2011年8月24日(水)
KONAMIは、今秋に発売する3DS用ソフト『NEWラブプラス』の新情報を公開した。
本作は、KONAMIが展開する『ラブプラス』シリーズの最新作。裸眼立体視への対応はもちろん、ジャイロセンサーを使った機能や、3DS内蔵のカメラを使ってカノジョがカレシの顔を覚えてくれる新要素などが盛り込まれている。さらにジャイロセンサーにより、縦持ちと横持ちのどちらでも楽しめるようになった。
今回公開されたのは、生まれ変わった“新・恋人パート”と、カノジョとのドラマが展開する“青春の1ページ”モードの情報だ。“青春の1ページ”モードに登場するサブキャラクターたちも明らかになったので、あわせて紹介する。
恋人パートとは、カノジョができた後に楽しめるパート。“友達パート”にはなかったさまざまな要素が解禁される、『ラブプラス』シリーズの本編ともいえるパートだ。
“友達パート”の大きな違いは、時間の概念があり、現実の時間とゲーム内時間がリンクしている点。これを“リアルタイムクロック(RTC)”と言い、ユーザーはプレイスタイルによって、時間の概念があるリアルタイムモードと、季節の概念だけがあって時間の概念がないスキップモードを、自由に切り替えて楽しめる。
そんな恋人パートが、今作で大幅にパワーアップ。今回の記事では、その一部を解説する。
今作から、セーブデータを選択後、“必ずリアルタイムモードからスタート”するようになった。これにより、リアルタイムモードでしか発生しないイベントの見過ごしを防げる。なお、スキップモードの起動はリアルタイムモードの中から行うようになる。
また、前作ではスキップモードでデート予約後、リアルタイムモードに切り替えるとカノジョとのデートをキャンセルしなければならず、カノジョのキゲンが悪くなるペナルティがあったが、これがなくなった。これで気軽にモードを切り替えられるハズだ。
▲新しくなったメインメニュー。縦でも横でも使える。 |
さらに、時間の“オフセット設定”が可能になった。これは、ゲーム内の時間と現実の生活時間をズラして設定できるシステム。時間をズラしておけば、夜型の人でも、カノジョとデートできるので安心だ。
▲オフセットを使えば、自分の生活時間にゲーム内時間を合わせられる。とはいえ、できれば現実時間に沿って遊びたいところ。 |
デートなどに“彼氏力”が必要なのは、前回の記事で紹介した通り。前作では、デートをすると彼氏力をすべて消費してしまったが、今作からは、デートの際にどの程度使うかを設定できるようになった。
▲画面左が彼氏力。日々の行動などによって増減し、デートの際に必要になる力だ。恋人パートでは、彼氏力をためて、カノジョとのデートを重ねるのが基本になる。 |
また新要素として、デートの約束後、デートコースを決める際に“どのようなデートにするか”を、専用のメニュー画面から選ぶ方式になった。ファッションチェックをしたい、2カ所回りたい、寄り道したいといったデートオプションを選択し、デートコースを決めよう。最後にデートに対して、彼氏力をどの程度使うかを決めればOKだ。
▲彼氏力の消費量を決められるので、ここぞという日に備えて温存しておけるようになった。デートコースもさまざまなものが用意されているようだ。 |
この他、“放課後デート”が行えるようになった。学校が終わった後、比較的軽めのコースを選んでデートできる。たとえば奥十羽野などには行けないが、とわの市の中心街ならば行ける、といった具合だ。
▲高校生らしい放課後デートが楽しめるようになった。学校帰りに、2人で軽くお店に寄ることもできる。 |
新たに、“いつでもスキンシップ”が追加された。これは名前の通り、カノジョといつでもスキンシップを取れるシステムだ。
カノジョが話している最中に、話をさえぎって強引に引き寄せてスキンシップしたり、逆に話を聞きながら頭をなでたり、くすぐってイタズラしたり。好きな時に好きなことができるようになった。もちろん、カノジョにも気持ちはあるので、傷つくこともあれば従順になることもある。なお、話をさえぎった場合でも、ひと通りスキンシップが終わると、さえぎったところまで戻って話してくれるので安心だ。
▲画像上段から、引き寄せ、頭をなでる、くすぐりの様子。いつでもスキンシップはできるが、カノジョの気持ちもちゃんと考えよう。 |
なお本作では、操作方法がより直感的になった。たとえば、タッチペンでタッチすると“つつく”。タッチペンで肩をタッチし、そのまま手前にスライドすると“ぐいっと手前に引き寄せる”。タッチペンで頭をクルクルとスライドすると“頭をなでる”。これで、より気軽にスキンシップを楽しめるだろう。
(C)Konami Digital Entertainment
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