PVPで勝ちたければ…タンクを増やせ! 攻略テク&おすすめパーティ編成【メシアガール日記#20】

そみん
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 EXNOAのDMM GAMES用ゲーム『救世少女メシアガール』のプレイ日記をお届けします。

 この記事では、RPG好きな筆者(そみん)がPVPコンテンツ“女王杯”について語ります。

PVPコンテンツ“女王杯”で勝つためには?

 パーティ行軍ルートを考えるパズルめいた戦略的な要素を楽しめるメインストーリーもよいですが、パーティ編成の妙を考えるのが楽しいPVPコンテンツ“女王杯”もよいものです。

 というわけで、筆者が調べた“女王杯”の攻略方法やおすすめパーティサンプルについて紹介していきます。一部、開発スタッフの方に仕様についてお聞きした情報も交えてお届けします!

そもそもバトルシステムのルールは? どんな仕組みで攻撃対象が決まるの?

 本作は前列3マス×中列3マス×後列9列の合計9マスに5人のメンバーを配置・編成してパーティを組むことになります。

 このとき、まず考えるべき要素は2つ。

 1つは射程で、近距離は1マス先、中距離は2マス先、遠距離は3マス先まで通常攻撃が可能。

 ちょっと勘違いしがちですが、近距離攻撃のキャラを後列に配置すると通常攻撃ができなくなる……わけではありません。中列や前列に味方がいる場合は攻撃ができなくなるだけで、前にいる仲間が倒され、後列が最前列扱いになった際は、近距離攻撃のキャラでも敵の最前列を攻撃できるようになります。

 その応用として、例えば前列に味方を置かずに中列に近距離攻撃のキャラを配置すれば、戦闘開始直後から中列が最前列扱い→敵の最前列に通常攻撃が届きます。

 もう1つは陣形支援効果で、そのキャラクターを配置した場所を基準に、特定のマスいいる特定のロールに対して、ステータスアップなどのバフを与えることができます。“有効ロール”にしか影響がないので、間違わないように。

 陣形支援効果を最大限活用しようとするのは大変ですが、効果がある場所を考えながらキャラを配置していくことが大事です。

 なお、陣形支援効果のバフはバトル開始時に付与されるので、バトル中に陣形支援効果を持つキャラクターが倒されても、そのバフは消滅しません。

攻撃対象の優先度について

 通常攻撃で狙う敵の優先度は以下の通りです。

・優先1:上中下段関係なく、一番近い距離(列)にいる敵を狙います。

・優先2:同じ距離(列)の敵が複数いた場合、自身と同じ段→中段→上段→下段の優先順で狙います。

 つまり、前列の中段が一番狙われやすいことになるので、最優先でタンクを配置すべきは前列の中段ということになります。

 前列中段に味方がいれば中列より後ろの味方に攻撃されることはほぼありません。(ただし、一部のスキルで中列以降が攻撃を受ける可能性はありますし、メインストーリーの敵の中には前列を無視して後列を攻撃してくる場合があります)

スキルの範囲攻撃について

 一部のスキルは攻撃対象の周囲にもダメージを与えます。ただし、現状でこの効果が適用されるのは通常のステージに対してのみで、PVP(女王杯)には影響しません。

 そのため、PVPにおいては単体で攻撃倍率が高いスキルのほうが有利な側面があるので、パーティ編成の際の参考にしましょう。

属性とタイプ相性について

 本作には5つの属性が存在し、弱点で攻撃されると大ダメージを受けることに。逆に不利属性で攻撃するとダメージが落ちてしまうので、メインストーリーやサブクエストのバトルでは属性がかなり重要です。

【属性について】
・火は風に強く、風は水に強く、水は火に強いという3すくみ。
・光と闇はお互いに弱点となる

 ただし、PVPコンテンツ“女王杯”では、属性の影響がないので注意が必要。逆にいうと敵属性に合わせて編成を変える必要がないので、1つの最強パーティをつきつめやすい部分があります。

 ただ、属性以外にも攻撃タイプによるダメージ補正があります。物理攻撃タイプは魔法攻撃タイプへのダメージ量が増え、魔法攻撃タイプは物理攻撃タイプへのダメージ量が増えます。

