2014年10月8日(水)
New3DSを買ったら遊びたいおすすめゲームまとめ。編集部が選ぶ3DS名作選
10月11日に任天堂が発売する新型の3DS本体Newニンテンドー3DSとNewニンテンドー3DS LL。細かなアナログ操作が可能な“Cスティック”が追加され、3Dブレ防止機能も用意された新型本体だけに、この機会に3DSデビューを果たす人も多いのでは?
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▲Newニンテンドー3DSとNewニンテンドー3DS LL。新型本体と一緒に遊んで損をしない編集部オススメの名作をチェック! |
新型本体とあわせて最新ゲームを遊ぶのもオススメですが、この機会にユーザーからの評判が高い名作を遊んでみるのはいかがですか? というわけで、ゲームが好きな編集部スタッフがおすすめしたい3DSの名作や傑作を独断でピックアップ。主観や個人的な評価も交えながら、New3DSで初めて3DSを遊ぶ人に向けたオススメゲームを紹介していきます!(※並びはタイトル名五十音順)
【PSP名作選はこちら】編集部が選ぶPSP名作選。本体出荷完了前にプレイしたいオススメゲームを一挙紹介
■カードゲーム+ボードゲームが融合した往年の名作が3DSでリメイク!
●麻宮ジュンイチ:『カルドセプト(R)』
●メーカー:任天堂 ●発売日:2012年6月28日
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自分が選ぶ3DSの名作は『カルドセプト』です。このゲームのおもしろさをひと言で紹介しようと思ったのですが、前置きが長くなってしまいました。なかなか特殊なゲームなので説明が難しいのですが、カードゲームやボードゲーム好きにはたまらない作品となっているので、これらにご興味がある方には絶対に損をさせない自信があります。
さて、この『カルドセプト』は、最大4人で遊べるカードゲームとボードゲームを組み合わせたまったく新しいゲームです。プレイヤーはダイスを振ってマップを周回して、止まったマスを自分の所有地にすることができ、他プレイヤーが自分の所有地に停止すると通行料を取ることができます。通行料以外にも周回ボーナスがあり、それらを集め資産を目標に到達した状態でスタート地点に戻れば勝利となります。イメージとしては『モノポリー』が近いでしょうか。
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▲カードゲームとボードゲームの融合! と聞くと、よくあるタイプと感じるかもしれませんが、『カルドセプト』はその元祖とも呼ぶべきタイトルで、完成度の高さもすさまじいものがあります。 |
しかし『カルドセプト』 で土地を所有するには、自分の使役するクリーチャー(カード)を召喚する必要があります。もし他人の所有地に止まって通行料を払いたくなければ、自分のクリーチャーと戦闘させて勝利することで、その所有地を奪うこともできます。これが『カルドセプト』独自の要素というわけです。クリーチャー以外にも戦闘を補助するアイテム、そして盤面にさまざまな効果をもたらすスペルがあり、この中から好きなカードを選び、ブックと呼ばれるデッキを組んで対戦するゲームとなっています。
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▲他プレイヤーの所有地を奪うためにドラゴンで強襲! でも、侵略しすぎると他プレイヤーの恨みを買ってしまうかも? |
クリーチャーにはそれぞれ属性があり、アイテムの効果もさまざま。スペルも多種多様で、振るダイスの数を増やすものから、全クリーチャーに呪いをかけるという広範囲に影響を与える効果まであります。これら480種類以上のカードから自分だけのブックを組んで対戦できるのがこのゲームの一番楽しいところでしょう。
「俺は人の土地を奪って荒らすぜ!」という人は侵略向きのカードを大量にブックに入れるもよし、逆に「土地を守って手堅くいきます~」という人は守り向けのカードを中心に組むのもよしと、戦略やデッキの組み方は自由自在。他にも土地の連鎖やレベルアップによる価値の上昇や、護符と呼ばれる株に似た要素など、多くの駆け引き要素があります。
逆転要素が多いゲームなので、目標資産に到達したのにゴール直前で他プレイヤーに高額領地を奪われて哀れ最下位……なんてドラマも日常茶飯事です。“戦略”、“知識”、そして“時の運”と、すべてを抑えることで勝者にいたれるゲーム! なんて聞くとかっこいいと思いませんか?
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▲クリーチャーにはいろいろな種類がありますが、こんなかわいいネコのクリーチャーも。ケットシーはシリーズでおなじみの優秀なクリーチャーです。 |
今回ご紹介した3DS『カルドセプト』は名作と名高い『カルドセプトセカンドエキスパンション』をベースにリメイクした作品です。リメイク元は個人的に思い出深い作品で、よく大学の部室で友人と遊んでいました。アイスウォール先生によく泣かされたなぁ……(遠い目)。そんな名作をバランス調整&新要素を追加したゲームがおもしろくないはずがありません!
