2015年11月13日(金)
【電撃の旅団冒険録】『FF14』3.1アップデートレポート! 『FF11』とのコラボ“星唄異聞”も開始
11月10日にパッチ3.1“光と闇の境界”がリリースされ、エオルゼアの冒険者は地上へ空へ遊技場へ脚色された追憶の中へ……と大忙し。今回はそんなパッチ3.1アップデート直後の盛り上がりをお伝えするとともに、11月11日~12月31日まで開催となる『FINAL FANTASY XI』(以下『FF11』)とのコラボイベント“星唄異聞”の様子もレポートしていきます。
アップデート初日。まず何をするか、それが問題だ
雲海探索、ヴォイドアーク、蒼天幻想ナイツ・オブ・ラウンド……などなど3.1アップデートで多数の要素が追加された『FINAL FANTASY XIV』(以下『FF14』)。複数人で挑みたいコンテンツも多いなか、最初の夜にどのコンテンツを選択してプレイするか……というのは、アップデート直後の冒険者たちにとって永遠の悩みといえるでしょう。
パーティ募集機能では雲海探索の募集と“蒼天幻想 ナイツ・オブ・ラウンド討滅戦”の募集が多めでした。電撃の旅団はまず魔航船ヴォイドアークへ挑んだのちに、雲海探索をはじめ思い思いのコンテンツへ赴くメンバーが多かったようです。
今回追加されたコンテンツは、いずれもオープンさせるためのクエストがメインストーリークエストと切り離されているのが特徴。“すぐ挑みたい……けど新しいストーリーも楽しみたい……というジレンマから解放されてイイ”、という声を多く耳にしました。
ゴールドソーサーにあらたな遊びが追加!
新たな髪型やエモーションがゴールドソーサーのMGPで交換できるとあって、エントランススクエアの交換NPC前に人だかりができていました。ちなみに新髪型のアフロが9600ポイント、ダンス(サベネアンダンス&ゴールデンダンス)は80000ポイントとの交換。ダンス入手にはそれなりのポイントが必要ではありますが、●●を△回プレイするとMGPを××もらえる、といった攻略手帳が追加されていますので、プレイしていれば意外と早くたまるかも?
新たなミニゲーム、LoVMのプレイ感は……
ゴールドソーサーの新コンテンツ、ロード・オブ・ヴァーミニオン(以下LoVM)。実装から数日、時間が空いたときはよくゴールドソーサーでコレをやっています。最初は正直“まぁミニゲームだし”といった期待半分の感覚だったのですが、プレイしてみた感想は……対人戦がアツい!
最初はどう動くべきかよくわからなかったけど、理解してくるとアツい。対策に対する対策をくり返しつつ戦局を進めていくさまは将棋やチェスを思わせる奥深さです。戦略的要素のあるゲームが好きな人は大いにハマるのではないでしょうか。ゲーム内大会もあるようですし、“なんか難しそう”などと言わずぜひハマってみてほしいです。
そんなわけで今回は、LoVMをまだプレイしていない方々に向けてその魅力を少しでもお伝えすべく、操作方法以外の“基本”を含めてアレコレ解説していきます。
1.どんなゲーム?
フィールドにある相手のアルカナストーンをすべて壊すことが目的のゲームです。
2.まず何をすればいいの?
ミニオンを呼び出しましょう。呼び出したミニオンを操作して、敵ミニオンやアルカナストーンを攻撃します。
3.どんなミニオンを呼べばいいの?
