2014年1月22日(水)
●『バーチャファイター』がアーケードでリリース
当時の最新3DCGアーケード基盤“MODEL1”を使って開発。“スーパーメガロ2”や“アストロシティ2”といった『VF』用の筐体も登場し、世界初の3D格闘ゲームとして一躍話題に。
●ゲームスポットアテナ町田店が開店
アテナ杯発祥の地となるゲームセンターが東京都町田市にオープン。
【1994年】
●『バーチャファイター』がセガサターンでリリース
セガサターンのローンチタイトルとして、AC版『バーチャファイター』の移植作が発売される。
●『バーチャファイターマニアックス(アスペクト)』が発売
フレーム情報を全面に押し出した格ゲー攻略本の元祖として高い評価を得る。
●全国大会“バーチャファイター・ファイナルバトル”が開催
94年9月に行われた、『バーチャファイター』を使用した公式大会。予選大会後に『バーチャファイター2』が開発中であることが正式に発表される。
●『バーチャファイター2』がアーケードでリリース
“MODEL2”基盤を使って製作された『VF』シリーズ第2弾タイトル。秒間フレームレートが30フレームから約60フレームに増加し、キャラクターの動きがより柔軟になった。新キャラクターとして、蟷螂拳の使い手“リオン・ラファール”と酔拳の使い手“舜帝”が追加。
●『バーチャファイター2』が社会現象に
『バーチャファイター2』が爆発的なヒットを記録し、新聞、テレビ、雑誌などに取り上げられるほどの一大ブームを巻き起こす。
●第1回アテナ杯開幕
ゲームスポットアテナ町田店にて“アテナ杯”が開幕。エントリーは9チーム。
【1995年】
●全国大会“バーチャファイターチャンピョンシップ エターナルバトル”が開催
『バーチャファイター』、『バーチャファイター2』、セガサターン版『バーチャファイター』の3タイトル合同大会。『バーチャファイター』部門優勝の柏ジェフリー(ジェフリー)が統一チャンプとなる。『バーチャファイター2』部門はキャサ夫(影丸)、レディース部門は弟子サラ(サラ)が優勝した。
●6人のプレイヤーが“鉄人”に認定
新宿ジャッキー、池袋サラ、ブンブン丸、キャサ夫、柏ジェフリー、K.K.雪風にセガ公認プレイヤーの証である“鉄人”の称号が与えられ、バーチャ界のアイドル的な存在に。
●『バーチャファイターリミックス』がアーケードでリリース
キャラクターにテクスチャマッピングを施した、『バーチャファイター』のリメイク版が登場。
●『バーチャファイターリミックス』がセガサターンでリリース
AC版『バーチャファイターリミックス』の移植作品。『セガサターン百万台キャンペーンボックス』と題した本体同梱版も発売。
●『バーチャファイター2.1』がアーケードでリリース
主にシステム面での対戦バランスが調整された『VF2』の新バージョン。主な調整点はPKヒット時にダウンしない、よろけ回復が容易になるなど。
●全国大会“マキシマムバトル”が開催
『バーチャファイター2』を使用した公式大会となり、関西のZAN兄(アキラ)が優勝する。新宿ジャッキー、池袋サラ、ブンブン丸、K.K.雪風の鉄人返上騒動が起きて話題に。
●『バーチャファイター2』がセガサターンでリリース
セガ、セガサターンともに初の100万本突破タイトルとなる(累計は150万本以上)。
●『バーチャファイター』がアニメ化
テレビ東京系にて放映。全35話。
【1996年】
●『バーチャファイターキッズ』がアーケードでリリース
『バーチャファイター2』をベースに、2頭身キャラクターにデフォルメした作品。
●『バーチャファイターキッズ』がセガサターンでリリース
AC版の移植作。独自の要素として、複雑なコマンドを記憶させて各種ボタンに割り当てることで、コンボが簡単になる“コンボつく~る”を導入している。
●『バーチャファイター3』がアーケードでリリース
“MODEL3”基盤を使用し、グラフィックが大幅に向上。合気柔術の使い手“梅小路葵”と相撲の“鷹嵐”が追加された他、第4のボタン“エスケープボタン”の搭載やステージにアンジュレーションが加わるなど、システム面も大幅に改良された。
●『ファイターズメガミックス』がセガサターンでリリース
『バーチャファイター2』と『ファイティングバイパーズ』のキャラクターが共演する3D対戦格闘ゲーム。両タイトル名を冠した2つのゲームモードがあり、エスケープによる縦軸移動といった『バーチャファイター3』の新要素も盛り込んでいる。
【1997年】
●全国&世界大会“森永エンゼルカップ”開催
『バーチャファイター3』初の公式大会(個人戦)。全国大会・アンダー20は九州の矢永サラ(ジャッキー)が、オーバー20はキャサ夫(カゲ)が、レディース部門はchan姐(サラ)が優勝した。そのチャンピオン同士が戦う“ジャパンチャンピオンシップ”では矢永が覇者となり、日本代表を勝ち取る。さらに各国の代表を交えて開催した世界大会は、韓国のアキラキッドことshinz(アキラ)が頂点に君臨した。
●全国大会“バトル甲子園”開催
『バーチャファイター3』を使用した公式大会(個人戦)。中部・北陸地方の栗田(鷹嵐)が優勝。
●『バーチャファイター3tb』がアーケードでリリース