新要素として、余ったカードをトレードできるマーケットや、強力な能力である攻撃の反射や無効化に対して効果を発揮する新能力“雪辱”が追加されています。ソロプレイでのボリュームがアップしており、チュートリアルも充実しているので、新規の方にも遊びやすい1本と言えるでしょう。Wi-Fiの通信対戦にも対応しているので、カード&ボードゲームがお好きな方は、一度プレイしてみてはいかがでしょうか?
(C)1997-2012OmiyaSoft.(C)2012Nintendo
カルドセプト、C u l d c e p t は有限会社大宮ソフトの登録商標です。
■音ゲーとRPGが組み合わさった新たな『FF』の形
●そみん:『シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール』
●メーカー:スクウェア・エニックス ●発売日:2014年4月24日
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持論になりますが、3DSって音ゲーの傑作の宝庫だと思っています。タッチ操作で直感的に遊べるものが多く、短時間で1~2曲をさくっと遊べる携帯ゲーム機との相性もいいんですよね。そんなリズムアクション好きの自分がオススメするのが、『シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール』です。
このゲームは言わずと知れた人気RPG『ファイナルファンタジー』の楽曲を使った音ゲーで、『I』~『XIV』のナンバリングタイトルを中心に、『チョコボの不思議なダンジョン』や『ファイナルファンタジータクティクス』、『FF零式』といった派生タイトルも含めて、なんと収録曲は全221曲! さらに追加コンテンツを含めると271曲までふくらみ、その中には『ロマサガ』シリーズの楽曲まで用意されています。具体的な収録曲は、自分が書いた全271曲レビューでご確認いただければと思います。ちなみに公式サイトでは全曲の試聴が可能です。
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▲とにかく操作が簡単なところが◎。タッチだけでなくボタン操作にも対応しています。 |
というわけで、収録曲だけで『FF』シリーズファンは確実に楽しめる出来なのですが、個人的にもっとも評価している部分は別となります。それは、音ゲーでありながら、RPG的な要素が多数盛り込まれているところ。クラウドやライトニングなど、『FF』シリーズでおなじみのキャラのレベルを上げていくのはそれだけで楽しく、さらにコスト制でアビリティをセットする要素もあります。加えて、ゲーム中に入手できるカードを使った強化もできて……もはや、やり込み系のRPGといった感じです。キャラは60人以上いますしね。
モード的にも、好きな曲を自由に遊べるものはもちろん、ボス敵の撃破を目的にしたRPG風のモードも用意されており、飽きずにじっくりと楽しめます。対戦モードもあるので、なおさら延々と遊び続けられます。9月には海外版も発売されたので、ワールドワイドなネット対戦も熱いです!
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▲ルートを選んで冒険したり、キャラクターのレベルを上げて成長させたり、RPG的な要素も満載。リズムアクションがちょっと苦手でも、キャラを育てればクリアできます。 |
そんなわけで、音ゲー好きはもちろん、『FF』ファンやキャラ育成が好きな人にもオススメの『シアトリズム FFCC』。前作『シアトリズム ファイナルファンタジー』からあらゆる要素が進化した決定版ですので、ぜひNew3DSで遊んでほしいと思います! 個人的には、気が向いた時にいつでも遊べるダウンロード版がイチオシです。
(C)2014 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. Developed by indieszero Co.,Ltd.
■携帯機版『スパロボ』の1つの完成形がここに!
●デルチ:『スーパーロボット大戦UX』
●メーカー:バンダイナムコゲームス ●発売日:2013年3月14日
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ロボットアニメといえば、世の男性の夢とロマンが詰まったジャンル。そんなロボットアニメが集結する夢のようなタイトルが『スーパーロボット大戦』シリーズです。もはや説明不要の人気ゲームなわけで、自身も初めてプレイしたSFCの『スパロボEX』から、ほぼすべての作品を遊んできたほど好きなシリーズです。
そんな『スパロボ』シリーズは、長年に渡りさまざまなハードで発売されていて、3DSで楽しめるタイトルがこの『スーパーロボット大戦UX』です。
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▲携帯機『スパロボ』の戦闘アニメーションのクオリティの高さはファンの間では有名。もちろん本作でも、「よくぞ携帯機でここまで!」と思わせる迫力のバトルシーンを楽しめます。しかもボイス演出あり! |
ゲーム内容はいつもの『スパロボ』なので、シリーズ作品に触れたことがある方ならすんなりとプレイできます。また、シミュレーションRPGと聞くと、ちょっと難しいかもと思う方もいるかもしれませんが、それほど難易度の高いタイトルではないので、好きな参戦作品があれば、その“愛”で乗り越えられます! あと、“気合”とか“熱血”とかがあればなおよし!!