 なかなか注意するのが難しい部分ではありますが、例えば敵が魔法重視のパーティの時に物理攻撃タイプのタンクを配置するとかなり不利になります。そういう意味では、自分パーティのタンクと敵アタッカーのタイプを見て、不利な戦いを避けることは、女王杯のセオリーの1つです。

回避について

 回避は物理系の通常攻撃や物理攻撃系スキルに対して有効で、敵の攻撃を回避することでダメージをゼロにできます。

 基本的に回避値は固定でレベルを上げても成長しませんが、覚醒した際に解放される“デコアビ”やスキルのLvを上げることで、回避値がアップすることもあります。レアリティが低くても、多少格上の相手の攻撃を高確率で回避できる場合もあるので、回避系タンクが1人いると格上相手でも勝率を高めやすくなります。
(一部、必中系のスキルを持つアタッカーもいるので、過信は禁物ですが)

 ただし、魔法攻撃は回避できないため、回避系タンクとの相性は非常に悪いです。回避系タンクは物理攻撃タイプであることも多いので、なおさら魔法アタッカーには不利となるので、戦う相手には注意しましょう。

状態異常について

 状態異常の妨害効果は強力なものが多いうえに、耐性を持つキャラクターは少ないので、女王杯ではかなり有効です。
(各キャラクターの状態異常耐性は、パラメータの“耐性”画面で確認可能)

 育成が進めば装備やスキル、アビリティなどで多少対策をできるようになりますが、レベル差による成功確率の補正はないため、うまくはまれば格上の相手にも勝ちやすくなります。

パーティ編成のコツは? 勝てないときはタンクを増やせ!

 メインストーリー、女王杯を問わず、格上の相手と戦う際には守備役のタンクが必須となります。星3のタンクはもちろん、星2や、場合によっては星1のタンクでもレベルさえ上げればかなり頼りになるので、負けがこんできたときはレベルを上げたタンクを前列に配置してみましょう。

 本作のバトルのセオリーは、前列のタンクが粘っている間に中列や後列から攻撃を行い、敵を倒すこと。お互い、タンクが崩された時点で戦線が崩壊し、中列以降のアタッカーたちが落とされていき、負けにつながることが多いです。

 また、PVPの女王杯の場合は制限時間まで粘り、判定勝ちを狙うという戦法も有効なので、なおさらタンクの重要性は高いと言えます。

 タンクは1人でもいればかなり勝率が変わりますが、2人くらい配置するのが無難です。

 残る3人は戦い方にもよりますが、ダメージソースとなるアタッカー1名、回復役となるヒーラー、バフやデバフが得意なサポーターをどう配置していくのがポイントです。

 アタッカーについては、できれば中距離か遠距離を中列以降に配置したいところ。相手が互角か格下の場合は近距離アタッカーで相手タンクを早めに倒して一気に押し込むことができますが、格上の相手の場合はアタッカーがすぐに倒されてしまうことも多いので、前列に配置するのが危険なことが多いです。

 ヒーラーについては、前列で敵ダメージを引き受けてくれるタンクの回復役として、いればいるだけ生存確率を高められます。ちなみにヒーラーが多い場合、タンクには最大HPアップ系の装備をつけるのがベター。回復スキルは基本的に割合回復
なので、最大HPを高めておくと回復効果が高まります。

 サポーターについては、タンクの防御を固めたり敵の攻撃力を下げたりしてタンクの生存確率を上げるという考え方が基本です。

 ただ、タンクをはじめとした味方の攻撃力を上げたり、敵の防御力を下げたりすることで、攻撃的なスタイルにもっていくことも可能。パーティ全体の得意分野を把握してシナジーを考えるのが大変な部分はありますが、うまくはまるとかなり格上の相手にも勝てるところは、サポーターの魅力の1つです。

 また、女王杯の場合は特に攻撃用と防衛用と、用途に応じて編成を特化する方が戦いやすい傾向にあります。

タンクは星2以下でも十分使える!