『バーチャファイター3』の新バージョン。キャラクター混合のチームバトルが可能になり、システムやキャラクターにも大きな調整が加えられた。
【1998年】
●『バーチャファイター3tb』がドリームキャストでリリース
AC版『バーチャファイター3tb』の移植作品が、セガサターンの次世代機・ドリームキャストで登場する。オリジナル要素として、過去『VF』のプロモーション映像を閲覧できるHISTORYモードなどが収録されている。
【1999年】
●ゲームスポットアテナ町田店の店名がビートライブに改名
店名の改名にともない、次回よりアテナ杯の大会名も“ビートライブカップ”に変更。
【2000年】
●第1回ビートライブカップ開幕
市川のクラブGIOにて、記念すべき最初の“ビートライブカップ”が開催。
【2001年】
●『バーチャファイター4』がアーケードでリリース
“NAOMI2”基盤を使って制作。カードシステムとネットワーク『VF・NET』の連動により、段位戦や戦績の表示、キャラクターのカスタマイズが可能に。新キャラクターには少林拳の使い手“レイ・フェイ”とバーリトゥードの使い手“べネッサ・ルイス”が追加されたが、『VF3』から登場した鷹嵐は離脱した。
【2002年】
●『バーチャファイター4』がPS2でリリース
セガハード専用だった『バーチャファイター』シリーズが初めて他社ハードに参戦。クオリティをそのままに、新ステージや新モードを搭載した。
●全国大会“格闘新世紀”が開催
『バーチャファイター4』の公式大会(個人戦)。ナポレオン(ジャッキー)が優勝し、特別称号“鳳凰”を授与される。
●ハイテクランドセガ渋谷にて“バーチャ博”が開催
『VF』シリーズに関するコンテンツを提供する公式イベント。有名プレイヤーとの組み手や各キャラクターの称号争奪戦などで盛り上がる。4月26日~5月5日にかけて開催された。
●『バーチャファイター4 エボリューション』がアーケードでリリース
多くの新技や新アイテムが追加された『バーチャファイター4』の新バージョン。新キャラクターとして柔道家の日守剛、キックボクサーのブラッド・バーンズが追加。
●全国大会“お手並み拝見2”開催
『バーチャファイター4 エボリューション』を使用した公式大会(個人戦)。大須アキラ(アキラ)が優勝して特別称号“豪傑”を授与される。
【2003年】
●全国大会“格闘新世紀2”開催
『バーチャファイター4 エボリューション』を使用した公式大会(個人戦)。超南アキラ(アキラ)が優勝して特別称号“大覇王”を授与される。
●『バーチャファイター4 エボリューション』がPS2でリリース
充実したチュートリアルとトレーニングのコマンド記録が高評価。その後発売される家庭用格闘ゲームに大きな影響を与える。
●格闘ゲームの祭典“闘劇”が開幕
エンターブレイン主催の大会。『バーチャファイター4 エボリューション』部門は3on3の勝ち抜き戦となり、“モラリスト(つちくも(パイ)、ザ・ゲリラ(アオイ)、ゲームセンター嵐(ゴウ))”が優勝した。
●2度目の“バーチャ博”が開催
第1回と同様、ハイテクランドセガ渋谷で開催。有名プレイヤーとの組み手や各キャラの特別称号争奪戦などが行われる。
●国際大会“Evolution 2003”が開催
アメリカのラスベガスで行われている世界最大の格闘ゲームイベント。『バーチャファイター4 エボリューション』部門は、ちび太(リオン)が優勝した。
【2004年】
●全国大会“ファイナルトーナメント”開催
『バーチャファイター4 エボリューション』を使用した公式大会(個人戦)。ホームステイアキラ(アキラ)が優勝して特別称号“帝王”を授与される。
●『バーチャファイター4 ファイナルチューンド』がアーケードでリリース
『VF・NET』と連動し、特定の技を2種類から選べる“技切り替えシステム”を搭載した新バージョン。新技の追加や細かなシステム変更に加え、シングルプレイでもアイテムを入手できるチャレンジモードや、プレイ傾向を判定してくれる“通り名システム”などが導入される。
●『バーチャファイター サイバージェネレーション ~ジャッジメントシックスの野望~』がPS2/ゲームキューブでリリース
『バーチャファイター』10周年記念作品。主人公である少年・セイがジャッジメントシックスに挑むA・RPG。アキラやジャッキーなどのキャラクターは、奥義を伝授したり、バトルのサポートをしたりするお助けキャラとして登場する。
●『バーチャファイター2』がPS2でリリース
MODEL2基盤のフレームレートを完全移植した作品。『VF2』、『VF2.1』ともに収録。
●国際大会“Evolution 2004”が開催
格闘ゲームイベント“Evolution”に再び『バーチャファイター4 エボリューション』が参入。同タイトルの部門は、板橋ザンギエフ(シュン)が優勝した。
【2005年】
●全国大会“格闘新世紀3”開催
『バーチャファイター4 ファイナルチューンド』を使用した公式大会(個人戦)。板橋ザンギエフ(シュン)が優勝して特別称号“天帝”を授与される
→2006年は最新ナンバリングタイトル『VF5』が誕生!(3ページ目)
(C)SEGA