システム的にも過去作品のいいとこどりという感じで、かなり遊びやすくなっています。ユニット2機でチームを組む“パートナーバトルシステム”も、原作に合わせたチームにするか、それとも攻略的に有利なコンビにするかと、ゲームを進めるうえでのいいアクセントになっています。
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▲そんなに難しく考えず、好きなユニット同士を組ませることを優先しても、なんとでもなるのもうれしいところ。強いユニットをパートナーにすれば、戦力的にはちょっと頼りないけど好き! というユニットをメインで使っていけるのもポイントです。 |
個人的に『スパロボUX』で気に入っている要素が、通好みの参戦作品! 比較的近年の作品が多く、かつ「そこを持ってくるか!」という驚きのラインナップに当時は驚いたものです。本作で初参戦となる作品の中でも、『HEROMAN』や『SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors』、アニメじゃなくて漫画版だった『鉄のラインバレル』、異色のファンタジー・SF系の『機神咆吼デモンベイン』など、マニア心をくすぐる参戦作品は見どころです。
往年の『スパロボ』ファンは、『忍者戦士飛影』の久々の登場にもワクワクするんじゃないでしょうか。ちなみにNPCの飛影は、相変わらず強いです(笑)。
■『スーパーロボット大戦UX』登場作品
★『機神咆吼デモンベイン』
『蒼穹のファフナー』
★『蒼穹のファフナーHEAVEN AND EARTH』
『鉄のラインバレル(原作漫画版)』
★『リーンの翼』
『忍者戦士飛影』
★『「電脳戦機バーチャロン」シリーズ フェイ・イェンHD』
『聖戦士ダンバイン』
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』
★『劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-』
★『SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors』
★『マジンカイザーSKL』
★『HEROMAN』
『劇場版マクロスF ~イツワリノウタヒメ~』
『劇場版マクロスF ~サヨナラノツバサ~』
『獣装機攻 ダンクーガ ノヴァ』
(★は『スーパーロボット大戦UX』発売当時のシリーズ初参戦作品)
携帯機ということで、参戦作品の数自体は多くはありませんが、そのぶん1つ1つの作品が深く描かれているのも魅力。1つでも好きな作品があれば、それだけでもプレイする価値はあると思いますよ。
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▲個人的には、バイストン・ウェルという同じ世界観で描かれた『聖戦士ダンバイン』と『リーンの翼』の共闘は胸が熱くなりました。これぞ、『スパロボ』シリーズの醍醐味であるクロスオーバー! |
しかも、本作はDS系のシリーズでは初となる戦闘シーンフルボイス! 迫力のアニメーションに、ボイスの熱さも加わった白熱のバトルを楽しめるわけです! これはうれしい!!
他にも、その作品同士をからめるかという驚きのクロスオーバーや、やり込みがいのある隠しユニット&キャラなど、ボリュームも大満足。ガッツリ遊べる1本になっているので、未プレイの方は今こそ、その熱き血潮をたぎらせてみては?
(C)サンライズ・バンダイビジュアル・バンダイチャンネル
(C)XEBEC・竜宮島役場
(C)XEBEC/FAFNER PROJECT
(C)SEGA/AUTOMUSS/CryptonFuture Media, Inc. CHARACTER DESIGN:KATOKI HAJIME
(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・MBS
(C)ぴえろ
(C)B・P・W/ヒーローマン製作委員会・テレビ東京
(C)藤原忍/ダンクーガノヴァ製作委員会
(C)2006デモンベイン製作委員会
(C)2008 清水栄一・下口智裕・秋田書店/GONZO/ラインバレルパートナーズ
(C)2009,2011 ビックウエスト/劇場版マクロスF製作委員会
(C)2010 永井豪/ダイナミック企画・マジンカイザー製作委員会
■懐かしいけど新しい、あのころの思い出がよみがえる『ゼルダの伝説』!
●りえぽん:『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』
●メーカー:任天堂 ●発売日:2013年12月26日
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『ゼルダの伝説』シリーズといえば、誰もがシリーズ作のどれかを遊んだことがあるのではないでしょうか。中でもりえぽんは、1991年に発売されたスーパーファミコン用ソフト『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』が、とても思い出深い作品です。当時小学生でしたが、友だちと一緒にダンジョンの謎を解くために「このアイテムを使うのかな?」とか「こうすれば先に進める!」とワイワイ言いながらプレイしたのを覚えています。
そんな『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』と同じ世界を舞台としたシリーズ最新作が3DSでプレイできる! と、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』が発表された時にはものすごくうれしく感じました。
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▲SFC版のはるか未来のハイラル地方を舞台にリンクが冒険の旅へ! 前作をプレイしていた人も、していない人も楽しめる新しい『ゼルダの伝説』です。 |
地図も地形が似ていたり、序盤はハイラル城裏手の教会へ地下から向かったりと、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』をプレイしていた人には懐かしさ満載! それでいて、ダンジョンの構造や謎解きも一新され、新しい要素もたくさん用意されているので、懐かしいけど新たな気持ちでゲームが楽しめます。
3DSならではの新規要素として、ダンジョンの謎解きにも高低差を生かしたものがいっぱいで、立体視で遊ぶとより楽しめます! また、壁に描かれた絵のようになって移動できる新たな能力によって、懐かしのトップビューでの迷宮の謎解きが、より奥深く楽しいものになっています。
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▲3D表示にしなくても十分楽しめますが、本作はぜひ3D表示をつねにONにして遊んでほしい! 高低差がわかりやすくなるだけで、だいぶプレイ感が変わります。 |
他のシリーズ作との大きな違いとして、『神トラ2』では、中盤から“ラヴィオの店”でさまざまなアイテムをレンタルすることで、ダンジョンの攻略の順番をプレイヤーが自由に選択できます。編集部で何人かプレイしていましたが、みんな行くダンジョンが違っていて好みが出ていたのがおもしろかったです。
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▲アイテムでの謎解きに加えて、壁画での移動も今作では重要な謎解きのポイントになっています。困った時は壁に入ってみると道が見えてくることも。 |
個人的には、BGMも超オススメ! 新曲ももちろんありますが、一部の楽曲は『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』のBGMのアレンジ楽曲となっています。どれもカッコいいアレンジになっていて、特に“ロウラルメインテーマ”(“裏の地上”のアレンジ) はついついプレイする手を止めて聴き入ってしまいました。現在、クラブニンテンドーで前作のアレンジから新曲まで全楽曲105曲を収めた『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2 サウンドセレクション』がポイント特典として用意されていますので、こちらもチェックしてみてください。2014年11月末までは期間限定でポイント半額ですので、ぜひ。
(C)2013 Nintendo
■まったり派にも、じっくり派にもオススメ! 3DSで村長生活を始めませんか?
