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2014年6月6日(金)

『Sa・Ga』×佐賀スペシャル対談。“ロマンシング 佐賀”の仕掛け人が明かすゲームと有田焼の共通点とは?【サガ25周年記念連載】

文:まさん

 2014年12月で25周年を迎えるスクウェア(※現スクウェア・エニックス)の名作RPG『サガ』シリーズ。電撃オンラインでは、このお祭りイヤーを盛り上げるべく、“サガ25周年記念連載”を展開中だ。

 今回お届けするのは、佐賀県と『サガ』シリーズのコラボレーションプロジェクト“ロマンシング 佐賀”に関するスペシャル企画となる。

“ロマンシング 佐賀”

【ロマンシング 佐賀とは?】

 “ロマンシング 佐賀”は、佐賀県の情報発信プロジェクト“FACTORY SAGA(ファクトリー サガ)”と、1989年の『魔界塔士 サ・ガ』発売から今年で25周年を迎える人気ゲーム『サガ』シリーズとのコラボレーションプロジェクト。

 現在、スクウェア・エニックスの公式ショッピングサイト“スクウェア・エニックス e-STORE”では、“ロマンシング 佐賀”の一環として“ロマンシング 佐賀 LOUNGE”で展示・販売していた有田焼の受注生産販売を7月1日までの期間限定で行っている。

 そこで今回は、佐賀の伝統工芸品“有田焼”と『サガ』シリーズという驚きのコラボレーションを実現した2人の仕掛け人をお招きして、コラボの経緯と有田焼の魅力について語ってもらった。

“ロマンシング 佐賀”
▲左は佐賀県 FACTORY SAGA プロジェクトリーダーの金子暖氏。右はスクウェア・エニックス 第10ビジネス・ディビジョン(特モバイル二部)プロデューサーの市川雅統氏。

■コラボレーションの始まりと有田焼にまつわる裏話

――まずは、今回のコラボレーションが始まった経緯から教えてください。

市川:始まりは、2013年の8月ですね。最初は、2014年12月で『サガ』シリーズが25周年になるので、そのきっかけとなるイベントをやろう、とウチの河津秋敏と企画会議をしました。

 そこで、誰でも思いつく話ではあると思うのですが「佐賀県さんとコラボレーションをやったらおもしろいよね」というアイデアが出て、佐賀県の観光課に電話を入れたところ、すぐにご返事をいただけたのが始まりですね。

金子:佐賀県は、東京にアンテナショップを持っていない珍しい県なのですが、ちょうど、いろいろな企業やメディアとコラボレーションをしながら東京で情報発信をする“FACTORY SAGA”というプロジェクトを始めたところでした。

 僕はGBの『魔界塔士 サ・ガ』から『サガ』シリーズを遊んでいた世代だったので、いつかコラボレーションをしたいと考えていたところだったんですよ。ただ、いきなりスクウェア・エニックスさんにお話を持ち掛けるのは……と躊躇していたところ、逆に市川さんのほうからお電話をいただけたので、すぐにお会いして企画が動き出した感じですね。

“ロマンシング 佐賀”
▲自治体とゲーム会社。コラボが難しそうな異業種だが、とてもスムーズに話が進んでいったとのこと。

市川:弊社では、昔から学研さんとシリアスゲームという企画をやっているなど、いろいろとコラボレーションをしていたので、皆さんが考えているよりも他業種さんと組むハードルが低いんですよ。だから、佐賀県さんと組むことも敷居が高く感じることはなかったですね。

――そこからコラボレーション企画が始まったのですね。現在は、イベント会場やe-STOREで『サガ』シリーズの有田焼を販売していますが、これはどちらから提案された企画なのでしょうか?