 2021年9月上旬時点で、星3タンクは“【憲兵本部長】イノコ”、“【水上巡視隊】イノコ”、“【等活法師】タンタン”の3名。

 このうち、攻撃もできる物理系タンクとしては“【憲兵本部長】イノコ”が優秀。



 生存能力の高さでは“【水上巡視隊】イノコ”が優秀で、物理系タンクでありながら回避もかなり高いので、回避系タンク的な運用も可能です。



 “【等活法師】タンタン”は魔法系タンクとしての運用が基本ですが、デコアビ2や3を獲得できれば、回避タンク的な立ち回りもできるようになります。



 ちなみにタンクではありませんが、星3アタッカーの“【近衛騎士】ベレレーヌ”や“【マスターニンジャ】ウイキョウ”などは回避が非常に高く、回避タンク的な立ち回りもできる非常に強力なキャラクターとなっています。
(サポーターの“【ラビットシューター】キナコ”もかなり回避が高くなります)

 上記の他、星2タンクもちゃんとレベルを上げれば重宝します。特に忍者的なポジションのタンク系ウイキョウは回避が高く、星1でも回避タンクとして活躍を見込めます。

おすすめパーティサンプルについて

 ここでは、開発スタッフの方に教わった女王杯のおすすめパーティのサンプルを紹介していきます。大きく“防衛用”と“攻撃用”に分けていますが、ある程度はどちらでも運用できるものとなっています。

 手持ちのキャラクターによっては再現が難しい場合もありますが、別キャラクターで代用できることもありますので、編成方法の考え方の参考にしていてみてください。

※パーティサンプル画像は開発中のものを使用しているため、実際のゲーム画面とは異なる可能性があります。

防衛用:攻撃デバフ耐久パ

  • ▲パーティサンプル画像は開発中のものを使用しているため、実際のゲーム画面とは異なる可能性があります。

●防:星2イチミ(細工師)
●防:星3イノコ(水上巡視隊)
●補:星2カタカゴ(霊媒師)
●癒:星3ズブロッカ(ギャル嫁淫魔)
●癒:星3みさお(へっぽこ勇者)

 高い制圧力を誇る【超攻撃型(ダメージ分散)】編成に対して有効な防御編制です。時間切れで逃げ切ることを重視した編成。

 アタッカーをいれずに攻撃力を犠牲にしている分、カタカゴの攻撃デバフによるダメージカットと2人のヒーラーによる回復で、2人のタンクが受けるダメージをほぼ皆無にすることができます。

 この際、タンクについては装備品で最大HPを上げておくと、回復が割合回復であるため効果が高くなり、さらに生存確率を高めることができます。

 なお、【防御デバフ攻撃パ②】が相手の場合、攻撃デバフをキナコにリセットされてしまううえに味方の防御力も減らされてしまうため、相性的に不利な部分も。

防衛用:スタンダード防衛パ

  • ▲パーティサンプル画像は開発中のものを使用しているため、実際のゲーム画面とは異なる可能性があります。

●防:星3タンタン(等活法師)
●防:星3イノコ(水上巡視隊)
●防:星2シャルロット(おしのびプリンセス)
●癒:星3みさお(へっぽこ勇者)
●癒:星3ズブロッカ(ギャル嫁淫魔)

 タンク×3、ヒーラー×2の王道防衛パーティ。攻撃は捨て、守りに徹して時間切れを狙う流れです。

 装備品でタンクの最大HPを上げることにくわえて、ヒーラーはCT短縮を上げておくのがポイント。

 【超攻撃型(ダメージ分散)】の攻撃には耐えられるが、【一点突破型】には回復が間に合わずにタンクが落とされていき、負けてしまうことが多い。

防衛用:ヒーラー3枚

  • ▲パーティサンプル画像は開発中のものを使用しているため、実際のゲーム画面とは異なる可能性があります。

●防:星3タンタン(等活法師)
●防:星3イノコ(水上巡視隊)
●癒:星2ペルツォフカ(なごみメイド)
●癒:星3みさお(へっぽこ勇者)
●癒:星3ズブロッカ(ギャル嫁淫魔)

 耐久力に特化させた防衛パーティで、防衛時の時間切れ狙いに特化した編成。

 【超攻撃型(ダメージ分散)】にも【一点突破型】にも有効な固い守りを見せるが、デバフやバフを使用されると回復が間に合わなくなるので、【防御デバフ攻撃パ】などには負けることも。

攻撃用:防御デバフ攻撃パ①

  • ▲パーティサンプル画像は開発中のものを使用しているため、実際のゲーム画面とは異なる可能性があります。

●攻:星3ベレレーヌ(近衛騎士)
●補:星3キナコ(ラビットシューター)
●攻:星3カタカゴ(死霊看護師)
●防:星3イノコ(水上巡視隊)
●防:星2タンタン(僧侶)