●長雨:『とびだせ どうぶつの森』
●メーカー:任天堂 ●発売日:2012年11月8日
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私が『ぶつ森』こと『どうぶつの森』シリーズと初めて出会ったのは、2001年にNINTENDO 64で発売された『どうぶつの森』。実は1作目から遊び続けていたことに、自分のことながら驚きました。初代から13年もたつのに毎回遊んでしまうのは、里帰りといいますか、あの村にもう一度帰りたくなる独特の魅力があるからなんですよね。
本作はどうぶつたちが暮らす村に引っ越して、自由な生活を楽しむというもの。プレイヤーの家を建ててくれた不動産屋のたぬきちにローンを返すことや、各種イベントを成功させるなど、ところどころで小さな目標は生まれますが、基本的に何をしてもOKという自由度の高さが魅力です(ローンの返済やイベントの成功も義務ではなく、プレイヤーの自由です)。
村は周囲を海に囲まれ、自然も豊かで、釣りやムシ取りをして遊びたい放題。大自然の中で自由に遊べるというのは、夏休みに田舎のおばあちゃんの家に行った時のようなワクワク感を与えてくれます。
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▲プレイヤーは村長さん。自分だけの村づくりが楽しいです! |
しかも本作ではプレイヤーはただの村人ではなく、村長になれるのです。例えば条例を使うことで、村の活動時間をプレイヤーのスタイルに合わせることが可能です。本作は3DSの時計機能と連動していて、リアルタイムで時間が経過していくので、この条例は本当に助かります。私は完全夜型の人なので、“眠らない村”にして住民たちにも夜ふかししてもらいました(笑)。
また、公共施設としてベンチや橋、街灯などを設置でき、村の景観を自分好みに変えることもできます。まさに、自分だけの村作りができるんです。他のプレイヤーの村に“夢の中”という形で遊びに行けるので、お互いの村自慢なんかも楽しいですよ。
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▲部屋の中は家具や壁紙のアレンジも自由自在で、とにかく自由度が高いゲームです。 |
住民たちとコミュニケーションを取ったり、季節ごとのイベントを満喫したりと、いろいろな要素を楽しめますが、私のイチオシは“おしゃれ要素”。『とびだせ どうぶつの森』からは、トップスやボトム、靴下などより詳細なおしゃれができるようになりました! さらに自分でデザインをできる“マイデザイン”を使えば、某人気アイドルの衣装風のデザインやアニメのコスプレ衣装も作れるんですよ。作ったマイデザインはQRコードで他のプレイヤーとデータを共有できるので、自分でデザインするのが苦手という人も楽しめるのもいいですね。
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▲前作まではワンピースのように上下一体型の服だったので、コーディネートにも限界があったんですよね。今回はファッションアイテムがかなり増えたので、いろいろなおしゃれを楽しんでいます! |
それから、村で出会える魅力的なキャラクターたちも素敵です。特に秘書としてプレイヤーをサポートしてくれるしずえさんは、ちょっとドジっ子っぽいところもあって、本当にかわいいです。彼女を見るだけで、ちゃんとした村長になろうと思えます。
でも私の最愛のキャラクターは、村を時々訪れては怪しい美術品を売ってくれる“いなりギャラリー”の店主・つねきち。もともとキツネが好きなんですけど、このキャラの胡散臭さがなんともツボなんです。つねきちのお店では本物の美術品だけじゃなく、よく似た偽物を売ることもあるのですが、そのセンスがたまりません。偽物だとわかっていても、いつも買ってしまうんですよね。
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▲本作では海で泳ぐことも可能に! また、インターネット通信やローカル通信で友だちとミニゲームが遊べます。協力あり、対戦ありで、バラエティに富んでますよ! |
ここで紹介した要素は『ぶつ森』の魅力のごく一部で、フルーツやお花を育てるなど、まだまだ楽しい遊びがたっぷり用意されております。実際に遊べば、きっと自分にあった村生活が見つけられるはずです。まだ村での生活を体験したことがない方は、ぜひこの機会に村長生活を始めてみてはいかがですか?