金子:佐賀県は自治体なので、何かを売るという発想はありませんでした。とはいえ、工芸品という県の財産ですので、なるべく多くの人に手に取ってもらいたいという気持ちもあります。そこで、県ではなく、有田焼の窯元さんのほうのビジネスにつながればと、市川さんと一緒に窯元さんへお願いした結果ですね。

市川:僕は佐賀県のブラックモンブランというアイスが大好きだったので、最初はアイスとコラボできたらいいかな、くらいに軽く考えていたんですよ。ただ、企画をお話しているうちに、もっと佐賀県さんが持っているよさを引き出していこうと考え、今の形になりました。

 その流れで、小林智美さんという『サガ』シリーズのアーティストと、佐賀県在住のアーティストをコラボさせましょうという話が出たことが、有田焼につながった形ですね。佐賀県在住や出身のアーティストといったら、これはもう有田焼を作っている方々しかいないな、と。彼らこそ、工芸家でありアーティストですから。

金子:最初は、佐賀の7賢人とコラボしようという話もありましたね。『サガ』シリーズには7英雄がいますし、佐賀県側から7人の巧みの工芸士を出して、お互いが本気でコラボしていこう、というアイデアもありました。

市川:具体的な内容が決まるまでは長かったですね。去年の8月から12月くらいまで、毎週1回は打ち合わせをしていました。佐賀県さんは行政なので、僕たちとはまったく違う場所におられる方々なんですよ。だから、お互いの求めているところをすり合わせていく作業と、おもしろいアイデアを練るための期間が必要だったんです。

 うちの社内だったら、企画の中身を宣伝チームとプロデューサーで話し合えばすんでしまいますが、佐賀県さん側は県庁なので、そこを調整するのが大変だったみたいですね。

――そうした準備を経て、公式サイトで大々的に“ロマンシング 佐賀”が発表されましたが、このコラボを知った佐賀県民の反響はいかがでしたか?

金子:今は、自治体でTwitterやFacebookを持っているので、県民の方とも双方向でコミュニケーションできますが、その中で一番声が大きかったのは30代くらいの男女でした。自分たちでもやりたかったことを県庁がやってくれた、ということでお褒めの言葉をいただいています。

“ロマンシング 佐賀”
▲ドット絵を交えて表現された、“ロマンシング 佐賀”の公式サイト。さまざまな小ネタにニヤリとした人も多いのでは?

 逆に、50代以上の人はゲーム自体を知らないので、このコラボもよくわかっていないようなのですが、それはそれでいいかな、と。自治体としては、若い人が県を離れて出て行ってしまう部分が課題となるので、若い人が“東京の大きいゲーム会社さんとコラボをした”とネットで話題にしてくれるほうがありがたいですね。

 あとは、県民の方以上に、他の自治体さんからのメールがすごく増えたんですよ。他の自治体さんでもコラボはされているのですが、ここまで突っ切った本気のコラボレーションは例がないですからね。どうやって実現されたのですか、という問い合わせをよくいただいています。

 それも、僕と同じように『サガ』シリーズをやっていた世代の方たちからきてますね。すごくうらやましい、という電話やメールをいただいていて、非常にうれしかったです。

市川:いいですね~。僕は周りから、なんで皿ばっかり作ってるんだって言われてますよ(笑)。でも、こうして県庁の人たちと一緒に企画をやれるのは、すごいことだと思っています。ゲームが県を動かしたり、県の価値を変えたりと、地方自治体に活気を与える可能性を示せるなんて、今までなかったものだと断言できるくらいのコラボじゃないですか。

 実は、今回のコラボレーションって『エンペラーズ サガ』の宣伝の一環で実現したものなんですよ。過去にも佐賀県とのコラボをやろうとした時期があったのですが、その時は失敗してしまいました。本当はPS2の『ロマンシング サガ‐ミンストレルソング‐』の発売に合わせてやろうと考えていたのですが、ゲームの発売時期とコラボの調整期間が合わなくて……。

 今回のコラボは、『エンペラーズ サガ』を長期的に運営しているからこそ、調整期間を含めていろいろ実現できたんです。これは、ソーシャルゲームが切り開いた新しい文化だと思っています。

――なるほど。コラボの一環として、現在e-STOREで有田焼グッズを売り出していますが、受注の反応はいかがでしょうか?

