2013年5月17日(金)
皆さん、こんにちは。電撃MTGがお送りする初心者のための『MTG』講座も早いもので6回目を迎えました。今回もよろしくお願いします。 | ||
よろしくお願いします~。 | ||
前回から、いよいよ実戦的なデッキタイプの紹介が始まって、まずはもっともオーソドックスな“ビートダウンデッキ”の組み方について説明しましたね。 | ||
ビートダウンはガンガン攻めていくけど、そのなかにも速さを突き詰めたヤツと、中盤から本気出すヤツの2パターンがあるって話だったよな! | ||
そうだったわね。前回紹介したビートダウンデッキは、いわば“攻めのデッキ”でしたが、今回は“守りのデッキ”であるコントロールデッキと、変幻自在なコンボデッキについて、解説していこうと思います。それでは、始めていきましょう。 |
前回お話ししたビートダウンデッキの信条は「できるだけ速やかに相手のライフを0にして勝つ」というものでしたが、コントロールデッキの基本的な考え方は「相手の行動を妨害し続け、自分に有利な戦況を作り出すことで勝利を目指す」ということです。 | ||
妨害って言ったって、何を妨害するんだ? | ||
たとえば、相手の出したクリーチャーを破壊して攻撃させなくしたり、土地を破壊して新しいクリーチャーを出させなかったり、ということね。 | ||
相手のやりたいことをやらせないデッキってことですね。 | ||
そういうこと。では、コントロールデッキのサンプルレシピを見てみましょう。 |
土地(26) |
クリーチャー(6) |
その他の呪文(28) |
3《島》 |
4《瞬唱の魔道士》 |
2《熟慮》 |
これは青白赤のコントロールデッキですね。色の組み合わせがフランスの国旗と同じなのでトリコロール(tricolore:フランス語で3色という意味)とも呼ばれるデッキです。『MTG』の国際性をうかがわせるデッキ名ですね。 | ||
クリーチャー6枚!? 少なっ!! これで勝てるのか? | ||
逆に、クリーチャー以外の呪文がとっても多いですね。土地もビートダウンデッキに比べるとちょっと多いかな? | ||
そうね。ビートダウンデッキを構成する要素が“土地”、“攻撃的なクリーチャーやダメージ呪文といった相手のライフを削る手段”、“相手のブロック用クリーチャーを除去する呪文”となっているのに対して、コントロールデッキにはさまざまな目的のためにカードが投入されます。では、それらを順番に見ていきましょう。 |
→コントロールデッキの構成要素を見てみましょ!(2ページ目へ )
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記事内イラスト:うさ城まに
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