文章が長くなってしまいましたが、最後にもう一言! 『どうぶつの森』はおままごとや着せ替えが好きな女の子向けと思われている方もいるようですが、とんでもありません! むしろ自分の周りでは、コレクションややり込み好きな男性ユーザーががっつりハマっていることもあるので、ぜひ男性ゲーマーも村長生活を体験してみてほしいと思います。
(C)2012 Nintendo
■久々に復活した結婚システムが◎! 名作SPRGが新生し、覚醒を果たしました!!
●TDB:『ファイアーエムブレム 覚醒』
●メーカー:任天堂 ●発売日:2012年4月19日
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ずいぶん長いことニンテンドー3DSを『閃乱カグラ』専用機としていた僕が、超久しぶりに購入した3DSソフトがこの『ファイアーエムブレム 覚醒』でした(2012年4月当時)。正直、僕はこれまた長いこと『FE』シリーズから離れておりまして、しっかりクリアしたのはゲームボーイアドバンスの『聖魔の光石』が最後。その後、ニンテンドー ゲームキューブの『蒼炎の軌跡』やWiiの『暁の女神』なども購入こそしたものの、社会人として仕事に追われる毎日にかまけて、クリアはできなかったという過去を持っています。な、情けない!
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▲ファミコン時代から続く名シリーズ。移動距離や攻撃範囲などがわかりやすくなり、各種インターフェースも遊びやすく進化しています。 |
ぶっちゃけこの『覚醒』も、途中であきらめることにならないか若干の不安はありましたが、ゲームのクオリティが高く、何より場所を選ばず遊べる3DSということもあって、その心配は杞憂に終わりました。本体の画面を開くだけでゲームをスタートでき、画面を閉じるだけで中断できる3DSは、SRPGを遊ぶのにおあつらえ向きなんですよねぇ……ホントに便利過ぎる。
ということで、時間を忘れて遊んでしまったこの『覚醒』ですが、SRPGとしてものすごくよくできています。武器や魔法ごとに相性が設定されており、ジャンケンのような3すくみの概念が重要となるシリーズ伝統の戦闘システムは、攻守にわたって仲間同士で支援し合う“デュアルシステム”が採用されたことにより、いっそう戦略的に洗練されました。この支援効果をいかに使いこなすかが、勝敗を大きく左右します。
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▲戦場で隣接した仲間からの支援が受けられる“デュアルシステム”。命中率や回避率に補正がかかったり、追加攻撃を繰り出したりと超強力! |
好きなユニットをクラスチェンジでとことん強化できる育成要素も健在。何より、好きなユニット同士をくっつけられる結婚システムが久々に復活し、『聖戦の系譜』好きな僕としてはもう、『覚醒』にドップリとハマりまくってしまったわけで。
そう、本作ではユニット同士を結婚させることが可能。しかも、愛し合う2人の間には子どもが生まれ、その子どもたちを自軍ユニットに引き入れることもできるんです。当然ながら、子どもは両親によってクラスやスキルなどが変化するので、効率を重視するべきか、はたまた自らの思い描くカップリングを成立させるのか……そこに思い悩むのがまた楽しいんですよね! ぶっちゃけ僕、毎晩ベッドの中で眠くなるまでひたすら子作りに励んじゃいましたもん。
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▲支援会話で絆を深めていくと、最終的には異性キャラ同士で結婚できちゃいます。どのキャラをカップリングさせるかに悩む! |
普段はSRPGを遊ばない恋愛SLGなどが好きな人にも、ぜひオススメしたい作品です。ちなみに、難易度はお手頃というか、上記の“デュアルシステム”を使いこなせば初心者でもクリアは難しくはないと思いますので、参考までに。逆に、一手一手を考え抜いてプレイするような、過去のシリーズ作品の歯ごたえを求める人に向けた高難易度のモードもあるので、幅広い層が自分にあった難易度で遊べるようになっています。
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▲追加コンテンツとして、さまざまな戦況でのマップが配信されているので、本編クリア後も末永く楽しめます。一部のマップでは、クリアしたご褒美としてなつかしの過去作キャラが仲間になるのも、シリーズファンにはうれしい部分かと。遊ばないわけにはいかないですよ、コイツは! |
(C)2012 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS
