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2014年10月12日(日)

“マチ★アソビ vol.13”でエープラスの最新作3タイトルが試遊可能! ステージイベントとあわせて紹介

文:イトヤン

 徳島県・徳島市にて開催中のイベント“マチ★アソビ Vol.13”。ここでは、東新町商店街に出展しているゲームメーカー“エープラス”の試遊ブースと、10月11日に新町橋東公園ステージで行われた同社のステージイベント“20代30代40代のゲームプランナーを比べてみました”の模様をお届けする。

“エープラス”

■エープラス試遊ブースでは全4タイトルの試遊が可能!

 東新町商店街・コルネの泉付近に出展しているエープラスの試遊ブースでは、全部で4タイトルのゲームを試遊可能だ。そのうち3タイトルは、自社でダウンロード販売を行う完全新作となる。完全新作の3タイトルに関しては、こちらの記事で詳しく紹介されているので、ぜひチェックしてほしい。

“エープラス”
▲商店街の中央に用意された、エープラス試遊ブースの様子。ちなみに10月12日は、台風の関係でこの場所にステージが設置されるため、ブースの位置がやや移動するとのことだ。

●3DS用ノンストップカードバトル『キルカ・ドライブ』

“エープラス”
▲近未来の日本を舞台に、リアルタイムで戦況が変化していく“ノンストップ・カードバトル”が繰り広げられる。今冬配信予定。

●3DS用文芸シューティング『6×1≠UNLIMITED?(ロクイチアンリミテッド)』

“エープラス”
▲若い兵士と人工知能の娘たちの掛け合いによって展開される読み物と、多方向スクロールシューティングゲームが融合した“文芸シューティング”。12月配信予定。

●PS Vita用ファンタジーRPG『ロボドラ』

“エープラス”
▲機械文明が存在しないファンタジー世界で、精霊を具現化した巨大な兵器“ロボ”に乗り込み、魔物と戦うことになる。基本プレイ無料(アイテム課金制)で、今冬配信予定。
“エープラス”
▲ブースには、『ロボドラ』の世界観をモチーフにしたデコレーションが用意されていた。

●PS3用ACT『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会~オールスタースペシャル~』

 『くにおくん』シリーズの対戦アクションゲームがリメイクされて、PS3で復活。本作の詳細は、こちらの記事でチェックしてほしい。本作はパッケージソフトとして、アークシステムワークスから今冬に発売される予定だ。

“エープラス”
▲多人数で盛り上がる対戦アクションということで、試遊台は大勢のプレイヤーでにぎわっていた。

 エープラスは大阪を拠点として活躍するゲームメーカーで、PS Vita『ダマスカスギヤ -東京始戦-』、3DS『SWORDS & DARKNESS』といった、アークシステムワークスからダウンロード配信されているタイトルの開発を手がけている。

 そういった関係もあり、これまでアークシステムワークスがマチ★アソビに出展する際には、現地での準備や運営を手伝ってきたそうだ。今回の“マチ★アソビ Vol.13”では、ちょうど自社によるダウンロード販売を開始することもあり、エープラスとして初めて参加することにしたのだという。

 話題の新作アニメや、大手ゲームメーカーの大作ソフトと肩を並べる形で、ダウンロード販売を中心に手がけるゲームメーカーの新作をいち早く試遊できるというのも、“マチ★アソビ”ならではのユニークな点だと言えるだろう。

■ステージイベント“20代30代40代のゲームプランナーを比べてみました”

 さらに新町橋東公園ステージでは、エープラスによるステージイベントも行われた。同社の山本さんによる司会で、エープラスに在籍する3人のゲームプランナーが、ゲーム業界の実情を語り合うというものだ。

“エープラス”
▲左よりエープラスの山本さん、藤原さん、小林さん、溝田さん。

 「ゲーム制作で楽しいと感じるところは?」という質問に、20代の藤原さんが「理想の仕様」と答えたのに対して、40代の溝田さんは「仕様以上の仕上がり」と回答するなど、ゲーム開発現場の生の声がよく伝わってくるイベントとなっていた。前後のイベントのスケジュールが押していたため、やや駆け足の内容だったが、観客もマチ★アソビらしいアットホームなリアクションで、ステージを盛り上げていた。

“エープラス”
▲司会の山本さんはふだん、デザイナーとしてイラストなどを担当しているという。
“エープラス”
▲40代の溝田さん、30代の小林さんは他社での開発経験も豊富なのに対して、20代の藤原さんはエープラスの設立とゲーム業界入りがほぼ同じという若手社員だ。

 エープラスでは今後も、マチ★アソビに出展していきたいとのこと。少し気が早いが、次回以降の展開も楽しみだ。

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