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2012年8月9日(木)

先行プレイでシリーズ最高傑作再認定! はじめての悪魔召喚師もこれで安心『デビルサマナー ソウルハッカーズ』世界観&主要人物総まとめ

文:デルチ

 発表されてから、今か今かと待ちわびていた3DS用RPG『デビルサマナー ソウルハッカーズ』も、気がつけば8月30日の発売まで1カ月を切るところまできていました。

 「1カ月なんて適当にボーッとして、適当に原稿遅らせておけばすぐだよ!」とまわりの皆は言うけれど、それはそれ。「やっぱりいち早くプレイしたい!」というのがファン心理でしょう?

『デビルサマナー ソウルハッカーズ』

 そんな僕ことライター・デルチの元に届けられた(まあ、普通に編集部宛で届いたんですけど)開発中ROMを遊んでみての、3DS『デビルサマナー ソウルハッカーズ』の魅力をズズイっとお届けしちゃいますよ!

『デビルサマナー ソウルハッカーズ』 『デビルサマナー ソウルハッカーズ』
▲3DSでよみがえった本作は、3D立体視を生かした演出はもちろん、イベントシーンのフルボイス化やすれちがい通信を使った仲魔育成など、新要素がたくさん盛り込まれています。

◆RPG好きを自負するなら、何はともあれプレイしてほしい傑作!

 インデックスのゲームブランド・アトラスから発売される『デビルサマナー ソウルハッカーズ』。RPG好き……いやゲーム好きなら1作品は遊んでおくことがたしなみだと言っても過言ではない、『真・女神転生』シリーズの系譜に属するRPGです。

『デビルサマナー ソウルハッカーズ』 『デビルサマナー ソウルハッカーズ』
▲おなじみの主観視点で進む3Dダンジョンや悪魔会話など、シリーズ伝統のシステムがしっかり継承されているのも魅力の1つ。『真・女神転生』シリーズのおもしろさを存分に味わうことができますよ!

 最近ですと、派生作品からシリーズ化しTVアニメも好評だった『ペルソナ4』や、正統続編として期待されている『真・女神転生IV』なども話題になっていますね。その中で、本作はどんな作品なのかというと、『真・女神転生』の派生作品として1995年にセガサターンで発売された『真・女神転生 デビルサマナー』の続編に当たります。

 続編と言っても、同じ世界観であったり、一部のキャラクターが継続して登場するくらいなので、「前作遊んだことないからパス!」なんてことを考える必要はありません。まあ、どうしても前作から遊びたいという人は、PSP版が発売されているので、今のうちにプレイしておくといいかもしれません。

 このシリーズからは、『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団』、『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王』へとさらに繋がっていくわけですが、話が本筋からそれまくりそうなので、シリーズの話はこれくらいにしておきます(その葛葉ライドウの分家の子孫が『真・女神転生 デビルサマナー』に登場している、なんてのも非常におもしろいところなんですが、それは別の機会にでも……)。

 そんな歴史を持つ本作ですが、今回プレイしての率直な感想はどうなのかと言いますと、「すごいおもしろい!」って結論が速攻で出ました。出ちゃってました。そもそも、シリーズの中でも1、2を争うくらい好きな作品なので、思い出補正的なものもあるかもしれませんが、実際に遊んだところ、オリジナルが約15年前のゲームであるのにもかかわらず、古臭さを一切感じさせなかったのはすごいことだと思います。

『デビルサマナー ソウルハッカーズ』 『デビルサマナー ソウルハッカーズ』 『デビルサマナー ソウルハッカーズ』
▲オリジナルから大幅な改変などは行われていないにもかかわらず、最近のRPGと比べてもまったく遜色のないクオリティ。まさに不朽の名作というやつですね!

 その魅力は、先が気になるストーリー展開と絶妙なバランスで組み込まれたシステムの融合かと個人的には思うのですが、システムについては次回の記事で詳しくお届けするとして、今回は『デビルサマナー ソウルハッカーズ』の世界観、そして登場人物たちの魅力について解説していこうと思います。「え? 今までの全部フリ!?」って思う方もいるかもしれませんが、そうです! 本題はここからですよ。

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→15年前に今を先取り!? 情報技術が発展した世界観(2ページ目)

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