2010年6月3日（木）

オンラインゲーム業界で久しぶりの新パブリッシャー、Sankandoインタビュー

■非人間キャラでプレイできるブラウザゲー『Earth Eternal』も年内サービス開始予定

──将来的な部分の話として、今年サービス開始予定の『Earth Eternal』についてもう少し教えてほしいです。どういうゲームですか？

寺本氏：やっぱり王道というか、割と誰が触っても、「あ、次はこうなるのね」と分かるオンラインRPGになっています。


▲『Earth Eternal』

──RPGの王道というと、“ウルティマ系王道”と“エバークエスト系王道”とあるように思うんですが……。

寺本氏：それで言うと、エバークエスト系ということになるでしょうか、クエストおつかい系というか。世界観的には、ストーリーに関して造詣の深い作者が作っていて、地球が滅んだ後のヨーロッパが舞台です。人間が登場せず、動物とかロボットとか悪魔とか、そういった非人間キャラクターが選べるのが一つおもしろいファクターですね。端的に言うと、ブラウザゲームでキャラクターが動物になった『World of Warcraft』風ゲーム（笑）です。

　今はまだ実装されていないのですが、いずれ自分のスペースを持てるような機能が入ります。そのスペースには、家を建てられるだけでなく畑を耕して作物を作ったり、ダンジョンを作って友達を呼んだりと、戦闘ばかりのゲームが苦手なユーザーにもアピールできると思います。アメリカのゲーム会社のタイトルで、ブラウザゲームのランキングサイトでも2位につけていたりして、向こうでもかなり盛り上がってるようです。

──では最後に読者へのメッセージをお願いします。

寺本氏：『M2』のサービス開始が直近で控えている長谷川から一言（笑）。

長谷川氏：「オンラインゲームといえばSankando！」と言われるような会社を目指します。ゲームに対して愛情が無いところが多いと思うんですよね、ユーザーさんの気持ちを汲めていなかったり。これからオープンβテストをおこなう『M2』は全力で愛情を注いで作って提供していきますのでご期待ください！　

──本日はありがとうございました。