市川:六本木で“ロマンシング 佐賀 LOUNGE”イベントをした時もかなり売れたのですが、ストアでの反応も上々ですね。イベントの時は、窯元さんが焼ける限界まで焼いたのですが、一瞬で売れちゃいました。e-STOREは受注生産なので、その時ほどの勢いはありませんが、有田焼のお皿としてはすごく売れているみたいです。

“ロマンシング 佐賀”
▲e-STOREで購入できる“ロマンシング・サガ×ドット絵小皿10枚セット(木箱入り)”。思わず飾りたくなってしまうが、有田焼の窯元さんがしっかり焼き上げたものなので割れにくい。7回どころか、エクスカリバーのように使用回数∞で実用性もバッチリだ!

■ロマンシング 皿! 伝承される江戸時代の技法とは?

――グッズとして販売されている有田焼の魅力は、どこにあると思いますか?

市川:しっかりしたところが作っていることですね。今回の有田焼は、うちの河津と小林智美さんが一緒に窯元さんへ見学に行き、デザインも全部確認しています。

金子:今回、有田焼を焼いていただいた窯元さんは、古きよきものを伝統工芸士さんが現代まできちっと展開されているところだったりするんですよ。

市川:窯元さんじゃなくて、僕が有田焼を説明するとツボを売りに来た人みたいなうさん臭さを感じるかもしれませんが、本当はもっと高いんですよ(笑)。

 でも、窯元さんもゲーム会社のグッズということで、かなり値段を抑えめにしてくれました。具体的な話をすると、しん窯さんと徳永陶磁器さんという2社に焼いていただいたのですが、どちらも三越デパートなどで展示をしているようなしっかりしたところなんですよ。

金子:普段は銀座とか日本橋とかのデパートで、セレブな奥様が買うような有田焼を焼いていらっしゃいますね。

市川:だから、この有田焼は、うちのe-STOREのグッズラインナップでも異質なものなんです。大皿は、e-STOREのグッズでも一番高いですし、ストアの規定価格の上限をこの有田焼で上げちゃったんですよね(笑)。

金子:最大で108万円の大皿がありますからね。実は、この大皿は62cmもあるので、窯元さんですら焼く機械を持っていませんでした。県で管理している施設で30年ぶりに焼くことになったのですが、それくらいレアな大皿なんですよ。

市川:窯元さんも「江戸時代はよく作ってたんだけどね」とおっしゃってましたね。しん窯さんに行った時、このサイズの大皿を焼いた経験のある職人がいないと言われました。

金子:江戸時代に使っていた道具を復活させないと焼けない、と言っていましたが、もはや伝承としてもほとんど残っていない。70歳くらいの社長さんが記憶から焼成技法を掘り起こして焼いたようですが、うわ薬をかける容器がなかったりと、とにかく苦労したみたいですね。

“ロマンシング 佐賀”
▲実際に焼く場面を見学をしてきた市川氏によると、有田焼はじっくり焼き上げることで“割れにくい”皿になっており、問題なく日常生活で使えるそうだ。『サガ』シリーズが好きな来客に、この有田焼のお皿でお菓子を盛れば、一目置かれるかも?

――リアルで『ロマンシング サ・ガ2』みたいな話ですね。江戸時代の技術が『サガ』をきっかけに伝承されていく……。

市川:河津とも、「江戸時代の技法が伝承されてるんですね」と話していました。本当に有田焼って普通の陶器に比べるとクオリティがすごく高いんですよ。

 焼いている現場を見てみると、ここまで手間をかけているのか、というくらいかけていて、皿が丸いのでイラストの角の部分をどうするのか、小林さんの絵をどう効果的に見せるのか、という部分も真剣に考えてくれているんです。

金子:普通の焼き物と違って手間がかかってるんですよ。ゲームでも、音楽を作る人やイラストを作る人など、各工程に専属の人がいると思いますが、有田焼も素焼きを作る人や絵付けをする人など、各工程にプロフェッショナルがいます。

 そのプロが伝統を継承していくやり方を取っているので、すごく手間がかかるんです。きちんとした“モノづくり”をして世に出しているのですが、今回ゲームとコラボレーションできたということで、窯元さんにもいい刺激があったみたいですね。有田焼も、この後にさらに若い世代に継承していかなければいけないのですが、窯元さんの息子さんが『サガ』シリーズとのコラボを知って喜んでいたそうです。