 タンタン・キナコのデバフを主軸に、物理攻撃が通りやすくなるように編成したパーティ。特にみさおに対して有効。

 タンタンとキナコ以外はどんなヒーラーでも代用がききやすいので、編成をしやすいメリットもある。

 同格の【スタンダード防衛パ】相手の場合、タンク3枚の防御力を下げつつ、味方の物理攻撃を上げることができるため、相手のタンクを切り崩しやすい。時間がかかってしまうので時間制限ギリギリになってしまうこともあるが、基本的には相性がよく、コンスタントに勝つことができる。

 逆にダメージが分散してしまうため、【攻撃デバフ耐久パ】や【ヒーラー3枚】などの耐久に特化した編成に勝つのは難しい。

攻撃用:防御デバフ攻撃パ②

  • ▲パーティサンプル画像は開発中のものを使用しているため、実際のゲーム画面とは異なる可能性があります。

●防:星3イノコ(憲兵本部長)
●攻:星3カンラ(緋将軍)
●攻:星3ベレレーヌ(近衛騎士)
●補:星2サラシナ(妖怪王)
●補:星3キナコ(ラビットシューター)

 防御デバフ攻撃パ①よりもタンクが1人少なくなっているが、そのぶん、陣形効果を最大限発揮できるように編成している。

 キナコとサラシナを中心にしてカンラとベレレーヌの火力を上げることにより、敵の回復量を上回り、多くの防衛用パーティとわたりあうことが可能。

 前列のアタッカーのカンラが早い段階でやられてしまうことが多いが、陣形効果を受けたイノコがかなり耐えてくれることが多いため、ヒーラーがいなくても一定以上安定した立ち回りが可能。

 同格であれば、【スタンダード防衛パ】や【攻撃デバフ耐久パ】にも勝てる実力を備えている。ただし、敵の陣形配置次第では、サラシナのデバフ対象とアタッカーの攻撃対象がずれる場合があり、その時は制限時間で負けることも。

 なお、サポーターのキナコとサラシナと同じロールやスキルで代用しやすい。

攻撃用:一点突破型

  • ▲パーティサンプル画像は開発中のものを使用しているため、実際のゲーム画面とは異なる可能性があります。

 アタッカーの陣形配置を一列にまとめることで敵へのダメージが集中して、タンクを倒しやすくなる編成。

 キナコがバフをかけることで、さらにダメージを与えやすいようになっている。

 同格の【スタンダード防衛パ】など、ヒーラーが2人までならダメージが回復を上回りやすいが、ヒーラーが3人以上になると相手の回復量が上回り、タンクを削れずに時間切れになってしまうケースが多い。

 なお、編成の要となるのは星3タンクのイノコと星3サポーターのキナコとなるので、アタッカー3人は別のキャラでも代用可能。ただし、遠距離アタッカーは限られるので、やや再現難度は高い。

●攻:星3カンラ(緋将軍)
●防:星3イノコ(憲兵本部長)
●攻:星3カタカゴ(死霊看護師)
●補:星3キナコ(ラビットシューター)
●攻:星3サラシナ(獄犬王)

攻撃用:超攻撃型(ダメージ分散)

  • ▲パーティサンプル画像は開発中のものを使用しているため、実際のゲーム画面とは異なる可能性があります。

●攻:星3イチミ(爆槌闘士)
●防:星3イノコ(水上巡視隊)
●攻:星3カンラ(緋将軍)
●攻:星3キナコ(射楽師)
●攻:星3カタカゴ(死霊看護師)

 星3タンクのイノコが攻撃を防ぎつつ、アタッカー4枚で編成する超攻撃型の編成。前列アタッカーのイチミとカンラでダメージを稼ぐ流れ。

 アタッカーが多いため総合ダメージは大きいが、ダメージが分散するため、相手を削り切れずに負けることが多い。

 また、敵の陣形配置次第では、タンクのイノコを無視してイチミやカンラが倒されてしまうケースもあり、安定感に欠ける。

 星2でもある程度代用しやすいメリットはあるが、同格であっても【スタンダード防衛パ】に勝てないことがあり、【ヒーラー3枚】相手の勝率も低め。

 『メシアガール』におけるダメージ分散は効率が良くないという、ある意味での悪例ともいえる。

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