■ラストバトルで今までの旅を思い出す、それが“名作RPGの証拠”
●ごえモン:『ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル』
●メーカー:スクウェア・エニックス ●発売日:2013年12月5日
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2013年12月5日に発売された『ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル(BDFS)』は間違いなく名作RPGです。自信を持ってNewニンテンドー3DSと同時購入してOKと言えますが、いったい、どの辺りが名作なのでしょうか? そもそも名作RPGとしての条件とは? そこらへんを本作の魅力とあわせて考えてみましょう。
【BDFSの魅力はコレ】
(1)平均点以上のストーリー内容
(2)プレイヤーがシステムを使って物語に介入できるため、没入感が激増
(3)カスタマイズ性に富んだ長時間遊べる戦闘システム(ジョブ&アビリティ)
(4)気付いたら何時間もレベルとジョブレベルを上げている昔ながらの成長の楽しさ
(5)ストレスを感じさせず、ほぼ満点と言える親切なシステム
(6)初心者、上級者に関係なく幅広い層が楽しめる難易度設定
(7)愛すべきキャラクターたち
(8)声優陣の魂がこもった演技
(9)冒険、バトル、日常、人の死、各シーンで心を震わせる珠玉のBGM
(10)インターネット通信やすれちがい通信を使った+αの楽しみ
(11)2周目のプレイに耐えうるゲーム内容
(12)印象に残るラストバトル
ざざっと羅列してみましたが、名作RPGと呼ぶためには“突出した何か”+“さまざまな要素が平均点以上”である必要があるのではないでしょうか? 昔の作品の場合、各プレイヤーの原体験ということで少々評価が甘くなりがちです。これが近年の作品になると、たとえ過去作に劣っていなかったとしても、これらを満たしていなければ「普通だった」という感想になると思われます。
本作に対する僕の印象は、まさに“すべての要素が平均点以上”で“欠点を忘れさせるほど突出した要素が複数ある”でした。好みの要素は人それぞれですが、個人的には“システム”と“音楽”が自分の趣向にピッタリハマっていたように思います。
『BDFS』クリア当時は「1年間、毎日でも記事を書けるぜ!」なんて考えていたほど、戦闘関連のシステムは自由度とカスタマイズ性に富んでいて、その可能性は無限。考えれば考えるほど新しいパーティ構成とコンボを思いつき、使えないと思っていたジョブで高難易度の強敵を打倒できた時の爽快感は、もう最っ高っでした!
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▲お正月に配信された特別な強敵“蛸泉”とのバトルは刺激的でした。継続的かつ定期的に無料の配信ボスと戦えるところも本作の大きな魅力です。バトルジャンキーも満足。 |
また、世の中には“終わりよければすべてよし”という言葉がありまして。このゲーム、ラストバトルが本当に素晴らしいんです。今までの冒険、バトル、イベントなどで使用されたBGMたちがアレンジされ、ひとつなぎになっている『地平を喰らう蛇』を聞きながら(『サガフロ2』の『Misgestalt』を思い出します)、苦労して出会うことになるすべての元凶と戦う……ラストバトルのシチュエーションとして、これ以上のものはないんじゃないでしょうか?
さらに、ここに関係ないと思っていたゲームシステムが絡んでくるのだからたまりません。上記のことから、3DSの中で確実にTOP3には入る名作RPGと言えます。個人的にはNo.1ですが(笑)。
あまりハードルを上げすぎるのもアレなので、まずは『たっぷり無料で遊べる版』で4章までタダでプレイしてみることをオススメします。最後に、“ループ”という言葉を聞いただけで拒絶反応が出てしまう人の場合、本作は避けたほうが無難かもしれません。『BDFS』になってものすごく改善された点ではありますが、ここはしょうがないところなので。
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▲4章まで無料で楽しめる『たっぷり無料で遊べる版』が配信中。今のうちにプレイしておいて、Newニンテンドー3DSへ引っ越した後に購入、なんてこともアリかも。 |
(C)2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
MAIN CHARACTER DESIGN:Akihiko Yoshida.
