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2013年4月25日(木)

沢城みゆきさんがヒロイン・エリザベスの魅力を語る! 『バイオショック インフィニット』スペシャルインタビュー

文:チョロ松

 テイクツー・インタラクティブ・ジャパンが4月25日に発売するPS3/Xbox 360用ソフト『バイオショック インフィニット』。そのヒロインとして物語に深くかかわる少女・エリザベスの日本語ボイスを担当する沢城みゆきさんに、収録時のお話などをうかがう機会を得たので、ここに紹介しよう。

『バイオショック インフィニット』

 沢城さんが演じるエリザベスは、15年もの間、天空都市・コロンビアに囚われていた少女。そして『バイオショック インフィニット』の物語は、主人公である探偵のブッカー・デュイットが彼女を救い出すという依頼を受け、コロンビアへと潜入するところからスタートする。

 エリザベスは“ティア”と呼ばれる特殊な能力を持っており、別の世界の門を開いて、そこにあるものを利用することができる。ただ助けられるだけの可憐なヒロインではなく、さまざまな場面で主人公に力を貸してくれる、頼もしいパートナーでもあるのだ。さらに彼女が読書から得た知識も、逃避行の重要な手助けとなる。

『バイオショック インフィニット』

――初めてエリザベスのデザイン・ビジュアルを見た時に抱いた印象を教えてください。

沢城みゆきさん(以下、敬称略):最初に見せていただいたのが、モーション付きで動いているエリザベスの映像だったんです。その表現のクオリティが高くて、セリフがないにもかかわらず、彼女がおびえているとか、すごくエキサイティングなことがあって楽しいと思っているとかが、動きや表情だけでも十分にわかるものでした。

 それを見て、いろんな表現をしていいキャラクターなんだなと思いました。初めから終わりまで、ずっと聡明というわけではなくて、はしゃぐこともあれば、とても大人っぽい顔もするという感じで、1つの固まったイメージにとらわれる必要はないのかなと。1人の人間として演じていいのかな、と思いました。

『バイオショック インフィニット』

――実際にエリザベスを演じてみた後、どんなキャラクターなのかがわかってから、彼女のイメージは変化しましたか?

沢城:確かに、いろんな表情を見せるキャラクターではあったんですけれど……、日本のゲームではあまりない、主人公をないがしろにしたようなリアクションをしたりするんですよね。ずっとヒロインじゃない、というか。

 ちょっとヒロインの座から降りたような行動をすることもあって、海外ゲームならではのキャラクターのレンジの広さというものを感じましたね。実際の彼女は、最初に見た映像よりもずっとかわいかったですし、ずっとミステリアスでした。

――「ミステリアスでかわいらしい」とのことですが、沢城さんから見てエリザベスは何歳くらいに感じますか?

沢城:最初に大体20歳くらいと説明があったんですが、日本のユーザー向けにはもう少し隙があるというか、子どもっぽいほうが、より親しみやすいかもしれないという話がありました。それで、私の中のイメージでは17歳くらいで演じています。とは言っても、あくまで吹き替えの17歳なので、制服を着た日本の高校生よりは、はるかに大人っぽいイメージかもしれません。

『バイオショック インフィニット』

――ゲームファンの皆さんに、エリザベスのここに注目してほしいというポイントはありますか?

沢城:ゲームのキャラクターという枠に収まらない、本当に人間味のある女の子なので、とても魅力的だなって思っています。ぜひプレイしていただいて、実感していただけるとうれしいなと思っています。

→沢城みゆきさんとエリザベスの共通点は!?
キャラクターの魅力を演技で“再現”!(2ページ目へ)

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