 伝統産業は消えていくものと思われがちですが、スクウェア・エニックスさんとコラボレーションをしたことで、有田焼を受け継ぐ若い人の中にも、新しい息吹やマインドが吹き込まれたのではないでしょうか。

市川:とはいえ、僕らは東京でもっと大きいのがいい、とか金子さんに適当なことを言ってるだけなので……。実際に現場を見てみたらもう大変な騒ぎになっていて、本当に申し訳なかったな、と思っています(笑)。

金子:いやいや、逆にこちらもスクウェア・エニックスさんに迷惑をかけた部分も大きいですから(笑)。窯元さんもまったく妥協しないので、1個の色だけでもスタッフが何度もスクウェア・エニックスさんと窯元さんを往復して話し合っていました。

市川:河津と一緒に窯元の方とやり取りして思ったのですが、『サガ』シリーズはまだ25周年しか経ってないんですよ。当時作っていた人たちも健在で、河津も『エンペラーズ サガ』のシナリオを書いていますし、新しいものを作る気満々で精力的に活動しています。

 でも、有田焼や佐賀県の歴史ってもっと長いんですよね。しん窯さんからお聞きしたのですが、有田焼のお皿は400年残るそうです。ゲームだと、当時のようにカセットを刺したり、ゲームボーイのバックライトがない画面で暗いところで遊んだりする時の感覚などは、薄れて形を変えてしまうじゃないですか。でも、有田焼のお皿なら400年持つという話を聞いた時に、すごく感慨深かったですね。

“ロマンシング 佐賀” “ロマンシング 佐賀”
▲108万円の大皿は、実際に見るとその大きさもさることながら、陶磁器としての美しさにも目をひかれる。ちなみに、注文すると木箱に収納されて配達され、開けるためにはインパクトドライバーなどの工具が必要とのこと。

――小林さんと河津さんも大皿を見られたと思うのですが、どのような反応をされていましたか?

市川:お2人とも六本木の会場で初めて完成品を見たのですが、感動していましたね。有田焼とゲームと、ここまでかけ離れているものもあまりないですから。本当なら、高級デパートにおろしているような質のよい皿を、わざわざ、うちのe-STOREで売れるように作ってくださったのは本当にありがたいことだと実感しています。

金子:僕たちからすると、むしろ逆ですよ。今まで年配の方々にしか認知してもらえなかった有田焼を、新しくネットという媒体で知ってもらえる。しかも、『サガ』シリーズが好きな方たちに有田焼を知ってもらえるのはありがたいですね。

 六本木のイベントでも、おそらく普段は佐賀県の商品を認知していない方々が、テーブルのノートに「有田焼がすごい」とか「佐賀県は海苔が有名なんですね」というコメントを残してくれたんです。このプロジェクトをやってきて、本当によかったと思えました。

 佐賀県を知っている方に、もっと好きになってもらうのは簡単ですが、興味がない方に佐賀県を知ってもらうのは並大抵ではできません。『サガ』シリーズというゲームがきっかけで知ってもらえたということは、すごくハッピーな結果だったと思います。

■“ロマンシング 佐賀”のこれからと『サガ』シリーズのこれから

――今回の有田焼は、まだまだコラボの始まりだと思いますが、今後は“ロマンシング 佐賀”でどのようなコラボレーションをされていく予定なのでしょうか?

