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2014年1月31日(金)

『機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST』の登場機体から担当ライターがオススメするMSを紹介!

文:えまぬえるる~ぱ

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』

 バンダイナムコゲームスから、1月30日に発売されたPS3用ソフト『機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST(エクストリームバーサス フルブースト)』。本作を担当するライター“えまぬえる”と“る~ぱ”による、オススメ機体を掲載します。

 本作は、アーケードで人気の2on2対戦アクション『機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST』をPS3向けに移植したタイトル。登場モビルスーツ数やエクストリームシステムなどをパワーアップさせた『ガンダムVS.』シリーズの最新作です。PS3版では、アーケードモードのオンライン協力プレイが可能になり、フリーバトルをはじめ、家庭用ならではの要素を楽しめます。

 本作では、PS3版新機体を含めて、100機を超えるプレイアブルモビルスーツ(MS)が登場。先日の攻略指南を読んでも、機体数が多すぎてどれにしていいのか、迷ってしまうという人も多いのでは? そんなわけで、担当ライターが独断と偏見でお届けするオススメ機体コーナーをお届します。機体の差がはっきりしないとか、何を決めていいのかわからないという人は参考にしてください。

■ガンダムMk-II(担当:えまぬえる)

 心はつねに宇宙世紀のライター・えまぬえるがオススメする3機。まず1機めは『機動戦士Zガンダム』より“ガンダムMk-II”です。原作においては序盤の主役機として活躍。後にエマ・シーン中尉が搭乗し、多大な戦果を挙げました。

 『ガンダムVS』シリーズにおいては、『ガンダムVS.ガンダムNEXT』以来の登場となるコスト2000の射撃寄り万能機です。公式大会での使用率も高かった人気機体でもあるガンダムMk-IIをオススメしたいポイントを紹介していきましょう!

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』

●シンプルで素直な性能のガンダムMk-II形態

 まず注目したいのが、メイン射撃の“ビーム・ライフル”が、打ち切りリロード式であるというところ。威力や弾速こそ一般的ですが、弾切れを起こす心配なくドンドン撃っていけるのがいいですね。さらに、ダウンの取りやすいサブ射撃“ハイパー・バズーカ”をキャンセルして出す射撃コンボも可能です。

 呼び出すとその場でバズーカを3連発してくれる特殊射撃の“リック・ディアス 呼出”も頼れる武装です。後述するスーパーガンダム形態の時にも使用できますが、弾数が共有されているうえにリロード時間が長いので、無闇な使用はNGですよ。

 基本的には、援護にまわりつつ、豊富な武装を駆使してつねに射撃を行って弾幕を形成。敵チームに存在感を誇示しつつ僚機をフォローしていく、という戦いがいいでしょう。

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』
▲メイン射撃のカートリッジでのリロードは移動中も可能。リロード時間も短いので助かります。▲格闘能力は突出した点はありませんが、横格闘は判定が強め。これを軸にコンボを狙うといいでしょう。

●機動力と射撃能力がアップするスーパーガンダム形態

 特殊格闘を使うと、Gディフェンサーと合体してスーパーガンダムに一定時間換装します。過去シリーズとは違い、換装時には専用のゲージを消費していくためスーパーガンダムの状態を維持することはできませんが、その分性能的には扱いやすいものになっています。

 弾が大きく当てやすいメイン射撃の“ロング・ライフル”をはじめ射撃戦がさらに強化されています。またチャージ射撃、チャージ格闘が追加されるなど武装面でも充実。なかでもチャージ格闘の“ロング・ライフル【照射】”は、威力の高い照射タイプの射撃にもかかわらず、移動しながら撃てるという頼りがいのある性能です!

 コスト2000のなかでは高い機動力も魅力で、効果時間中なら多少強気に攻めにいってもいいでしょう。今作のスーパーガンダムは純然たるパワーアップと言えます。出撃時から換装ゲージはたまっているので、最初から換装して戦うことも可能ですが、ゲージ回復には時間がかかるうえ、EXバーストをしても換装ゲージは回復しない点には注意したいところですね。

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』
▲スーパーガンダム形態の攻撃の軸となるチャージ格闘。つねにチャージしておいて、いつでも撃てるようにしておきましょう。▲換装時に射出されるGディフェンサーのコクピットブロックには、攻撃判定も存在するという原作再現(?)も。

●叱咤激励から時折見せる女の表情まで、魅力溢れるパイロットのエマさん!

 なんやかんや書いてきましたが、ごめんなさい! 一番オススメしたいところはココ。今作のエマさんは、TVアニメ版と劇場版3部作からさまざまなセリフが使われており、ファンにはたまりません。

 志の強い軍人であるエマさんは「自分の都合で大人と子どもを使い分けないで!」とか「生意気を言わないで、感情に任せて生きることなんて誰にだってできます!」など、アマちゃんな考えのワタシにジャストな叱咤激励を飛ばしてくれるのです! また、Zガンダムが僚機の場合は「駄々こねないで、カミーユ」といった専用のセリフもあります。

 このように厳しい女性という印象のエマさん。しかし、勝利時に「ワタシ、結婚考えてませんから」と言っておきながら、敗北時には「ヘンケン……艦長……」と意中の男性の名前をつぶやくあたり、オンナであることを感じますよね。

 さらに、出撃時には「またカートリッジをヒザにぶつけちゃった、ダメなワタシ」と言ったりドジな面もアピールする点にも注目! こんなエマさんのセリフを聴きながら戦闘できるなんて……幸せですッ!

