2013年6月26日(水)
本作では、ゲーム内でリアルタイムに進行する時間の中で、誕生と死を繰り返すデジモンの育成を行っていく。食事やトイレ、睡眠などのお世話をしながら、バトルやトレーニングを行って能力をアップさせることになる。デジモンが成長すると、さまざまな姿へと進化してパワーアップ。本作の最大の特徴と言えるこれらの育成システムについて、詳しく紹介していこう。
▲お世話を通じて、デジモンはさまざまな姿へと進化していく。 |
時間が経過すると、デジモンはお腹が空いたり、トイレに行きたくなったりする。この時にデジモンの上にフキダシが表示されるので、これを見て正しいお世話をすることが、育成のポイントの1つとなる。これらの状態を放っておくと、トレーニングの効果が下がったり、バトルで力を発揮できなかったりする。
●食事:お腹が空いている時に表示される。肉などの食べ物をあげたり、レストランで食事をさせたりしよう。
●トイレ: トイレへ行きたい時に表示される。トイレへ連れていくか、携帯用トイレを使おう。そのままにしておくとウンチを“おもらし”してしまい、“のろい”の値が増えてしまう。この“のろい”がマックスになると、強制的にウンチ型のデジモン“スカモン”になってしまう。
●疲労:トレーニングやバトルで疲労すると表示される。エンジェ医院やジジモンの家などで回復させよう。
●眠気:デジモンごとに決められた“寝起き”の時間が近づくと表示される。デジヴァイスメニューの“ねかせる”で眠らせよう。
●ケガ、病気:バトルなどでケガをしたり、お世話をせずに病気になった時などに表示される。エンジェ医院で治療するか、アイテムを使って治そう。
“きげん”が高いと長生きしやすくなるかわりにバトル中の指示を聞きにくなり、“しつけ”が高いとバトル中の指示を聞きやすくなるかわりに長生きしにくくなる。自分のプレイスタイルに応じて、どちらを優先するのか考えよう。
●ほめる:デジモンをほめると、“きげん”のステータスが上がり、“しつけ”のステータスが下がる。
●しかる:デジモンをしかると、“しつけ”のステータスが上がり、“きげん”のステータスが下がる。
●ねかせる:デジモンが眠くなった時に、寝かせることができる。眠ったデジモンは“寝起き”の時間に起床する。
デジモンのステータスは、バトルで敵に勝利することでもアップするが、効率よく育成するなら、街にあるトレーニングジムを活用するのが基本となる。
トレーニングには初級、中級、上級の3つがあり、初級は自動的に成功するが、アップする数値は低め。中級以上は自分で操作する必要があり、成功すれば大きく数値がアップするが、失敗時は初級よりも低くなる。なお、上級のトレーニングは、条件を満たさないと出現しない。
●パンチをガード | ●爆弾回避 | |
▲飛んでくるパンチを、タイミングよくAボタンを押してガードする。防御力が大幅に上がり、賢さが少し上がる。 | ▲次々と飛んでくる爆弾に当たらないよう、安全な場所を素早く判断して左右へ避ける。素早さが大幅に上がり、最大HPが少し上がる。 |
●ここでSTOP | ●立体あみだくじ | |
▲巨大なルーレットを、上に表示されたマークと同じ場所でタイミングよくAボタンを押して止める。7で止めても成功。最大HPが大幅に上がり、攻撃力が少し上がる。 | ▲3つのスタート地点の中から、爆弾がない場所にたどり着けるところを選択する。賢さが大幅に上がり、最大MPが少し上がる。 |
●丸太粉砕 | ●同じのどーれだ | |
▲アタックゲージの成功ゾーンを狙い、タイミングよくAボタンを押して止める。攻撃力が大幅に上がり、素早さが少し上がる。 | ▲最初に表示された見本と同じサイコロを、ぐるぐる回る3つのサイコロの中から選ぶ。最大MPが大幅に上がり、防御力が少し上がる。 |
“デコード”とは、情報化されたデータを元の状態に戻すことで、圧縮されたデータの復元や、暗号化されたファイルの解読を行うことを指す。デジモンワールド内では、データの集合体であるデジモンやデジタルワールドの情報を解読し、正しい形に直すことや、本来以上の能力を引き出せる適性能力を指して“デコードレベル”と呼ぶ。
具体的には、正しいお世話をすることでデコートレベルが上がっていき、このレベルが高いほど、育成中のデジモンのステータスにボーナスがつく。デジモンが寿命を迎えた際も、このデコードレベルによってボーナスが得られるため、PSP版よりもかなり育成がラクになっている。
▲主人公や四ノ宮リナは、数少ないこの能力の持ち主。正しい育成を行うことでデコードレベルを上げることができ、パートナーデジモンのステータスにボーナスが加わる。 |
→目指すは究極進化! デジモンの進化の流れをチェック(5ページ目へ)
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