市川:佐賀県とのコラボは続けたいと思っています。東京の六本木だけではなく、佐賀県のイベントスペースでもやってほしいという声が大きいので、いつか佐賀県でやりたいですね。

 それから、佐賀県の特産品ともっともっとコラボできれば、と。実は、今回は候補からはずしたものが多いんですよ。最初はお酒や佐賀牛、イカなども候補に挙がっていたのですが、さすがに、イカは六本木ヒルズに持っていけないので……(笑)。

金子:そうした食べ物系も、現地で売るならコラボできるのではないかと考えています。あとは観光名所とのコラボですね。特設サイトにも吉野ヶ里遺跡がありますし。

市川:佐賀県でロマンシングなものを見つけたら、“ロマンシング 佐賀”認定シールを張るなど、いろいろアイデアはあります。

――イベントの時にお話があった、佐賀空港の音楽を『ロマサガ』にするのもアリですよね。

金子:観光客の方は最初に佐賀空港を訪れるので、音楽が流れたらインパクトがあると思います。

市川:逆に『エンペラーズ サガ』の中に佐賀県が出てくるコラボも始めています。すでにワラスボが出ているのですが、今後も驚くようなコラボカードがありますよ。

金子:佐賀県民にとってワラスボは珍味で知られているのですが、それがゲームのカードになっているのは驚きで、しかもカッコイイんですよ。六本木の会場でもワラスボが売れてましたね。

市川:こちらとしては、佐賀県を『サガ』シリーズの聖地にしたいと考えているので、今後もいろいろなご提案をさせていただくと思いますし、県民の方々にもご支持をいただけるとありがたいです。

“ロマンシング 佐賀”
▲小林智美さん直筆! 世界で1枚しかない描き下ろしの大皿も存在。こちらはイベントなどで展示される非売品になっているが、今回は特別に見せていただくことができた。

――グッズ展開にとどまらず、いろいろなコラボレーションをしたいと考えているのですね。ファンとしては25周年ということで、『サガ』シリーズ自体の今後も気になるところですが……。

市川:『エンペラーズ サガ』というブランド自体が、もうすぐ2年目になります。『エンペラーズ サガ』はシリーズのオールスターが出るゲームですが、そういった夢の競演を楽しめるゲームはファンの方にも楽しんでもらえるものだと思いますので、そこは今後も継続していきたいです。もちろん、別の展開も河津が考えていると思います。そちらも、楽しみに待っていただけるとありがたいですね。

――期待しています! 佐賀県さんは“FACTORY SAGA”でコラボレーションを打ち出していますが、今後の展望についてはいかがでしょうか?

金子:出版社やグラノーラショップさんなど、すでにいろいろな業種とコラボしていますが、僕たちとしては恒常的に佐賀県というネームを発信していくつもりです。今年度は新しいコラボを5、6本展開していきつつ、スクウェア・エニックスさんとも“ロマンシング 佐賀”の第2章として、何かコラボレーションを展開できればと考えています。

――では、最後にこの記事を読んでいる電撃オンラインの読者にメッセージをお願いします。

市川:今回、佐賀県さんに喜んでいただけたこともうれしかったのですが、皆さんの声もダイレクトにうちのスタッフに届きました。当然、そうした意見は河津も見ていますし、皆さんがTwitterなどで佐賀県とのコラボを盛り上げてくれたおかげで、いろいろと次の展開につながった部分もあります。

 皆さんの声がなければボツになっていた企画もありますから、本当に、ファンの声がきっかけになることって多いんですよ。僕らも皆様の声が原動力になるので、どうか、これからも引き続きよろしくお願いします。

金子:たぶん、普段は佐賀県に来られることってあまりないとは思うのですが、ぜひ、“ロマンシング 佐賀”に来ていただきたいなと思っています。まだまだ『サガ』シリーズの聖地とは言いがたいですが、有田焼以外にもいろいろなものとコラボレーションを展開していますので、佐賀県に足を運んでいただけるとうれしいですね。


[CHECK]『サガ』シリーズの有田焼は7月1日までの期間限定!

 『サガ』シリーズの有田焼は、受注生産となるレアな逸品。スクウェア・エニックスの公式ショッピングサイト“スクウェア・エニックス e-STORE”にて、7月1日までの期間限定で予約受付中なので、記念に手に入れたい人はお早めに!

“ロマンシング 佐賀”
▲e-STOREでは、この小皿セットをはじめ、『サガ』シリーズの有田焼を7月1日までの期間限定で予約受付中。受注生産のレア物なので、欲しい人は予約を忘れずに!

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ILLUSTRATION / TOMOMI KOBAYASHI

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