ミニオンを呼ぶ目的は2つです。1つは“敵ミニオンを倒すため”もう1つは“アルカナストーンなどの敵施設を壊すため”。状況ごとに、それぞれに向いたミニオンを呼びましょう。
向き不向きは、基本情報を見ればだいたいわかります。以下、簡単な解説です。
・基本能力(HP、ATK、DEF、SPD、オートアタック)
ミニオンの基本能力。攻撃力(ATK)&防御力(DEF)が高いものがいわゆる“敵ミニオンと戦う際に強い”ミニオンですね。SPDが高いミニオンは移動速度が速いです。オートアタックの項目は、攻撃が単体か範囲かを示しています。
・タイプ
ミニオンのタイプ。“ドール”、“アニマル”、“モンスター”、“ガジェット”の4種類があり、敵ミニオンと戦うときの相性に関係してきます。相性は3すくみになっていて、有利な相手に攻撃した場合は大きなダメージを与えられます。ガジェットタイプのミニオンはどのミニオンに対しても有利不利がありません。
・コスト
各ミニオンにはコストが設定されています。コストは10、15、20、25、30の5種類。コストが高いミニオンほど基本能力が高い傾向にありますが、バトルフィールドにいるミニオンのコストの合計はMAX240と決められています。つまり10コストのミニオンなら24体までフィールド上に呼び出せる一方、30コストは8体までしか呼べないわけです。数で攻めるか質で攻めるか、悩みどころですね。
ちなみに、ミニオンが倒されるとそのぶんのコストが浮き、新しいミニオンを呼び出せるようになります。
・施設特効
施設を攻撃する際の、ミニオンの向き不向きです。施設のマークは左から、ゲート(ミニオンが呼び出される場所。破壊されると、そのゲートからミニオンが出せなくなります)、サーチ・アイ(壊れると相手のミニオンが見えなくなります)、シールド(壊れるとアルカナストーンが壊れやすくなります)、アルカナストーン(全部壊れると負けです)を意味しています。
明るく表示されているマークがあるなら、そのミニオンはそのマークの施設を攻撃するのに向いているってことですね。ちなみに、何も明るく表示されていないミニオンは攻撃力や防御力が高めな傾向にあるようです。
・特殊技
さまざまな効果を持つ技です。各ミニオンは1つずつ技を持っていますが、同じミニオンが4体以上近くにいて、なおかつ特殊技ポイントが規定値たまってないと使えません。特殊技ポイントは時間経過で自然にたまっていきます。
4.呼び出したミニオンをどう動かせばいいの?
アルカナストーンを壊せば勝ちですので、アルカナストーン付近へ向かわせましょう。ただし、アルカナストーン破壊に向くミニオンは、敵ミニオンとの戦いがちょっと苦手気味。ですので、基本能力が高いミニオンと戦うとアルカナストーンを壊す前に倒されてしまいます。
それを防ぐには? 簡単です。相性や能力を鑑みて、相手のミニオンに勝てるミニオンを呼び出して敵ミニオンを掃討し、敵がいなくなってからアルカナストーンを壊せばいいのです。とはいえ相手も同様の考えでミニオンを呼び出しますので、こちらも“その次の一手”を考えつつ動いていきましょう。
5.おもしろさのポイントは?
対戦相手との駆け引きです。相手の思惑を阻止するには……と考えながら操作していくのがLoVMというゲームであり、うまく作戦がハマったときの“してやったり感”が醍醐味なのだと思います。
ちなみに、ミニオンどうしのぶつかり合いはバトルフィールドの各所で同時に起こりますので、1カ所でうまくいったからといって油断は禁物。敵は次にこちらの現存戦力に勝てるようなミニオンを呼び出してくるわけですから、さてその次はどうしよう……と次々と状況を考えつつ戦う必要があるわけです。
そんなスリリングな戦いが最後まで続く。アツい。ルールをわかっている人同士で戦うと接戦が多くなりがちで、非常にエキサイティングなバトルを楽しめます。
惜しむらくは、同じサーバーの人……つまりは自分が今いるチョコボスクエア内にいる相手としかマッチングされない点。もっと多くのプレイヤー間で熱いバトルができるよう、今後、サーバーを超えてのマッチングが可能になってくれるように期待したいですね。
とはいえ、11月15日にはLoVM最初のゲーム内大会も開催される様子。もしかしたら新ミニオンがもらえるかもしれませんので、今のうちにルールを覚えてぜひ参加してみてください!
『FF11』プレイヤーの心に響く! “星唄異聞”
12月31日までの期間中、『FF11』とのコラボイベント“星唄異聞”が開催中です。『FF11』の重要キャラ・イロハが着用する和装装備が手に入るとあって、イベント初日から多くの人が参加していたようです。ちなみに、イベントでのセリフなどには“わかる人にはわかる”数々のネタが仕込まれていました。『FF11』プレイヤーならニヤリとできること間違いなし!?
さて、アップデートレポートと言いつつ今回はゴールドソーサーの話題をメインに扱ってきましたが、今後、新ダンジョン2種の世界観的な掘り下げ企画も含めてもろもろと紹介していく予定ですので、どうぞお楽しみに!
次回は11月20日に更新予定です(更新日は都合により前後する場合があります)。
【『ファイナルファンタジーXIV』電撃の旅団冒険録 連載 】
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