2010年12月15日(水)
■カグヤに届けるパンは自分で焼く! 他の人にもあげるとさらにヨシ!?カグヤに届けるパンは、最初はマデラが焼いてくれますが、翌日以降は自分で焼いて届けることになります。そのため、カグヤが回復する=物語が進行する本作では、パン焼きは必須事項になるのです。ここで「面倒……」と思った人がいるかもしれませんが、心配ご無用。カグヤに届ける特別なパンは、かなりシンプルなレシピになっていて、意識して材料を集めることなく焼くことが可能です。 また、カグヤに届けるものを含め、各種パンは回復アイテムとして使うことができる他、住人にプレゼントすることもできます。実は本作の住人たちには、リックに対する好感度があり(パートナーや仲間にも!)、パンをあげることでそれがアップするだけでなく、場合によっては特別なクエストを受けられることも。好感度が上がり、Tonyさんが描く魅力的なキャラクターたちとイイ感じになれるとなれば、これはパンを焼きまくり&配りまくりになるというもの! ……ですよね? ね!?
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■スローライフを楽しむなかで生まれるココロとココロのつながり好感度を上げるために、プレゼントするパンなどを焼いていると、ココロと材料がいくらあっても足りません。ですが、これまた現実的なことに、住人たちは1日に何度もパンをもらうと嫌がる(お腹いっぱい?)ようになるので、ココロ&材料不足になるほど焼くのはある意味NG。もちろん、自由度の高さが魅力の本作ですから、嫌われるまで渡し続けるというプレイもアリかもしれません。……いや、まあ、ナシだと思いますが(笑)。 また、カグヤにパンを届けるのも、毎朝受ける&同じ日に再度受けられないクエストになる関係で、1日1回となります。そのため、モンスターとの戦闘や収穫など、好きなように行動してココロと材料を集めつつ、必要なぶん(当然、回復アイテムとして利用するものも含む)のパンを焼く生活が本作の基本となるでしょう。 “必要なだけ”というところに、やや物足りない印象を感じた人は(しつこいですが)ご安心を。本作は、戦闘・収穫などを行う→ココロと材料が集まる→パンを焼く→パンをプレゼントする→相手の喜んだココロが集まる、というように集めたココロを消費することが新たなココロの獲得につながる、なんとも絶妙なバランスの“ココロの循環”が展開されるのが特徴です。つまり自由に行動しつつパンを焼き、入手できるものがない場合などは作物の成長を見守ったりする。そんなスローライフを体験しているうちに新たなココロ&材料が手に入り、それらを使ってパンを焼くことで、さらにココロ(と好感度の上昇など)が得られる……。このループが、本作の最大の魅力にして、意外なほどドップリとハマらせるポイントなのです!
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本作のキャッチコピーである“ココロにとどくRPG”は、文字どおり主人公のリック(=自分)がパンに込めたココロが、相手に届くということなわけです。しかも、ココロを届けるだけが本作のすべてではありません。最後は、その他のお楽しみ要素をチェックします。
(C)SEGA