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2013年4月18日(木)

『ガンダムブレイカー』BETA版の感想は製品版でどう反映される!? BETA版からの引き継ぎは!? 気になる改善要素などを薄井プロデューサーに直撃!

文:さくたろうてけおん

 こんにちは、ライターのさくたろうです。バンダイナムコゲームスから6月27日に発売されるPS3用創壊共闘ACT『ガンダムブレイカー』(※PS Vita版は2013年内発売予定)の気になる情報を、今回もお届けしたいと思います。

『ガンダムブレイカー』

 先週の記事でBETA版を遊んだプレイヤーからの要望を公開したところ、かなり大きな反響がありました。今回は、そんな要望をもとに製品版はどのように改良されるのかなどを、本作のプロデューサーである薄井宏太郎さんに聞いてみました。『ガンダムブレイカー』が気になっているプレイヤーは、まさに必見の記事となっていますよ!

■初制作の『ガンダム』ゲームでこれまでの枠組みを壊す!?■

――『ガンダムブレイカー』についていろいろと伺う前に、まずは薄井プロデューサーご自身についてお聞かせください。これまでどのようなゲームを制作されてきたのでしょうか?

 実は『ガンダムブレイカー』が初めてのメインで担当する『ガンダム』ゲームになるんです。これまでは『鋼の錬金術師』や『コードギアス』などのキャラクターゲームを作ってきたのですが、今までにない『ガンダム』ゲームを作ろうということで、今回『ガンダムブレイカー』に挑戦することになりました。

――『コードギアス』のゲームと言うと、『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』のことですよね。この作品は『ガンダムブレイカー』と同じくクラフト&マイスターさんが開発したゲームだっと思いますが。

 その通りです。クラフト&マイスターさんとは他にも、『スタードライバー』や『鋼の錬金術師FA』などのゲームを一緒に作ってきましたが、船水紀孝さんと一緒に仕事をするのは今回が初めてになります。

――“ガンプラ”をメインにしたゲームにしようと思ったきっかけなどを教えてください。

 『ガンダム』ゲームという枠組みだと、SLGの『Gジェネレーション』シリーズや『ギレンの野望』シリーズといったシリーズがあり、ACTではかなりのシリーズが出ているジャンルです。今回アクションゲームを作ろうということになった時、「どんなアクションゲームなら、これまでにないゲームになるんだろう?」とまず考えました。

 『機動戦士ガンダムAGE』や『機動戦士ガンダム00』など、新しい『ガンダム』を題材にしたゲームというのもアリだと思っているのですが、今回はキャラクターよりもゲーム性を軸に考えていこうと話し合ったんです。そうした結果、「“ガンプラ”はおもしろいことができるんじゃないか!」と話がまとまり、“ガンプラ”を最大のポイントとしました。

 作品単位ではなく、あくまでも“ガンプラ”を軸としたゲームですので、『ガンダム00』と『ガンダムSEED』のMSが戦っていても違和感はありませんし、何よりそれらのMSのパーツを組み合わせても問題はありませんよね(笑)。カスタマイズという要素については、以前にPS2で発売された『ガンダムトゥルーオデッセイ-失われしGの伝説-』で、デフォルメはされていたものの、“パーツを組み合わせる”ことはできました。ただ、リアル頭身のMSでパーツを……というのは、本作が初になります。

――薄井プロデューサーは、これまで“ガンプラ”を作られたことはあるのでしょうか。

 僕は“SDガンダム世代”なんです。「お前が最初に知ったガンダムはなんだ?」と聞かれたら、「ナイトガンダムです」と答えます(笑)。“ガンプラ”は今も作っているんですが、まだ1/48のガンダムを作ったことがないので、今度挑戦してみようと考えています。

→薄井プロデューサーがBETA版配信に踏み切った狙いを聞く!(2ページ目へ)

(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS.
※画面は開発中のものです。

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データ

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