『アルゴナビス』プロジェクト初のカバーライブはここだけの貴重な組み合わせのバンドと楽曲を披露!

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 『ARGONAVIS from BanG Dream!』に登場するバンドが出演する“ARGONAVIS LIVE 2021 COVER FESTIVAL”が10月5日に開催されました。

 本記事では、“ARGONAVIS LIVE 2021 COVER FESTIVAL”の模様をレポートします。

ここでしかみられない組み合わせと楽曲のライブが開催

 本ライブでは、『アルゴナビス』プロジェクトに登場するArgonavis、GYROAXIA、Fantome Iris、風神RIZING!の4バンドが出演。これらのバンドが揃ってのライブは、2020年10月に開催された“ライブ・ロワイヤル・フェス2020”以来となります。

 さらに、各バンドのライブでカバー曲を披露したことは何度もありましたが、それをメインにしたライブは今回が初めて。

 そんなある種、お祭りのようなライブが始まりますが、さっそく驚きの展開が待っていました。

 4バンドが出演するということで、モニターで登場するメンバーの紹介が行われます。1人目にGYROAXIAのドラム担当・界川深幸が映し出されたことで誰もが1番手をGYROAXIAだと思ったところで次に現れたのはFantome Irisのベース・HARUとLIGHT。会場も事態を呑み込めないなかで、さらにArgonavisのギター・五稜結人、続けてボーカルのFELIXとスクリーンに映し出されて、メンバーがステージに登場します。

 なんと、今回ライブに参加できなったFantome Irisのメンバーのかわりに界川深幸と五稜結人の2人をサポートに加えたFELIX BANDとしてライブを行うことがここで明かされます。



 そんな、見たことのない組み合わせのFELIX BANDが1曲目に演奏したのは「1/3の純情な感情」。本来のバンドとは違った編成でのライブにもかかわらず、演奏の安定感は抜群でバンドメンバーの発表で驚いていた会場中を自分たちのペースに引き込みます。

 FELIXから眷属と紹介されて、五稜結人が雰囲気を寄せた自己紹介などを行ったMCを挟んだところで次の楽曲「the WORLD」を演奏。そして、「誘惑」と演奏を終えたところで、FELIX BANDとしての出番を終えます。



 そして、再びモニターにはつぎに登場するバンドとして、Argonavisの桔梗凛生、五稜結人、的場航海、七星 蓮と次々メンバーが発表されていきますが、それぞれの担当楽器とは別にボーカルと表記されています。

 それもそのはず、ここからは、凛生、結人、航海の3人によるソロでの歌唱が行われました。それぞれ、凛生が「青い栞」、結人が「サムライハート(Some Like It Hot!!)」、航海が「季節は次々死んでいく」とリズムや雰囲気の違う3曲を歌いあげます。

 Argonavisのライブでは、以前にもメンバーがソロで歌うことはありましたが、久しくやっておらず、メンバーによるソロでの歌唱は2019年5月の1stライブぶり。さらに、順番こそ違えど、今回披露した3曲と1stライブで披露した楽曲は同じということもあって、そのときにライブに参加した身として、懐かしさと嬉しさが同時にこみあげてきます。

 そして、歌い終わったメンバーが演奏する楽器を持ち、蓮がステージに現れて「スターライトパレード」を披露して、いったん蓮達の出番が終わります。

 そして、入れ替わるように登場したのはGYROAXIA。「狂乱 Hey Kids!!」、「曇天」と続けて会場を一気に自分たちのペースに巻き込んで盛り上げ、「曇天」では、ギターの2人が前後に並んで演奏する姿も見せます。


 MCでの自己紹介の後には、「インフェルノ」を演奏。そして、最後の楽曲を始めようとしたところでステージに「どうしても我慢できなくてね」の言葉とともにFELIXが現れ、一緒に歌うことを提案します。

 そこで、GYROAXIA with FELIXとして披露されたのは「HOWLING」。2人の力強い声で合わさっていつもとは違った雰囲気を醸し出します。


 GYROAXIAの出番が終わって次に現れたのは、風神RIZING!の神ノ島風太が率いる風太 BAND。登場したのは、神ノ島風太、五稜結人、LIGHT、HARU、五島 岬、とトップバッターで登場したFELIX BANDに負けず劣らず、珍しい組み合わせで披露したのは「One Night Carnival」。風太の振り付けにあわせて会場のナビ(『アルゴナビス』プロジェクトのファンの名称)たちが同じ振り付けを踊りながら、ここだけのバンドを楽しみます。


