【配信開始】『ディアブロⅡ リザレクテッド』は無印からどう進化した? 『ディアブロIII』との違いは?

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 2021年9月24日に配信されたPS4/PS5/Nintendo Switch/Xbox One/Xbox Series X|S/PC用ソフト『DiabloII RESURRECTED(ディアブロ2 リザレクテッド)』。2000年にBlizzard Entertainmentから発売され、今なお多くのプレイヤーを虜にしているハック&スラッシュの原点的タイトルのリマスター版の封印がついに解かれました。

 この記事では、おさらいも兼ねて『ディアブロ』シリーズやハクスラの魅力。そして『ディアブロⅢ』との違いなどを交えて、『ディアブロⅡ リザレクテッド』(以下、『ディアブロ2R』)先行プレイの様子をお届けします。

理想を追い求める放浪者となれ

 多くのゲーマーたちをハック&スラッシュの魅力に取り憑かせ、発売から20年以上経った今でも見下ろし視点+ハクスラのタイトルが生み出されている、まさに悪魔的な作品である『ディアブロ』シリーズ。その2作目のリマスター版『ディアブロ2R』がついに発売を迎えました。

 ハクスラ=『ディアブロ』といわれるほどのジャンル代表作である本シリーズは、キャラクターのステータスを自由に割り振れるシステムやスキルを成長させて強くしていく要素。

 またランダムに特性を持つ武器や防具、指輪などの装備品などなど、多岐にわたる育成システムでキャラを強くできるのがが魅力です。

 大量に現れる敵を、スキルを駆使してバッタバッタとなぎ倒しては新しい装備品を見つけ、理想の装備構成を目指して試行錯誤していくのがハクスラの醍醐味。ただただ敵を倒すだけの作業にならないのは、装備品のレアリティによる性能差やレベルアップで新しいスキルが解放されるからでしょうか。

 装備品のレアリティが高いとさまざまなステータスアップのボーナスが付くのですが、この時のパワーアップ感が敵を倒していく過程での良いエッセンスになるんですよね。理想の装備品を見つけたときなんか、苦労が報われた気がして思わず舞い上がってしまいます。

 当時のゲームバランスやシステム、雰囲気はそのままな一方で、グラフィックは『ディアブロⅢ』のように新しくなっており世界観にはすぐ馴染めました。ストーリーは章ごとに分かれており、各章で6つクエストをクリアすると次の章に進める方式。平原や砂漠など、章ごとでマップの傾向や出現する敵がガラりと変わります。

 またストーリーを進めることで鑑定や合成、スキルリセットなど便利なシステムが少しずつ追加されていきます。ある意味、ストーリーをすべて終えてからが装備を整える楽しさが始まると表現してもいいかもしれません。

 難易度を上げることでドロップするレアリティが向上する利点もあるため、ストーリーを堪能しつつも、先のことを見据えてのスキル振りや装備品の蓄えも大切になるといえますね。

 なおスキルリセットは章クリア報酬扱いなので回数制限がありました。はじめの内はくれぐれも慎重に。

 クラスごとの魅力については過去にPC版でのプレイをまとめた記事があるので、そちらを読んでいただけると分かりやすいかと!

職業解説・バーバリアン:叫んで跳んで、ひたすら殴る!【ディアブロ2Rプレイ日記#1】

職業解説・ソーサレス:安全圏から魔法攻撃を放ち、そして逃げる!【ディアブロ2Rプレイ日記#2】

職業解説・アマゾネス:敵の隙を突きジャベリンを刺す快感!【ディアブロ2Rプレイ日記#3】

職業解説・ドルイド:ペット職ドルイドで野良マルチを体験。想像以上にフリーダム!?【ディアブロ2Rプレイ日記#5】

溢れるリソースの管理と積み上げていく快感

 個人的に『ディアブロⅢ』との違いはリソース管理の面白さにあると思います。本作はアイテムスロットがマス目のようになっており、枠内に収まるようにしかアイテムを持ち運びできません。確かに不便な点もありますが、回復アイテムが有限であるため戦いには常に緊張感が発生します。

 というのも本作は死んだら装備品やお金が、死んだ場所にロストした状態で復活するんです。つまり装備品もない丸裸で復活。だからそこに戻るのも一苦労ですし、また死んだら目も当てられません。

 でもだからこそ限られたアイテムをやりくりする面白さが『ディアブロ2R』にはあります。とはいえ、回復アイテムは大量にドロップしますし、そこまで厳密な回復制限ということではありません。装備品と回復アイテムのバランスが難しいんです。

 この辺りの取捨選択は『ディアブロⅢ』では無縁でしたし、むしろ敵を倒すこと、装備品を更新することに特化しているのが『Ⅲ』という印象です。

 『ディアブロ2R』では、装備品をたくさん持ち帰ろうとすると回復アイテムが圧迫され、逆に回復アイテムを潤沢にすると装備品が持ち帰れない。強欲になりすぎないように、でもできるだけ欲張っていくという、欲望の限界点を見つけることが肝になるのかなと。

 

 レベルアップ時にステータスポイントを5獲得するのですが、割り振れるステータスは思った以上にシンプル。筋力、敏捷性、生命力、エナジーの4つのみ。これらに加えてレアリティの高い装備品に付与された数々の効果でキャラを育成、成長させていきます。

 スキルツリーは各クラス3つのカテゴリに分かれ、さらにレベルアップに応じて上から下へと徐々に解放される仕組み。

 下位スキルを獲得しないと次のクラスを獲得できませんが、スキルにはシナジーが設定されており、特定のスキルが別のスキルの効果を上昇させるというシステムがあります。スキルは最大20レベルまで強化できるため、初期スキルが使えないということもなく、強力なスキルのために強化していく選択肢もあると感じました。

 『ディアブロⅢ』では5種類のルーンを用いてスキルの性能を変化させていましたが、本作ではスキル同士のシナジーを考慮した選択が大きな違い。とくに20レベルまでスキルを強化できるシステムにより、気に入ったスキルを序盤から一点突破で強化する方法もあるのかなと。

 こうした細かなシステムとのにらめっこの末に敵をなぎ倒してく、自分の中での正解を見つけるのがハクスラの爽快感に繋がっていると思います。スキル同士のシナジーや装備効果などから、いかにして楽に派手に、そして一気に敵をなぎ倒せるか。こういった積み重ねが楽しさに繋がっていくのがハクスラ、そして『ディアブロ』の魅力ですね。

 時間をかけただけ面白くなる。強くなる。しかし、強くなるためにはシステムと常に相談しなければならない。でもだからこそ、大勢の敵を一騎当千の力でなぎ倒していけるパワーを持った時がとてつもなく楽しい!

 装備やスキルを組み合わせで、育成の答えを見つけたときなんか最高にエキサイティングなゲームに早変わりします。世界中のプレイヤーを魅了したハクスラの原点的作品をこの機に触れてみてはいかがでしょうか。

©2021 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC.

ディアブロ II リザレクテッド

  • メーカー: Blizzard Entertainment
  • 対応機種: Windows PC、Xbox Series X|S、Xbox One、PS5、PS4、Nintendo Switch
  • ジャンル: ハックアンドスラッシュ系アクションロールプレイングゲーム
  • 配信日: 2021年9月24日

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