■3DSならではの“進化”をとげた『ポケットモンスター』
●喜一:『ポケットモンスター X・Y』
●メーカー:ポケモン ●発売日:2013年10月12日
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1996年にゲームボーイで発売された『ポケットモンスター 赤・緑』から18年の歳月が流れました。現在『ポケモン』は世界的に有名なコンテンツとして、その名を轟かせています。そして2013年、私も愛してやまない『ポケットモンスター』シリーズの新作が満を持して3DSで初登場しました。その名も『ポケットモンスター X・Y』です。
本作からはポケモンが3Dで表現されるようになり、“メガシンカ”などの新要素が追加されました。特にメガシンカの登場は衝撃的でした。“進化を超える進化”とされるメガシンカは、通常の進化とは異なり、バトル中にのみ発生します。外見がガラリと変わって能力が上がるだけでなく、タイプや特性まで変わることがあるので、状況を覆す一発逆転性も秘めているところがポイントです。これによってポケモンバトルの幅がどれだけ広がるのか、そもそもどんなポケモンがメガシンカするのかと心躍りました。
あとはなんといってもポケモンの世界が3Dで描かれている点ですね。飛び出す絵本のような街並みに、目の前にいるかのようなポケモンたちが、より本作への没入感を高めてくれます。
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▲グラフィックが3Dに進化! 臨場感があるポケモンバトルで熱くなれます! |
他にも、通信を用いた遊びが詰まったプレイヤーサーチシステムなどが導入されました。個人的に夢中になったのはミラクル交換というシステムです。これはインターネットを介して全世界のトーレナーとポケモン交換ができるというもの。どんなポケモンが送られてくるのかわからないドキドキ感が味わえます。まだ見ぬポケモン、『ポケットモンスター X』と『ポケットモンスター Y』それぞれにしか出現しないポケモンが交換で送られてきた時は、とてもうれしい気持ちになります。
また、主人公の名前や性別に加えて、見た目を変えることも可能になりました。ゲーム内の街にあるブティックやサロンで髪型、服装を自分好みに変更できます。靴や帽子、小物など、細かいところまで手が届くので、自分だけのキャラクターを作るのも楽しいです。
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▲ゲーム内で写真を撮って、自分の冒険を記録できます。あとで見直して、冒険の思い出にもひたれますよ。 |
そして『ポケモン』最大の魅力として、子どもから大人までどんな年代でも楽しめるという点をあげておきます。モンスターボールを投げてからポケモンを捕まえられるかどうかがわかるまでのドキドキ感などは、世代の壁を超えるものだと思います。
ポケモンの基礎であるバトルや育成、ポケモンを捕まえるということを大事にしつつ、それを彩る要素が進化した『ポケットモンスター X・Y』。11月21日に発売されるシリーズ最新作『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』まで、まだちょっとだけ時間があります。『ポケットモンスター X・Y』を未プレイの方は、この機会にNew3DSで『ポケモン』の世界を冒険してみてはいかがでしょうか。
(C)2014 Pokémon.
(C)1995-2014 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
■“Cスティック”で快適さを増した新たな狩りを堪能すべし!
●オヌゥ:『モンスターハンター4G』
●メーカー:カプコン ●発売日:2014年10月11日
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どうも。攻略本のお仕事で『モンスターハンター』シリーズと出会い、かれこれ7年近く遊んできたライターのオヌゥです。New3DSで遊びたいゲームを聞かれた時、真っ先に『MH4G』が頭に浮かびました。いろいろ理由はありますが、New3DSで新登場するCスティックとの相性がとにかくいいゲームだからです。東京ゲームショウ2014の会場で試遊して、その考えは確信に変わりました。
そもそもCスティックとは何か、簡単に説明しましょう。これはNew3DS本体の右側、ABXYボタンの少し上に搭載されたスティックです(厳密には、普通のパッドやスティックというより、ノートPCのポインティング・スティックに近い感じですが)。従来は別売だった拡張スライドパッドを本体に内蔵したようなものとなり、『MH4G』ではカメラ操作を行えます。
3DS版の『モンスターハンター』は下画面でのタッチ操作が便利なので、拡張スライドパッドやCスティックがなくてもカメラ操作で戸惑うことはありませんが、自分は昔からシリーズを遊んできたこともあり、手動で細かくカメラを操作したいという気持ちが強いんです。そんな自分にとって、前作の拡張スライドパッドはかゆいところに手が届くうれしい対応でしたが、今回のNew3DSのCスティックはさらに快適で、ストレスなしで遊べます!
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▲千刃竜の異名を持つセルレギオスなど、新モンスターも多数登場。ダイミョウザザミなど、シリーズファンにはおなじみのモンスターの再登場が多いところもうれしいです! |
もちろんゲーム内容的にも“G”と冠されているだけあって、G級クエストを筆頭に前作『MH4』にはなかったさまざまな要素が追加されています。新モンスターや復活モンスターの登場に加えて、オトモアイルーもパワーアップ。さらに武器種のアクションにも調整が行われ、前作を数百時間以上遊び込んだ自分のようなゲーマーにとっても、遊びがいがあるものになっています。
たくさんの見どころの中でも、個人的に気になっているのがストーリー展開。前作で熱い展開を見せてくれた筆頭ハンターたちと一緒にドンドルマの復興を請け負うとのことで、周囲のハンターたちとどんな冒険や物語が展開していくのか楽しみでなりません。
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▲G級解禁ということで、あらゆる面でボリュームアップ! 前作『MH4』のセーブデータをほぼ引き継げるので、これまでのやり込みが無駄にならないところも素敵ですね。 |
New3DSと同じ日の発売ということで、まだ本作を名作認定するのは気が早すぎるかもしれませんが、その完成度の高さはシリーズ作品で折り紙付き。絶対に名作に仕上がっているので、New3DSと一緒に買って損はないはず。
これまで『モンハン』を遊んだことがない方も、この機会にぜひハンターデビューをしちゃいましょう。ちょっと歯ごたえがあるゲームですが、まず間違いなく周りの友人や同僚も遊んでいるはずなので、その人たちにアドバイスを受けながら遊ぶのもオススメですよ!
