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2011年10月22日(土)

【Forza 4 集中連載 Vol.3】ラクに走れて勝てるクルマを教えます

文:megane

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Dクラス(PI275~350)でオススメのクルマ

 このあたりから名前をよく知るクルマが数多く登場します。なかでも有名なのは『頭文字D』に登場する“1985 Toyota Sprinter Trueno GT Apex”、通称ハチロクです。しかしそれよりもオススメしたいのは、同じトヨタから発売されている“2002 Toyota MR-S”です。Eクラスで登場したMR2の後を継ぐクルマで、パワーはないものの車体が軽く、コーナリングの安定性はピカイチ。

▲“2002 Toyota MR-S”。PIは293、筑波参考タイムは1分11秒500。

 FF車としては“2001 Mazda Mazdaspeed Familia”、“2010 Mitsubishi Colt Ralliart”、“1998 FTO GP Version R”などがオススメです。

▲“2001 Mazda Mazdaspeed Familia”。PIは283、筑波参考タイムは1分12秒958。ノーマル状態では足回りが柔らかく踏ん張りが効かない印象だが、アップグレードに耐えられるボディ剛性の強さが特徴。▲“2010 Mitsubishi Colt Ralliart”。PIは307、筑波参考タイムは1分12秒309。パワーはあるものの、ノーマル状態ではフロントヘビーでリアが落ち着かないので、アップグレードを前提に考えたい。▲“1998 FTO GP Version R”。PIは350、筑波参考タイムは1分10秒803。この3車のなかでは挙動が素直で一番乗りやすかった。車重が軽めなので足回りを重視してアップグレードしよう。

 また、Dクラスには古いアメ車などが多くラインナップされていますが、基本的に大パワー車なのでリアがすべりまくるんです。始めたばかりのうちは選ばないほうがいいでしょう。


Cクラス(PI351~425)でオススメのクルマ

 Cクラスになると“RX-7 FC3S”や“S15 Silvia SpecR”といったスポーツカーとして知られるクルマも登場します。個人的には“1997 Honda Civic Type R”が大好きなんですが、エンジンが高回転型でミスってからのリカバリーが少々厳しいこともあって、初心者にはオススメしません。

▲“1997 Honda Civic Type R”。PIは390、筑波参考タイムは1分9秒649。高回転型エンジンでパワーがそれほどあるわけではないので、いったん速度が落ちてしまうと立てなおすまでに時間がかかる。

 そんななかでオススメのクルマなのは“2010 Peugeot RCZ”です。1.6リッターエンジンにターボを搭載し、約200馬力を絞り出すクルマです。34,000CRと序盤に買うにはちょっときつい価格ですが、レベル10に到達したときのプライズカーの1つですので、選んでおくと吉でしょう。

▲“2010 Peugeot RCZ”。PIは370、筑波参考タイムは1分10秒463。今回紹介するクルマのなかで唯一の外国車。全体的にバランスがよいクルマなので、アップグレードもバランスよく行っていきたい。実車で買おうとすると420万円もする。

 最初に名前を挙げた“FC3S”は、スポーツカーとしては定番の1台ですが、リアがやや安定せずにコーナーでちょっと無理をすると滑ってしまうことが多いので、初心者にはまだオススメしにくい1台ではあります。一方の“S15 Silvia”はどちらかというと使いやすいクルマです。FR車ということもあって、コーナーでアクセルを踏み込みすぎると横滑りが起こってしまいますが、FC3Sよりかは立て直しやすい印象です。

▲“1990 Savanna RX-7”。PIは354、筑波参考タイムは1分10秒698。フロントとリアの荷重バランスがちょうど50%で、旋回性に優れる定番スポーツカー。リアの操作性が敏感で難しいのでアクセルワークに注意。▲“2000 Nissan Silvia Spec-R”。PIは404、筑波参考タイムは1分8秒617。今でもD1グランプリなどでは活躍中のシルビアの最終モデル。

Bクラス(PI426~500)でオススメのクルマ

 Bクラスまで来ると、国産車はハイパワースポーツカーのジャンルに入ってきます。ここで扱いやすいのは何と言っても“1993 Nissan Skyline GT-R V-Spec”と“2006 Mitsubishi Lancer Evolution IX MR”です。いわゆる“ランエボIX”と“R32 GT-R”ですね。どちらもAWD(4WD)なので安定性が高く、そしてなぜだかグイグイとコーナーも曲がっていくズルいクルマです(笑)。

▲“1993 Nissan Skyline GT-R V-Spec”。PIは477、筑波参考タイムは1分7秒610。いわゆる“R32 GT-R”。ランエボに比べるとやや全長が長いので筑波のようなショートサーキットは苦手なほうなのだが、それでもタイムがラクに出せるのはさすが。“2006 Mitsubishi Lancer Evolution IX MR”。PIは480、筑波参考タイムは1分6秒951。GT-Rよりも低速トルクが多いため、こういったショートサーキットは得意。また、AWDなのにコーナーを比較的すばやく回れる。

 ランエボのライバルである“2004 Subaru Impreza WRX STi”は、PI489と数値の上ではランエボのPI480よりも高いですが、エンジンが高回転型なので、初心者にはランエボのほうが扱いやすいと思います。コーナーはインプレッサのほうが速いとは思うんですけどね。

▲“2004 Subaru Impreza WRX STi”。PIは498、筑波参考タイムは1分6秒693。2代目インプレッサとしては最終型となる“鷹目”モデル。加速力はランエボに負けるが高回転での速度の伸びはこちらのほうがよい。

 とりあえずキャリアモードで序盤に使いやすいクルマをいくつか選んでみました。ここで挙げたクルマはいずれも“鉄板”と呼んでもおかしくないくらいの定番カーですので、あまり新鮮味はないかもしれません。もしゲームに慣れてきたら、さまざまなメーカーのクルマを使ってみるとおもしろいですよ。僕はこの『Forza 4』で初めてレースゲームでメルセデス・ベンツのセダンを運転してて楽しいと思えました。

 次回は経験者でもいまいちよくわからなくなる、クルマ用語についての説明をいたします。

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