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』
▲クリスチーナ・マッケンジー中尉が隣のお姉さんなら、エマ・シーン中尉は理想の女性上司といったところでしょうか。ツンツンしたなかにみえる優しさこそエマさんの魅力であるといえるでしょう!

■ガンダム試作3号機(担当:えまぬえる)

 続いては、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』より“ガンダム試作3号機”です。原作では後半の主役機としてコウ・ウラキ中尉が搭乗。アームドベース・オーキスとドッキングしたその巨大な姿は、一度見たら忘れられない強烈なインパクトがあります。

 『ガンダムVS.』シリーズでは、『ガンダムVS.ガンダム』から登場している機体です。前作『EXTREME VS.』ではダウンロードコンテンツ(DLC)として登場した機体で、今作から正式にコスト2500機として参戦しました。

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』

●メイン射撃がバズーカな実弾系武装の多い機体

 ほとんどの武装が実弾系で占められているガンダム試作3号機。メイン射撃がバズーカ系の武装“フォールディング・バズーカ”であることも特徴的です。他の機体のバズーカ系武装ほど誘導は強くありませんが、2連射するうえに爆風によるダメージもあるのでガードを多用する相手にはもってこいでしょう。

 メイン射撃は弾数が10と頼れる武装ではありますが、打ち切りリロード式なのが難点。リロード時間もそれなりにかかるので、メイン射撃を撃てない時間をどう乗り切り方も重要になるでしょう。そこで活躍するのが特殊格闘の“爆導索”です。

 爆導索は追加で十字ボタンを入力した方向に側転、移動した軌道に爆導索を展開するという武装なのですが、大きく移動するため回避に使うことができます。さまざまなアクションからキャンセルで使えるうえ、オーバーヒート時でも出せるのです。敵機に着地を狙われた際にはダメ元で使ってみるのもいいでしょう。

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』
▲格闘の射撃派生コンボ(△△△□)でもバズーカを利用。この攻撃はメイン射撃が強制リロードされるので狙っていきたいところです。▲ビーム・ライフル系の誘導の弱い武装なら横移動の爆導索で十分に回避可能です。

●2種類のサブ射撃で厚い弾幕を形成!

 オーキスベースのウェポンコンテナを呼び出してミサイル攻撃を行うサブ射撃の“コンテナミサイル”は、方向キーの追加入力により2種類のミサイルを打ち分けることができます。

 十字ボタンの追加入力なしで使用できる“大型収束ミサイル”は、扇状に大型のミサイルを発射。射程が長く敵チームへのけん制に最適です。十字ボタンの追加入力で使用できる“マイクロミサイル”は広範囲にミサイルを発射。その拡散性の高さが魅力です。

 また、サブ射撃は大型収束ミサイル→マイクロミサイルといった具合に、同じ攻撃でなければキャンセルして使うこともできます。もちろん、メイン射撃から使うこともできるので、これらをすべて使えば圧倒的な弾幕を張ることも可能です。

 サブ射撃で放ったミサイルとともに自機を前進させて敵機に回避を強いる状況を作り、ブーストゲージを消費させるといった使い方もできます。ただし、実弾系の武装なので敵の攻撃で相殺されやすい点には注意しましょう。

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』
▲コンテナミサイルの弾数は2と少なく、リロード時間も長いので注意。EXバースト発動で回復することもできないので、あまり無闇に使わないようにしましょう。

●新たに追加された“メガ・ビーム砲”で狙い撃て!

 実弾系の武装が多いなか、数少ないビーム兵器として登場するのが、特殊射撃の“メガ・ビーム砲”。オーキスベースのメガ・ビーム砲を使って照射型のビームを放ちます。

 速射性こそないものの、命中精度が高く射程距離も十分! メイン射撃とサブ射撃で敵チームをかき回し、ブーストを消費したところをメガ・ビーム砲で狙い撃つ! という戦いができます。

 格闘能力こそ低いですが、頼れる射撃武装が整っているガンダム試作3号機。チャージ系の武装もなく、複雑なボタン操作が必要ないので初心者にも扱いやすいオススメの機体ですよ!

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』 『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』
▲EXバーストの“零距離メガ・ビーム砲”は、格闘でのコンボからオーキスベースと合体し、零距離でメガ・ビーム砲を放つ攻撃! 一時的にデンドロビウム状態になれるのもファンとしてはうれしいですね。

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(C)創通・サンライズ

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データ

▼『機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST(エクストリームバーサスフルブースト) プレミアムGサウンドエディション』ダウンロード版
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS3
■ジャンル:ACT
■発売日:2014年1月30日
■価格:10,980円(税込)
▼『機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST(エクストリームバーサスフルブースト)』ダウンロード版
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS3
■ジャンル:ACT
■発売日:2014年1月30日
■価格:7,980円(税込)

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