2013年4月25日(木)
ここからは『黒騎神の強襲』に収録されている、注目の新カードを見ていきます。
赤の世界でまず注目したいのは、SRカード《混沌の大蛇ヤマタノオロチ》です。
リソースの数が9枚以下である限りパワーが+2000され、6コストにして10500という強烈なパワーを持つゼクスになります。
先に紹介した《骸骨虚人ヒュージゴーレム》も、条件を満たせば同様のパワーを持ちますが、4ターン目に現れるパワー10500のゼクスはとてつもなく大きな存在感を示すでしょう。返しのターンにパワー5000のゼクス2体で攻撃しても倒されないのがなんともニクいですね。
リソースが10枚以上にならない限りはデメリットもないので、デッキ構築を工夫すれば、低コスト高パワーというメリットだけを利用することができそうです。《刀の武人 龍膽》や《魅惑の七支刀 月下香》などとは相性が悪いですが、緑に多いリソースからカードを回収するカードと組み合わせるのもおもしろいかもしれません。
次の注目カードは、《突き刺す尖晶石スピネルペンギン》です。
これは赤黒のリソースリンク持ちのゼクスで、リソースに置かれた時、リソースにカードが5枚以上あり、かつ《牙の猟師イェーガー》がいれば、手札から3コストまでのゼクスを1体リブートでスクエアに登場させ、ターン終了時に手札に戻すという能力を持ちます。
これによりコストを支払わずにゼクスを展開できるので、攻撃のテンポを上げることができます。リソースが5枚になるのは3ターン目ですが、その時点で特にデメリットもなく1体多くゼクスが登場すると考えると、地味なように見えてゲームの展開に大きな影響を与えそうです。
また、登場した時になんらかの効果を持つカードの能力を使い回すこともできます。3色になってしまいますが、《蒸発機械エヴァポレイション》で手札を回転させたり、《抹消機械ヴォイド》と《メテオソード スピカ》をそろえてカードを引いたりするのも有効かもしれません。
今《牙の猟師イェーガー》の話が出ましたので、色の順番が多少前後しますが、次は黒の世界の注目カードを紹介したいと思います。
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