（宇田川あこ役）、志崎樺音さん（白金燐子役）、総監督の柿本広大さん、監督の三村厚史さんが登壇。本作の見どころや制作秘話などを語りました。

　舞台挨拶は相羽さんが司会を務める形でスタート。最初に4月に上映された『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束』の反響について、三村さんから「泣いた」という感想にぐっときたことが語られました。

　他にも、映像がキレイだったり、今まであまり描かれていなかった日常の風景が描かれていたことがよかったという感想も多かったそうです。

　映画の見どころについては、工藤さんはRoseliaと他のバンドメンバーとの絡みも多く、いつもとは違った一面が見れるところを挙げ、中島さんは自身が演じる今井リサの成長が見どころであると紹介しました。

　また、ライブシーンも見どころで、櫻川さんから感動と驚きが連続でくるものになっていることも語られました。

　本作のオープニング「Sing Alive.」とエンディング「Singing “OURS”」で流れる映像の話題では、柿本さんからとあるゲームがモチーフになっていることが語られました。そのゲームのことを調べるのも大変だったそうで、オープニングの映像はそのゲームにのっとった流れで作られているそうです。

　白金燐子の印象について志崎さんは、今までは自分の内面をあまりさらけだしていなかったとしながら、映画では「そんなこともしちゃうの？」という驚きのこともすることを紹介して、映画が上映されてそのシーンを見てもらいたいという気持ちが垣間見えました。

　また、今回の映画を製作するにあたって、『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束』でRoseliaがライブをしていた会場よりも大きい会場でライブをするシーンが多く、カメラワークも会場の広さにあわせて広く使うという工夫をしたと三村さん。

　さらにライブシーンでどの楽曲を演奏するのかを決めるのはかなり迷ったそうで、アフレコ映像を作る前の段階で、1曲足したという裏話も。この楽曲はストーリー的にやらないと筋が通らない楽曲とのことです。

　他にも、ライブ時のカメラシーンと同じく、音響もライブ会場にあわせて少しずつ変えているなどライブシーンにはかなりこだわった様子で、TVアニメで登場した楽曲でも映画にあわせてライブシーンを新しく作り直したことも明かされました。

　最後に登壇したキャスト陣からのメッセージとして、「Roseliaの集大成のような映画だと思います。映画を見て『BanG Dream!』やRoseliaのことをもっと愛していただけたら」と志崎さん。

　櫻川さんからは、「ガールズバンドの物語ということで、ライブシーンがすごいことになっています。『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束』を上回るようなライブシーンは必見です。リアルとリンクしたライブシーンを楽しんでいただけたら」と語られました。

　中島さんは、「『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅰ : 約束』で見た“あれ”が本作で？ といったシーンもあるので、そういった細かい部分も発見できると思っているので、細かいところまで見ていただけたらと思います」と、ライブシーン以外の見どころについても触れ、工藤さんは「物語としては完結ではあるが、Roseliaはさらに頂点に向かって歩き始めているので、映画はその第一歩だと思っていて、そのRoseliaのスタートの瞬間をたくさんの人に見てもらいたい。」と話しました。

　相羽さんは、映画について「ほっこりしたり、笑顔になれたり、迫力もあるがエンディングを聞くだけで涙が出てきた」といままでの活動を思い返したとしながら「『BanG Dream!』に出会えたこと、（自身が演じる）湊友希那自身もRoseliaに出会えたことでそれぞれが成長している物語をより感じられるのが『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅱ : Song I am.』です。この宝物のような『BanG Dream! Episode of Roselia Ⅱ : Song I am.』をたくさんの人に見ていただけたら」と締めくくって、舞台挨拶は終了しました。

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