→『MH4G』セーブデータの引き継ぎ要素について
→『MH4G』レビュー&変更点まとめ
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■大人にこそ遊んでほしい遊び心満載のRPG
●Mac佐藤:『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』
●メーカー:レベルファイブ ●発売日:2014年7月10日
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子どもたちの間で大ブレイクしている『妖怪ウォッチ』。昨年7月にニンテンドー3DSでゲーム第1弾が発売後、マンガやアニメ、グッズなどのクロスメディア展開で社会現象になるほどの盛り上がりを見せる中、今年7月に最新作である『妖怪ウォッチ2』が発売されました。
正直に言うと、自分も最初はお子様向けのゲームだろうとタカをくくっていました。でも実際にプレイしてみると、ストーリー展開やキャラクターこそ低年齢層を意識しているものの、ゲームとしての奥の深さに驚かされます。妖怪集めや育成といった基本的な部分はもちろん、虫とりや魚釣り、隠された扉を見つけてゲートボールを集める“きまぐれゲート”、町を歩いているとランダムで発生するさまざまなイベントなど、お楽しみ要素がいたるところに散りばめられています。
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▲妖怪たちが存在するちょっと不思議な日常を舞台に、妖怪が見えるようになる時計“妖怪ウォッチ”を持つ主人公が冒険するRPG。さまざまな妖怪たちをともだちにして、バトルや町の探索を進めながら、事件を解決していくことに。 |
個人的に惹かれたのは、ゲームの舞台となる“さくらニュータウン”のフィールドマップの細かい作り込み。まるで現実の町を再現したようなリアリティで、ゲームの中の世界とは思えないほどです。プレイヤーが進むことができる場所も多くて、細い脇道に入ったり、金網のスキ間を通り抜けたり、塀の上を歩けたりと、意外なルートを見つけて探索するのが楽しいです。
また、山に囲まれた“ケマモト村”や港町の“ナギサキ”といった新たなマップも追加され、探索範囲がさらに広がりました。この他、ストーリーが進むと過去にタイムスリップできるようになり、60年前の“ケマモト村”や“桜町(さくらニュータウンの前身)”にも行けるようになります。現代と比べながら歩き回ると、いろいろな発見があっておもしろいですよ。
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▲桜町にはまだ自然が多く残っており、昭和の懐かしい雰囲気が漂います。町並みは現代とは異なりますが、お寺や学校、商店街など一部の施設は現代にも残っています。自転車に乗って走り回るだけでも楽しいです。 |
個性豊かな妖怪たちも大きな魅力です。妖怪といえば怖いというイメージがありますが、本作に登場する妖怪はどこか抜けているようなヤツらばかり。なんでもすぐに飽きる和尚“やめたい師”、その場しのぎの謝罪で反省はしない“一旦ゴメン”、借りたものを飲み込んで自分のものにする“かりパックン”など、ダジャレのような名前の脱力系の妖怪が多く、恐ろしさのかけらもありません(笑)。ちなみに、登場する妖怪は数百種類。お気に入りの妖怪を見つけて育てていくのも、楽しさの1つです。
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▲ウィスパーやジバニャンとの掛け合いも見どころ。いたるところにユーモアやパロディネタが散りばめられ、思わずニヤリとさせられます! |
一見すると子ども向けのゲームと思いきや、実はディープなゲーマーも楽しめる仕掛けが盛りだくさんで、すべて遊び尽くせないほどのボリュームです。そして大人のプレイヤーなら、町の探検や生き物探しなど、子どものころはこんなことをして遊んだなぁ……と、ノスタルジックな気分にひたれることうけあい。未プレイの方は、妖怪にだまされたと思って遊んでみてください(笑)。
→原作知識ゼロでも使える、子どもが喜ぶ『妖怪ウォッチ』名言&用語集
→2分でわかる『妖怪ウォッチ2』! 『元祖』と『本家』の違いや新要素を総まとめ
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【名作選その1 紹介タイトル一覧】
スタッフ |
タイトル |
麻宮ジュンイチ |
『カルドセプト』 |
そみん |
『シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール』 |
デルチ |
『スーパーロボット大戦UX』 |
りえぽん |
『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』 |
長雨 |
『とびだせ どうぶつの森』 |
TDB |
『ファイアーエムブレム 覚醒』 |
ごえモン |
『ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル』 |
喜一 |
『ポケットモンスター X・Y』 |
オヌゥ |
『モンスターハンター4G』 |
Mac佐藤 |
『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』 |
【New3DS関連の注目記事】
→New3DSへの本体データ移行・引っ越しや、SDカードへのコピー方法まとめ
→続・編集部が選ぶ3DS名作選。新型本体を買ったら遊びたいおすすめゲームまとめ
→新型3DS用『きせかえプレート』のおすすめは? 人気の組み合わせや選び方など、コーディネートのコツを総まとめ
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