 そして、「ゴールデンタイムラバー」、「HOT LIMIT」と演奏し、名残惜しまれつつも風太 BANDの出番が終わると、いよいよ最後のバンドとなるArgonavisが登場します。



 今回のライブでは、白石万浬役の橋本祥平さんが映像出演ということで、ここからは全員揃ったArgonavisとしてのライブがスタート。

 万浬のドラムを皮切りに始まった「READY STEADY GO」では、実際に全員揃って演奏しているような一体感でその場に万浬がいないことを感じさせない演奏を披露。蓮の「on Bass 的場航海」で始まる「メリッサ」と続けたところで風太がステージ上に颯爽と登場。

 風太 BANDのときのMCで「蓮とも一緒に歌ってみたかねー」という言葉が早くも実現し、風太をボーカルに迎えて「*~アスタリスク~」を演奏。蓮、凛生、風太の3人によるラップも披露されました。




 楽曲が終わったあとには、風太の「ほかの皆も呼んで歌わん?」という提案で、本ライブに参加した全メンバーがステージに集合。豪華メンバーによる「GO!!!」をもってライブ本編が終了しました。

 アンコールでは、キャラクターではなく、彼らを演じるキャストとして登場。登場前には、ステージを横切る五稜結人役の日向大輔さんと的場航海役の前田誠二さんを引き留めようと旭 那由多役の小笠原 仁さんが追いかけたり、おちゃめなキャストとしての一面を見せます。

 最後のMCでは、特別バンドの感想を聞かれた宮内告典さんが、FELIX BANDの時に目の前で演奏していたHARUの美脚を見ていたという話をすれば、同じく特別バンドに参加していた日向さんは「それぞれのバンドにいいところがあって参考になった」と宮内さんと対照的に真面目な話をして、会場の雰囲気を和ませます。

 そして、本当に最後となる楽曲として選ばれたのは「AAside」。Argonavis、GYROAXIA、Fantome Iris、風神RIZING!の4バンドによる特別バージョンの「AAside」で、本日一番の盛り上がりを見せてプロジェクト初のカバーライブが閉幕しました。



開催概要

公演名:ARGONAVIS LIVE 2021 COVER FESTIVAL
会場:KT Zepp Yokohama
日時:2021年10月5日(火)
開場18:00 開演19:00
出演:
Argonavis(七星 蓮:伊藤昌弘、五稜結人:日向大輔、的場航海:前田誠二、桔梗凛生:森嶋秀太、白石万浬:橋本祥平※映像出演)
GYROAXIA(旭 那由多:小笠原 仁、里塚賢汰:橋本真一、美園礼音:真野拓実、曙 涼:秋谷啓斗、界川深幸:宮内告典)
Fantome Iris(FELIX:ランズベリー・アーサー)
風神RIZING!(神ノ島風太:中島ヨシキ)
Support Member(Gt.冬真、Ba.Sato、Dr.RYOTA)

セットリスト

1.1/3の純情な感情/FELIX BAND
2.the WORLD/FELIX BAND
3.誘惑/FELIX BAND
4.青い栞/桔梗凛生
5.サムライハート(Some Like It Hot!!)/五稜結人
6.季節は次々死んでいく/的場航海
7.スターライトパレード/七星 蓮、五稜結人、的場航海、桔梗凛生
8.狂乱 Hey Kids!!/GYROAXIA
9.曇天/GYROAXIA
10.インフェルノ/GYROAXIA
11.HOWLING/GYROAXIA with FELIX
12.One Night Carnival/風太 BAND
13.ゴールデンタイムラバー/風太 BAND
14.HOT LIMIT/風太 BAND
15.READY STEADY GO/Argonavis
16.メリッサ/Argonavis
17.*~アスタリスク~/Argonavis with 風太
18.GO!!!/ALL CAST
19.AAside/ALL CAST
※Fantome Irisのoはサーカムフレックス付きのoが正式。

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PHOTO:西槇太一

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